【会社員の節税】年収500万の壁を超えたらどうなる!? | 経理のイロハ

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脱・税理士スガワラくんのYouTubeの内容を動画では検索ができないので、自分の備忘録記録用に文字起こしをしています。菅原先生には了承を得ています。

脱・税理士スガワラくん

2023/01/10YouTubeより

【会社員の節税】年収500万の壁を超えたらどうなる!?税理士が教えるベストな節税方法!

 

所得税率の壁みたいなのは。基本ないと思ってください

 

 

所得税を節税したい人は、所得控除を活用する

 

医療費控除

ふるさとの納税

ideco など

 

 

 

 

 

 

年収500万円以上の節税テクニック

 

年収500万超えると税金が重たくなるみたいな話

よく聞くけど、実際そんなこと全然なくて

年収500万って全然、税負担重たくないから

 

ざっくり言うと

500万の人が、税金所得税ってだいたい5%切るの

だから500万でも25万

 

25万を切るケースがほとんど

人によって差はあるけど、ほぼ25万切る

5%以下、全然重たくない

 

例えば年収300万円の人と年収500万円以上の人の

負担額は大したことない?

 

たまに聞くのは330万を超えると税率が10%上がると

 

所得税の税率表みたいなのを見ると

330万を基準に所得税が10%から20%に上がるように

表示されてるけど

 

でも、これは330万を超える部分だけが税率が上がるわけ

 

具体的に言うと、例えば340万の所得だったら

330万までは5%とか10%なんですけど

330万を超える10万円分だけが20%になる

 

だから税率はなだらかに上がってくる

 

壁を超えたから全部負担するわけではない、一部だけ

 

扶養のは確かにその壁を超えると扶養から外れるというのが

あるけど、税金が急にボーン上がるということはまずない

 

税金が急に増えるのは、何か保険金が下りてきたりとか

何か土地を売却したりとか、なんか大金が手に入ると

所得税がバーンて上がって、翌年の住民税がどーんと上がる

というのはよくあったりする

 

宝くじは税金かからない

 

宝くじは非課税だけど、万馬券は課税

 

所得税の負担率を調べるとわかるんだけど

ざっくり分かりやすく言うと、統計をとると

 

300万の人は大体3%ぐらいの負担率

400万の人は4%ぐらい

500万の人は5%ぐらい

600万の人は6%ぐらいの負担率

 

だから急にポーンって上がるわけじゃないです

 

全然500万円以上稼いでも500万どころかもっともっと

稼いでください

 

ちなみに年収で言うとこのあたり超えると

さすがにちょっと気をつけた方がいいみたいな

ラインてありますか?

 

ちょっと金額が大きくなるけど4000万を所得が超えると

半分以上が税金になる

 

2000万持ってかれるってことですよね

 

所得税と住民税合わすと55%の領域に達するので

それも4,000万を超える部分が55%で

4000万全部が55%になるわけではない

急に上がるわけではないけどね

 

4100万の100万の部分だけ55%になる

 

会社からお給料もらってる人って節税ってあまりないんだけど

サラリーマンがやる節税の一番考えなきゃいけないこと

 

所得控除

 

扶養控除とか、年末調整の時に生命保険料控除とか

 

〇〇控除があるので節税をしたければこの控除を増やすこと

 

医療費控除

 

自分でどこまで医療費を落とせるか、色々領収書をかき集める

 

ふるさと納税

 

ふるさと納税はマックスやっといた方がいい

これは本当お得な制度

 

資金の余裕があるならideco

 

idecoは投資信託みたいなもので、お金を積み立てて運用する

というマイナスになるリスクもあるけど、でもかけた額は

所得控除できるんで、所得税住民税の節税にはなる

 

基本はそういう所得控除をいかに増やしていくか

 

税が重たくならないようにするためにはどうしたらいい?

 

それは富裕層の人ならある

 

それこそ一億円の壁っていうのがあって

所得が1億円を超えると

逆に税負担率が下がっていくという統計データがある

 

これは所得が高い人は、所得の大半が配当所得とか

資産運用による所得が大きくなる

 

その資産運用に対する税金は20%なんで

資産運用の所得が大きくなればなるほど

20%の税率が増えてくるんで負担率が下がってくる

 

お金持ちほどそういうのをうまいこと活用して節税している

 

僕の考え方は、所得が1000万を超えるぐらいまでは

投資などやらなくてもいい

 

まずは1000万円以上稼げる自分に投資をする

 

そうするとその後どんどん所得が上がってきて

お金が余ってくるんで、余ってきたお金で資産運用する

 

給料がまだまだ少ない時に、泣けなしのお金を

資産運用してももう少額なんで大したことない

 

大したことないのに、毎月コツコツコツコツやっても

年間通しても大したことないんです

 

それなら早く自分を稼げる人間にして所得を多くして

それで余ったお金をドンってやった方が

トータルとして将来的に不労所得が得られるように

 

所得税を勘違いしてる人が多いので

急に税率がボンって上がるわけではなくて

税負担はなだらかに増えていくだけなので

所得税率の壁みたいなのは基本ないと思ってください

 

所得税を節税したい人は、

 

医療費控除

ふるさとの納税

ideco などの

 

所得控除を活用すれば所得がある程度抑えられるので

それで節税していただければなと思います