母となり想うこと．．

春が燃えて夏の日差しが照りつけ始めたこの頃．．．

1歳半になる我が子も保育所に入所致しました
様々な不安や期待を胸に通所が始まりましたが、
楽しそうに姿を消す後姿を見ていると、不安も打ち消され何も心配要らないかと思っていました

ですが1週間程たつとお別れで大騒ぎするようになり、
友達から聞かされていた涙々のお別れを私達親子も体感いたしました

頑丈な二重門を閉め姿が見えなくなっても「かぁーちゃーーーん 」と泣き叫ぶ息子．．．
心苦しく胸が痛みました

もう少し大きくなるまで側に居てあげたかったな．．．
もっと色んなところに一緒に連れて行って遊んであげたかったな．．．

ただ色々と諸事情もあり働くためには保育所のお世話にならなくては．．．
親子共々、乗り越えなくては．．．

息子が寂しい辛い想いをしながら耐えているんだから何があろうと私も頑張らなくては と、大きな励みになりました


そんな我が子も1ヶ月が過ぎた頃からは、すっかり慣れお迎えに行っても『もっとあそびたい』と自己主張をするようになり、門にしがみついて帰ろうとしない日もあります

最近では大きな青アザや歯形を付けて帰ってきます
ですが言葉もままならない乳幼児の仕業．．．感情を表現する手段がわからず噛み付いたり叩いたり．．．
仕方がない、お互い様かと思います（誰がやったか全く教えてくれないのは意義ありますが）

今回はうちが被害者でも、次は加害者になるかも知れない。
可能性はあるので相手をとがめることはできません

世の中、対人関係が常に付きまといます

子供の世界でも、もちろん大人の社会でも

人間なので好きや嫌い合う合わないなど諸々の感情に支配されますが、一人の大人として社会に出てるのなら、自分の損、得や好き嫌いの感情は抑えて人を尊う気持ち、暖かい心をもって接し、
対人関係を築けたら人を育んでいけたら本当に素晴らしいことですよね

どなたもそれぞれのご家庭で大切なかけがえのない存在の方々の集まりですもの

息子を保育所に出し、息子の小さな社会の中で、お友達と仲良く出来ているのか、先生に嫌われていないか．．．なるべくなら好かれていて欲しい．．．という親心を抱き、
ふと自分を振り返ってみて昔は厳しい先輩だったのかもしれないですが、今は関わる一人ひとりの個性もふまえ大事にしてあげたい

自分の子供に置き換えて物事を考えていけるようになれました

出産前、不安だった頃、「大丈夫！子供と一緒に成長して行けるよ」っと、おっしゃってくださった上司の方のお言葉が温かく胸に染みています