3月も残すところあとわずかになりましたね。

 

この1年,コロナに負けず大学を目指した受験生のみんなも

 

大学に進む人,

 

もう一度チャレンジを決めた人,

 

いろいろだと思いますが,

 

再チャレンジを決めた人,

 

またはこれから新たにチャレンジを始める人も,

 

せっかく一年間,受験のために勉強するのなら

 

イヤイヤやるのではなく,

 

それを自分にとって

 

楽しく,

 

役に立つ経験の場に変えましょう!

 

受験は自分を試すとてもすてきなチャンスです。

 

自分の将来の夢を考え

 

進路を決め

 

志望校を決め

 

その志望校に合格するための計画を立て

 

その計画を実行していくことで得られる経験

 

これからの人生にとってとても大きな財産になるはずです。

 

でも,ただ漫然とやっているのでは大した経験でもありませんし,

 

まして財産になどなるわけもありません。

 

あくまで自分が主体的に考え行動するから意味があるのです

 

ですが

現在の日本の学校では

そのためのやり方をまったく教えていないのが実情です。

 

ですから,

 

適切な時期に適切なアドバイスを与えてくれる人間が

 

必要となるのです。

 

道具としての手帳と良き助言者。

 

僕はその意味ではかなり役に立てる人間だと思います。

 

英語の学習と手帳を利用した勉強で

 

貴重な経験を積んでみませんか?

 

以上,東大螢雪会の英語講師ワカヤマでした(^^♪

Chapter I

 

A Fable for Tomorrow

 

  There was once a town in the heart of America where all life seemed to live in harmony with its surroundings. The town lay in the midst of a checkerboard of prosperous farms, with fields of grain and hillsides of orchards where, in spring, white clouds of bloom drifted above the green fields. In autumn, oak and maple and birch set up a blaze of colour that flamed and flickered across a backdrop of pines. Then foxes barked in the hills and deer silently crossed the fields, half hidden in the mists of the autumn mornings.

 

【解説】

直読直解の感じで意味の固まりごとに訳をつけていきます。

 

[1] There was once a town /

  かつて街があった

in the heart of America

アメリカの中心部に

    [where / all life seemed to live /

  (どんな街かというと)

あらゆる生命が生きているように思えた

     in harmony with its surroundings].

   環境と調和して

seem to do  ~するように思える

in harmony with ~ ~と調和して

surroundings 環境

 

[2] The town lay /

その街はあった 

in the midst of a checkerboard of prosperous farms,/

碁盤の目のような豊かな農園の中に

with fields of grain and hillsides of orchards

穀物畑と丘の斜面には果樹園が広がっていた

    [where,/ in spring,/

   (そこはどんなところかというと)春には

    white clouds of bloom drifted /

たくさんの白い花々が風に漂っていた  

above the green fields].

緑の野原を越えて

lay < lie

in the midst of ~ ~の真ん中に

prosperous 繁栄した,裕福な

grain 穀物

hillside 丘の斜面

 

[3] In autumn,/

  秋になると

    oak and maple and birch set up a blaze of colour

  カシやカエデやカバの木が炎のような色を創り出していた

     [that flamed and flickered /

  (その色が)燃えるようだった

    across a backdrop of pines].

   松(の緑)を背景として

oak カシ

maple カエデ

blaze 炎

flame 燃える,燃え上がる

flicker 明滅する;揺らめく

pine マツ

 

 

[4] Then /

  そんな時 

foxes barked in the hills /

キツネが吠えた 丘の森の中で

   and

 そして

  deer silently crossed the fields,/

 シカが静かに野原を渡った

  half hidden in the mists of the autumn mornings.

 半分は秋の朝の霧の中に隠されて

fox キツネ

bark 吠える

cross ~を渡る

 

deer シカ(単複同形)

mist

これから書くのは

当たり前すぎることなのですが,

最近の生徒を見ると

意外にやっている人が少ない勉強方法です。

 

特に

文系科目の勉強は

「読めば大丈夫!」という感覚が強いのか,

これをやっている人は少ない気がします。

 

医学部受験の多浪生や

大卒での再受験生など

ある意味,勉強に慣れてしまっている人にも

これをする人が少なくなる傾向があります。

 

どんなことだと思いますか?

 

本当に当然すぎて

 

えっ?と思われるかもしれませんが,

 

簡単に言ってしまえば

 

「書く」ということです。

 

え?それだけ???と思う人

多いかもしれませんね。

 

でもここで言う「書く」は

単語を覚えるのに100回書くというような「書く」ではありません。

 

出来るだけ

自分がその日に,あるいはその時間にやったことを

夜には

その日やったことを

確認しながら書いてみてください。

 

言ってみれば

 

記憶の確認作業としての「書く」です。

 

これって意外に大変です。

 

この意味では

受験生と

LINEやブログ,それにインスタグラムなどは

勉強のための道具として
相性がよいかもしれません。

 

スマホからブログなどに書き込んでおけば,

自分だけの学習日記ができちゃいます!

 

 

通学の途中,

電車の中で

昨日学習したことを

サラサラッと書けるかどうか,

トライしてみるのは悪いことではない,きっと!(^^♪