こんにちは。恵清学院講師の石黒です。

聞く力とは、語彙力。
要は言葉を知っている事ではないかと。

例えば、知らない言語は聞こえていても
どんな音なのかさえ、頭に残らない、そんな感じではないでしょうか?

逆に英語などでも知っている言葉は聞き取れる。

つまり、言葉を知っていれば聞き取れるという事です。
さらにその言葉の意味がわかっていれば、
話の内容を理解することもできる。


なので、言葉を習得する事がまず、聞く力をつける第一のことであると考えています。

それもなるべく早い時期に、たくさんの言葉を知っていることが望ましいと思います。

小学校に入ってから、夏休み前にはすでに
できない子、とできる子の差が出てきてしまいます。
そんな頃から、周りからも自分でも
「勉強ができない」となる。
そうなったら、そこから挽回するのは、なかなか難しいのです。

本当はまだまだ大丈夫なのに、
「できない」
「勉強はいやだ」
「勉強したくない」
「ますます勉強ができなくなる」

いわゆる負のスパイラルですね。

ですから、できれば小学校入学前までに
言葉をたくさん知っていると良いと思います。

もちろん、そんなに難しい言葉まで覚えていなくても、テレビの情報番組などを聞いて、なんのことについて話しているのか理解できる程度になっていればいいかなと思います。
その程度分かれば、学校の先生の話も分かるのではと思われます。

それには、小さい時から
いろいろな言葉を聞かされていること。
それもなるべく本人にとってこころよい環境であることが望ましいと私は考えています。

近しい、自分にとって大好きな人から優しく話される言葉。
自分にとって興味を覚える事についての言葉。
暖かい膝の上に抱かれながらの言葉。

そんな言葉は子どもにとって心の栄養でもあります。
語彙力だけでなく、精神的な安心感も与える事ができ、情緒も安定した子に育つこともできるのではないかと思います。

勉強ができる、それには心の安定も本当に大事な要素だと感じます。
イライラしたり、気分が落ち込んでいるときは、集中して何かに取り組めないものです。

そういう意味でも、幼児期の周りの言葉がけ、
大事ですよね。

と言っておりますが、自分の子には優しく、落ち着いて言葉をかけられていたか?
甚だ疑問ではありますが(⌒-⌒; )



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