こんにちは
お久しぶりでございます。
恵清学院講師の石黒です。

久しぶりの投稿です。

4月末に開校したのですが、その準備や
実際に生徒さんも来始めてくれていて、おかげさまでそれなりに忙しいというのもあり、
投稿はなおざりになっておりました💦
(↑言い訳💦💦)

さて

恵清学院では、
将来なりたいものになれる
夢を実現するために必要な力をつけて欲しい
という目標を掲げております。

目先のテストで満点をとることも大事かもしれません。
が、特に小学生のうちはもっと先を見据えた
大事な力をつけるべき時と考えております。


ということで、特に重視しているのが
国語力
です。

語彙力
表現力
読解力

これは全ての教科、否全ての職業に就くために必要となってくる根本的な力だと考えるからです。


以前も当ブログで書いたかと思うのですが、現在の学校教育では、教員が多数の生徒に向かって授業をする、講義型です。

「先生がなにを言ってるのかよくわからない」

これではどんな教科であっても、理解できないし、つまらないでしょう。

国語力はまずつけたい力の第一です。


国語力をつけるためにしていることのひとつが、漢字学習です。

とにかくまず沢山の漢字を知ること、読めること、意味が大体捉えられていること。
単純に
「この漢字を○○回書きなさい」
という指導はせず、ひとつひとつの漢字の意味を知っていくこと、いろいろな熟語も覚えていくことなどの点を大事に指導させていただいております。

さて、その中で私達もたまに
なんでこの漢字が使われているのか、と知らない時があります。

つい先日ですが、
という漢字の熟語をいくつも読んでもらっている時に
痛快
という熟語が出てきて、その時に
「なんで痛い、って漢字が使われているのかな?」という疑問が出てきました。

痛い、んだから、快いのとは無縁では?と。




この痛い、はここでは
痛く感じる、などという場合に使われる意味で
たいそう、はなはだしく、
という意味の痛、ということのようです。



ひとつの漢字でもこのように2つの意味がある場合もあるんですよね。


また別の時ですが、
笑う、という漢字に何故竹冠が付いているか?という疑問が出てきたこともありました。

こちらははっきりと理由がわからず、諸説あるようでした。

昔の中国の女性の頭飾りを表している、
または女性が踊っている手を表している等。
頭飾りが竹でできていたから、という説もありました。
この時に調べてわかったことなのですが、
もともと笑、には口偏がついていたようです。
それが省略されて今の笑になったとか。
咲く、という漢字と同じ由来を持つらしく、花が咲く、人が笑む、これを同じようなものと捉えていた昔の人の感性に感心してしまいました。



あらためて漢字って奥が深いなぁ、日本語って難しいなぁ、と感じた次第。


大学受験生を指導させていただいていた時に、しみじみと
国語力は小さい時からつけていかないと💦
と、痛感(こちらの痛、もはなはだしくの意味の方ですね😁)しましたが、
この奥が深い日本語、使いこなせる力がついたら、百人力です‼️


漢字辞典、国語辞典を傍に常に置き、
沢山の漢字の意味を修得していけるといいですね😊