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今では映画監督としても世界中に知られている 北野武さんの映画初監督作品 かれこれ35年前の作品です |
脚本は野沢尚さんとなっていますが
実際には北野武さんが内容を大幅に改編されています
野沢尚さんは
2004年にオリジナル・シナリオを元にした小説
『烈火の月』を出版しています (未読)
ただし
登場人物や結末は映画と大きく異なるそうです
この作品を初めて見たのはDVDになってからですが
20年以上前です
いま改めて見ると さすがに35年前(1989年)の作品だけあって 出演されている方々が若々しい! (当たり前ですが あはは) |
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その男、凶暴につき
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ラストは果たしてどうなるのか? そして 物語の締め括り |
キャッチコピーが
「コドモには、見せるな。」
『R18+』になっています
『R18+』とは
18歳以上が観覧可 暴力的・性的なシーンが含まれたり 麻薬・覚せい剤使用を含むなど極めて刺激が強い作品 |
作品自体素晴らしいと思います
あまりにも見るに耐えかねるシーンは無いと思います
(あくまでも個人の意見です)
なので
今回は
複数回に分けてネタバレありで更新したいと思います
「おじさぁ~ん 何してんのぉ~」
いきなり浮浪者を襲う少年たち
「じゃぁ~ねぇ~」
帰宅した
その少年の中の一人の自宅に
一人の男が赴いた
母親に警察手帳を見せ
「どちら様で?」
「警察です」
「お邪魔します」
そして
少年の部屋に入るや否や
いきなり殴る蹴る
一方的に暴力をふるい
そして
自首するように命じる
「明日なぁ、仲間連れて警察に来なさい」
捜査の為には暴力も辞さない
港南署刑事課の凶暴な刑事
我妻諒介(ビートたけしさん)
翌日
友里(石田太郎さん)から
「おい我妻
夕べ浮浪者を襲ったガキが、自首してきたらしいぞ」
少年は仲間と共に自首した事を聞くが
我妻は新署長の吉成(佐野史郎さん)に
「勝手な行動は謹んでくれないかな
まぁ~、うまくやってくれって事だ」
無茶な捜査は控えるようにと注意される
その行き過ぎた行動と粗暴な性格から
勤務する警察署内でも危険人物として敬遠されていた
しかし
部署は違うが我妻を理解してくれる
数少ない同僚の岩城(平泉成さん)がいた
「何か言われたか?」
「いやぁ、何でもない」
部屋に戻ると
新人の菊地 (芦川誠さん)から、改めて挨拶される
「この度刑事課に配属された菊池です
よろしくお願いします」
そんな我妻には
入院していた妹の灯(川上麻衣子さん)がいる
灯は今日退院した
夜の港
麻薬の売人柄本(遠藤憲一さん)
「清弘さん
俺にも少し儲けさせてくださいよ
ヤクの出どころ知らないわけじゃないし」
「じゃぁ、しょうがないな」
「あんちゃん、変な夢見るんじゃないよ」
何度も
何度も刺す清弘
そして翌日
麻薬の売人柄本の他殺体が発見される
(↑右下に死体があります)
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そして我妻は
新人の菊池を引き連れ
事件の捜査を開始するのだが…
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詳しいエピソードの内容は ぜひ本編をご覧になってください... |
「ヒモならヒモらしく女大事にしろ」
「一杯い飲むか?」
「はい」
「菊池さんて何の会社でしたっけ?」
そこで我妻が言う
「菊池、お金貸してくんないか」
「これ、お金かけてるんすか?
ダメですよ、そんな事したら賭博行為じゃないですか」
「いいんだよ」
「そんな物使わないよ」
「撃ち合いになるかもしれないよ」
「前に1回あったんですよねぇ我妻さん
がさ入れの時
近所の子供に当たっちゃって始末書書かされて」
「子供狙ったんだもん」
それではまたなのらぁ〜
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