新しい委員会の行方
さて、ネコミミ氏
が所長になってから、彼女は所長室直属の組織として、委員会
をつくりました。この委員会は、税理士法人コケコッコーのトップと職員の代表１名、株式会社経営管理サービスのトップと職員の代表１名の４名で構成されています。
税理士法人からはネコミミ氏とウサミさん
が、株式会社からはトメさん
とねこへびくん
が選ばれました。
そして、まずは「グループヴィジョン
」を発表しました。
「ほほほ。懐かしいねぇ。ネコミミは先代のシャモ所長の奥様そっく
りだよ」
「そうなんですか？」
「まぁ、たしかにそうかもなぁ」
「先代を支えた奥様は、先代が亡くなって、２代目のニワトリ所長に
変わったとき、次々と職員が事務所を去っても、誰にも文句を言わ
ず、そして、ニワトリ所長のことを支え続けたんだよ
」
「そうだったんですか」
「そして、私と他に残ったメンバーを前にして、こう言ったんだよ。
『残ってくれて、ありがとう。主人は死んでも、あの人の想いはあな
たたちとともに、ここに残っているわ』とね」
「意志が強い方だったんですね
」
「ねこへび、女は怖いんだよ」
「・・・それは、使い方がちがうような・・・」
「まぁ、トメさんの言うことは腹八分で聞いたほうがいいぞ」
「それにしても、今頃ニワトリ
とひよこ
はどこで何をしている
のやら」
「そうですねぇ。しばらく帰ってこないといってましたけど」
「ニワトリさんはそう言って、気づくと横にいるからなぁ・・・」
「まあ、いいコンビだよ。何か成果をあげて帰ってくるさ」
「あら、なんだか楽しそうですね。じゃあ、委員会を始めましょうか」
ネコミミ氏が立ち上げた委員会は、表向きは、グループのブランド
を高めるための活動をすると発表され、毎週ミーティングが開かれていました。
当ブログは皆様からの温かい一票で支えられています。
【補足】
さて、このブログでもおなじみのメンバーが集まりました。この委員会は、経済財政諮問会議がモデルです。少数精鋭で細かい話をつめ、トップダウンで改革を行っていきます。
どうやらねこへびくんの舞台は、ここのようですね。