こんにちは。
松戸個別指導塾・恵清学院講師の石黒です😊


久しぶりの投稿です💦



このところ、休校の影響で、お子さん連れの方が巷で見られます。


本屋などでは、ドリルとか、親子さんで探している方も頻繁に見られますね。

1ヶ月分の授業がなくなったわけで、何かしないと不安であったり、時間を潰すアイテムが必要だったりということなのでしょう。


せっかくのたっぷりある時間。


いつもは本を読まないお子さんも、時間を持て余しているなら、ぜひ、読書、お勧めしたいです😊

なんと言っても読書に夢中になっていたら、時間が経つのなど、あっという間です‼️

普段はなかなか読むのに躊躇するような、長編ものにチャレンジもできます。


そこで、私が今まで読んできた中で、小学生の時にぜひ読んで頂きたい本を紹介させて頂きます😊
特に、長編でも、シリーズ化していて何巻も続けてその世界観に浸れるものを今回取り上げてみました❣️




📕「こそあどの森」シリーズ 岡田淳著
児童文学者としてたくさんの名作を世に表している岡田淳氏の割と最近の作品。
こそあどの森に住んでいる個性豊かな人々が繰り広げるちょっと不思議で、心がほっこりする物語です。もともと図工の教師をしていた作者によるイラストもあったかな気持ちにさせてくれる私の大好きな児童文学のひとつです。
小学校中学年くらいから、読めると思います。
「びりっかすの神様」など岡田氏の他の作品もぜひ❣️

📗「白狐魔記」(しらこまき)シリーズ 斉藤洋著
「ルドルフとイッパイアッテナ」や、「なんじゃひなた丸」などで有名な斉藤洋氏による日本の中世を舞台にした作品。不思議な力を持つ狐、白狐魔丸は不老不死。人間の姿に変化し、人間界で様々な事件に巻き込まれていく。
最新刊は昨年の11月に出ているようです。タイムスリップして、武士のいた時代を白狐魔丸と一緒に体験していく感覚で読め、歴史に興味が湧く事も期待できる作品だと思います😊
少し高学年向きかもしれないですね。


📘「空色勾玉」(そらいろまがたま)荻原規子著
これも、「薄紅天女」「白鳥異伝」と、3部作になります。こちらも、日本の昔、といっても時代はさらにさかのぼり、古代神話の世界。
なんだか難しそうな高尚そうな雰囲気の題名ですが、少女漫画を読んでいるような感覚で読めました。荻原氏の作品は、他のものも、少女漫画チックな、ロマンティックなトキメキ感を感じさせられ、楽しく読めますよー💕
「これは王国のカギ」なども、おすすめです😊

📙「赤毛のアン」シリーズ モンゴメリ著
不朽の名作ですね、今更ですね。女子は読んでおかなきゃですね。いや、男子もぜひ読んで欲しいですな。
第一次大戦の頃に書かれているのですが、私はこの作品は何と言っても「反戦」意識、つまり戦争は絶対やってはいけない、と強く強く思わせられて読み終わるところが、1番印象的であると思います。
シリーズ、と書きましたが、最後の「アンの娘リラ」まで読むと、私の言っている事を理解して頂けると思います。本当に素晴らしい作品で、今でも時々読み返して感動を新たにしております🌟



しかし、なんといってもこれだけは日本人として読んでおかなくては、人生損するよ‼️とワタシが真剣に思っているのが………


📘「精霊の守り人」シリーズ 上橋菜穂子著
いやもう、これですよね。
NHKでもドラマ化されたし、常識かもしれません。もし、まだ読んでいない方がいたら、いくつであってもお子さんと一緒に読んで頂きたいです❣️
なんといっても日本語が、文章が美しい✨
読後感が素晴らしい✨
世界観が素晴らしい✨
上橋氏の作品は、守り人シリーズ以外も全て読ませて頂きましたが、どれも素晴らしく、今生きている作家さんの中で、ワタシの中ではナンバーワンの作家さんです。作品の登場人物の生き方に投影されていると感じられる、人間としての生き方、美学とでも言うのでしょうか、が、共感、感動させられる点でも、他に追随を許さない作家さんであると思っております❣️
一巻で完結する作品では「狐笛のかなた」が、とてもとても素敵ですよー❣️キューンとなる美しくも哀しい恋物語です。




上橋菜穂子作品を語り出すと止まらないので笑、今回はこの辺りで❣️