高大接続改革、大学入試改革という大きな流れの中で大学入試共通テストが始まりました。

今年の高校3年生が新課程入試となり、改革が完成する学年となります。

[詳しい経緯・内容については『高大接続改革』、『大学入試改革』、『新課程入試』などで検索できますので、ぜひご覧になってください。]


こちらのブログでは当塾の高校3年生の方が大学入試に向けて準備がどのように変わってきたのか、何が大変なのかを書いていきます。


【センター試験との比較】

センター試験の頃は過去問をとにかくやるのがいいと言われ、個人差はありますが、当塾の高3生の方もたくさんやった方は12〜13年分ぐらいやったと思います。

過去問というと同じ問題が出るわけではないのにやる意味があるのと言う方がいましたが、実際にやってみると回を重ねる毎に点数が上がっていきました。

センター試験の独特の雰囲気・形式は実際に出題された問題、過去問に勝るものはありませんでした。そして、慣れの部分が大きいテストでした。


共通テストに変わってからまだ5年目ですので、過去問はまだ4年分しかありませんし、問題の難易度が途中で変わったり、そもそも新しい科目には過去問がありません。それで、今は大手の予備校などから出版されている実戦的な問題集をおこなうのがいいと言われています。

当塾では内容、改訂の状況を見て、1・2年目にはZ会、3・4年目には駿台文庫から出版されている実戦問題集をおこないました。他には共通テストになってからの過去問、共通テストパックと言われる直前用の教材をやっていくことになります。


やるべきことが明確になっているのであれば、その通りにやっていけばいいのではと思われるかもしれませんが、中々それが大変なのです。