FC2ブログに来月から本格的に移行します。
こちらの記事は移して、尚且つ加筆修正していけたらと。
まずは渓流ベイトフィネス入門記事ですね(笑)いくらなんでも写真少なすぎ&それで説得力無さすぎ(笑)
実は300枚程写真を撮ったのですがケータイが水没して全て消えました(ヽ´ω`)
よって写真の追加は来年まで遅れそうです。( ノД`)…
アクセスしていただきありがとうございます。
この記事では
・ヒラ打ちとは
・ヒラ打ち系ミノーの特徴、アクション
・ヒラ打ち系ミノーの使い方
・ヒラ打ち系ミノーの苦手なこと
について解説していきます。
※個人的な解釈や見解を書いていますので全て鵜呑みにせず、ご自身で判断して頂けたらと思います。
※また、この記事でのヒラ打ちは渓流ルアーのみとさせていただきます。
2017年5月19日追記・まだまだ不十分な部分があるためいつか書き直します(^^;
・ヒラ打ちとは
・ヒラ打ち系ミノーの特徴、アクション
・ヒラ打ち系ミノーの使い方
・ヒラ打ち系ミノーの苦手なこと
について解説していきます。
※個人的な解釈や見解を書いていますので全て鵜呑みにせず、ご自身で判断して頂けたらと思います。
※また、この記事でのヒラ打ちは渓流ルアーのみとさせていただきます。
2017年5月19日追記・まだまだ不十分な部分があるためいつか書き直します(^^;
・ヒラ打ちとは
ヒラ打ちとは、お魚さんが体を横に倒して泳ぐことです。
釣りをする時に水中を覗くと、お魚さんが水中でギラッと光ることがあります、これがヒラ打ちです。
お魚さんがヒラ打ちする理由はまだ詳しくは分かっていないようです。
・ヒラ打ち系ミノーの特徴、アクション
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/84/ba/j/o0960054013876767072.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/fe/95/j/o0960054013876767272.jpg?caw=800)
写真の通り平べったく薄いのがヒラ打ち系ミノーです。
このずんぐりむっくりとしたボディは重心の位置が高く、とても不安定です。
何故ヒラ打ちアクションが有効なのでしょうか?
例えばミノーの下にお魚さんが居て、その上にベイトが居たとします。
保護色のためお魚さんは上のベイトに気付きにくいですが、一瞬ヒラ打ちをしたらどうなるでしょう?
側面の反射により上にベイトがいると気付くわけです。
このボディの形状と重心はバランスを崩し倒れやすくするためです。
ヒラ打ち系ミノーの水中の動きを再現してみます。
まず普通に引いた状態です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/0e/4f/j/o0960054013876767446.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/4b/41/j/o0960053913876767677.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/7f/ba/j/o0960054013876767902.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/61/cd/j/o0960053913876768102.jpg?caw=800)
通常のミノーよりもローリングします。
続いて上に鋭く跳ね上げたロッドアクションの時の動きです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/2b/2e/j/o0960054013876768324.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/82/87/j/o0960054013876768489.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/e1/f5/j/o0960054013876768673.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/2d/24/j/o0960054013876768878.jpg?caw=800)
完全に倒れていますね。
これが「ヒラ打ち」というアクションです。
そしてあまり浮き上がりません。
何故ヒラ打ち系ミノーが浮き上がりにくいのか、ヒラを打つまでの動きを順番に解説します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/71/e2/j/o0960053913876769052.jpg?caw=800)
①ロッドの跳ね上げでミノーが浮き上がろうとする
薄いボディは抵抗が少なく簡単に浮き上がろうとしますが、リップの受ける水流などによりどちらかに傾こうとします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/0e/a2/j/o0960053913876769266.jpg?caw=800)
②パタッと倒れる
高い重心のためバランスを崩しやすく、倒れます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/4a/70/j/o0960053913876769433.jpg?caw=800)
③広い側面でブレーキが一気に掛かり、浮き上がらず移動距離が抑えられる
浮き上がろうとするも広い側面に水がぶつかるため、跳ね上げアクションのエネルギーが殺されます。
更にルアー前方へのブレーキも掛かり移動距離も抑えられます。
そして①の前に戻ります。
この浮き上がりにくさがヒラ打ち系ミノーの最大の武器です。
アップストリームが主な渓流ルアーにおいてこの移動距離の少なさは水流で流されにくく、他のミノーに比べ長時間アピールすることが出来るからです。
更に浮き上がりにくいため水面から飛びだしにくく、積極的にアクションをつけて側面の強烈なフラッシングでアピール出来ます。
浮き上がりにくいということはレンジキープがやりやすいというわけです。
写真制限で張れませんが、ヒラ打ち系ミノーは姿勢が立ち気味になり、リップで石を弾くため根掛かりしにくいのも特徴です。
同じアクションをヒラ打ち系以外のミノーで比較してみます。
※分かりやすいように動きを大げさにしています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/34/48/j/o0960053913876769590.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/e1/4d/j/o0960054013876769744.jpg?caw=800)
ヒラ打ち系ミノーに比べ浮き上がりやすいです。
これが流れの強いところではどうなるかといいますと、水面から飛び出してしまいます。
※実際のDコンパクトは強い流れでも飛び出さず安定しています。
他のミノーでは飛び出すような強い流れでもヒラ打ち系ミノーは飛び出さず、アピールすることが出来ます。
・ヒラ打ち系ミノーの使い方
・アップストリーム~アップクロスでの長時間アピール
・カウントダウンして広いレンジをサーチ
・表層~中層のリトリーブで根掛かりせずにボトムにいるお魚さんへアピール
・ダウンでただ引きでも強烈なフラッシングアピール
ダウンの場合スプーンの様にヒラヒラとフラッシングし、ルアーの真後ろ以外にいるお魚さんへアピールします。
ただし流れが強いと相当暴れるためフッキングしにくく、喰わせの間をロッドアクションで作ってあげる必要がありそうです。
・ヒラ打ち系ミノーの苦手なこと
※私の腕前の問題かも知れません
・ロッドアクションを入れないと動かない
引くだけで釣れるタイプのルアーと違いロッドアクションを入れないと本来の力は発揮されません。
・フォール系アクションがしにくい
跳ね上げでの高いレンジキープ能力が魅力ですがレンジが上がらないためリフト&フォールが出来ず、落ち込みに沈めてから浮き上がらせるパターン(水中に落ちた虫が浮き上がろうとする動きに似ており、スプーンやスピナーが得意とする分野です)が苦手です。
こちらはヒラ打ち系でないミノーの方が向いています。
この記事はこれで終わりです。
ありがとうございました。
ヒラ打ちとは、お魚さんが体を横に倒して泳ぐことです。
釣りをする時に水中を覗くと、お魚さんが水中でギラッと光ることがあります、これがヒラ打ちです。
お魚さんがヒラ打ちする理由はまだ詳しくは分かっていないようです。
・ヒラ打ち系ミノーの特徴、アクション
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/84/ba/j/o0960054013876767072.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/fe/95/j/o0960054013876767272.jpg?caw=800)
写真の通り平べったく薄いのがヒラ打ち系ミノーです。
このずんぐりむっくりとしたボディは重心の位置が高く、とても不安定です。
何故ヒラ打ちアクションが有効なのでしょうか?
例えばミノーの下にお魚さんが居て、その上にベイトが居たとします。
保護色のためお魚さんは上のベイトに気付きにくいですが、一瞬ヒラ打ちをしたらどうなるでしょう?
側面の反射により上にベイトがいると気付くわけです。
このボディの形状と重心はバランスを崩し倒れやすくするためです。
ヒラ打ち系ミノーの水中の動きを再現してみます。
まず普通に引いた状態です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/0e/4f/j/o0960054013876767446.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/4b/41/j/o0960053913876767677.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/7f/ba/j/o0960054013876767902.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/61/cd/j/o0960053913876768102.jpg?caw=800)
通常のミノーよりもローリングします。
続いて上に鋭く跳ね上げたロッドアクションの時の動きです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/2b/2e/j/o0960054013876768324.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/82/87/j/o0960054013876768489.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/e1/f5/j/o0960054013876768673.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/2d/24/j/o0960054013876768878.jpg?caw=800)
完全に倒れていますね。
これが「ヒラ打ち」というアクションです。
そしてあまり浮き上がりません。
何故ヒラ打ち系ミノーが浮き上がりにくいのか、ヒラを打つまでの動きを順番に解説します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/71/e2/j/o0960053913876769052.jpg?caw=800)
①ロッドの跳ね上げでミノーが浮き上がろうとする
薄いボディは抵抗が少なく簡単に浮き上がろうとしますが、リップの受ける水流などによりどちらかに傾こうとします。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/0e/a2/j/o0960053913876769266.jpg?caw=800)
②パタッと倒れる
高い重心のためバランスを崩しやすく、倒れます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/4a/70/j/o0960053913876769433.jpg?caw=800)
③広い側面でブレーキが一気に掛かり、浮き上がらず移動距離が抑えられる
浮き上がろうとするも広い側面に水がぶつかるため、跳ね上げアクションのエネルギーが殺されます。
更にルアー前方へのブレーキも掛かり移動距離も抑えられます。
そして①の前に戻ります。
この浮き上がりにくさがヒラ打ち系ミノーの最大の武器です。
アップストリームが主な渓流ルアーにおいてこの移動距離の少なさは水流で流されにくく、他のミノーに比べ長時間アピールすることが出来るからです。
更に浮き上がりにくいため水面から飛びだしにくく、積極的にアクションをつけて側面の強烈なフラッシングでアピール出来ます。
浮き上がりにくいということはレンジキープがやりやすいというわけです。
写真制限で張れませんが、ヒラ打ち系ミノーは姿勢が立ち気味になり、リップで石を弾くため根掛かりしにくいのも特徴です。
同じアクションをヒラ打ち系以外のミノーで比較してみます。
※分かりやすいように動きを大げさにしています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/34/48/j/o0960053913876769590.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170225/15/keiryubfshatsunori/e1/4d/j/o0960054013876769744.jpg?caw=800)
ヒラ打ち系ミノーに比べ浮き上がりやすいです。
これが流れの強いところではどうなるかといいますと、水面から飛び出してしまいます。
※実際のDコンパクトは強い流れでも飛び出さず安定しています。
他のミノーでは飛び出すような強い流れでもヒラ打ち系ミノーは飛び出さず、アピールすることが出来ます。
・ヒラ打ち系ミノーの使い方
・アップストリーム~アップクロスでの長時間アピール
・カウントダウンして広いレンジをサーチ
・表層~中層のリトリーブで根掛かりせずにボトムにいるお魚さんへアピール
・ダウンでただ引きでも強烈なフラッシングアピール
ダウンの場合スプーンの様にヒラヒラとフラッシングし、ルアーの真後ろ以外にいるお魚さんへアピールします。
ただし流れが強いと相当暴れるためフッキングしにくく、喰わせの間をロッドアクションで作ってあげる必要がありそうです。
・ヒラ打ち系ミノーの苦手なこと
※私の腕前の問題かも知れません
・ロッドアクションを入れないと動かない
引くだけで釣れるタイプのルアーと違いロッドアクションを入れないと本来の力は発揮されません。
・フォール系アクションがしにくい
跳ね上げでの高いレンジキープ能力が魅力ですがレンジが上がらないためリフト&フォールが出来ず、落ち込みに沈めてから浮き上がらせるパターン(水中に落ちた虫が浮き上がろうとする動きに似ており、スプーンやスピナーが得意とする分野です)が苦手です。
こちらはヒラ打ち系でないミノーの方が向いています。
この記事はこれで終わりです。
ありがとうございました。