FXはリーマンショックの後に始めました。為替が大きく動くのを見て、私も挑んでみたいという好奇心からでした。

最初はジョインベスト証券(現:野村ネット&コール)でFX口座を開設しました。

もともと証券口座を持っていたこともあり、申し込みが簡単で良いかなと思ったからです。

FX初心者だったのでチャート分析関連の書籍をむさぼるように読みましたし、Webセミナーにも積極的に参加し、ノウハウを学びました。

しかしそれでも最初は勝手がわからないもの。

損切りは大事であると、どの書籍にも書いていましたが実際に損切り注文をどこに設定すれば良いのかわからず、試行錯誤しながらでした。

気がつけば小さい損切りが蓄積してしまい、いわゆる「損切り貧乏」になってしまいました。

トライ&エラーはデモ口座ですべきでしたし、もっと小さい金額で行うべきだったと反省しています。

また毎日チャートを眺めて、注文しなくとも「ここで買える」「損切りはこのあたりで」というシミュレーションを積むことも大切だと思います。

私がよく使う手法は、しばらく動きがない思ったら現在のレートより少し上か下に逆指値注文を入れておくというものです。

こんなときは何かのきっかけで大きく動くことが多々あり、動いた直後にその流れに乗ることができます。

特にイベント前では有効で、ECB理事会の声明発表後を狙った注文で、ユーロ円を3円取れたこともありました。