前期期末テストの結果

 

今回のテストは、あまりよい結果になりませんでした。

どの学年のテストも、中間テストの業者テストから、学校の先生が作るテストになりました。

 

学校の先生の作るテストは、少しクセがあり、少しひねったテストになります。

 

今回は、問題の内容でひねるのではなく、問題の量でひねってきました。

 

数学・理科では、通常の問題量より約3割ほど多めの量になりました。

内容は、学校のワークや教科書からの問題で特別変わったものや、難解な問題はありませんでした。

しかし、時間がかかる数学は、最後の問題まで行きつかなかった子が多くいました。

中2の数学の最後の問題は、今年の公立校入試に出題された問題の類題で、定期テストでも出題が予想されたので、準備をしましたが、時間がなくそこまでたどり着けなかった子が多くいました。

 

残念です。

 

学校の先生は、やったことのある問題なので、出来るのは当たり前!

だったら、どれだけ速く正確に出るかを試そうと考えたのでしょうか?

生徒は振り回されて、かわいそうです。

 

入試問題の形式に即した問題を出してほしいと願います。

9月から、中学3年生は、毎週土曜日、入試対策講座を行っています。

この中で、毎回校外模試や入試の過去問題に取り組みますが、そのような問題に慣れていない生徒たちは戸惑い、なかなか正解にたどり着かない子がいます。

 

よく言われる「定期テストは点数が取れても、実力テストはそれほど・・・」という傾向です。

実力テストは範囲が広いから点数が取れないのが原因の一つですが、問題の出題形式の違いも、その原因の一つではないでしょうか!

 

入試問題は難易度の高い問題ばかりではありません。学力の低い子も高い子もそれなりに、点数が取れるような問題になっています。

また、登校ができない子が増えているので、学校の授業で先生が言ったこと(教科書内容にはないこと)を出題しないで欲しいです。

 

教科書内容で、点数の取れる問題、しかも入試問題に即した問題を出題してほしいと思います。

 

教師ありきの問題でなく、もっと生徒に寄り添った問題を出してほしいと思います。

 

しかし、コツコツと自分なりに考え、自宅学習の時間もしっかりと確保し、着実に点数を取っている子もいます。

 

じっくりと自分なりに考え、自宅でもしっかり学習している子は、どのような問題が出されても着実に点数を取っています。

 

わからないをそのままにするのでは、点数は伸びません。

 

 

 

わからない、即、人に聞くではなく、自分なりに考える習慣をつけて欲しいです。

 

点数の取れない子は、勉強に対して、人まかせで、勉強時間が少なく、うまくいかなかったら、人のせいにし、我慢強くありません。

 

これらの傾向を少しずつ弱めていかなければ、これからもテストで点数を取れるよにならないでしょう。

 

自宅学習の量を増やしていくのが、今度の課題です。