2022年の作品です 原作はありません |
『弟とアンドロイドと僕』
まず会話がほとんどとありません
会話はこの場面だけで、それも僅かな二言だけ
セリフがあったとしても
相手が一方的に話しているだけで
桐生薫は聞いているだけで答えない
それも僅かに数か所あるだけ...
「....学生達、面喰っちゃうでしょう」
「あのう ここへ行きたいのですが」
主人公である桐生薫が コミュニケーション能力がない為の 演出かもしれません |
しかし
物語の展開はわかります
ただ
物語が進んでいっても
しかし
人それぞれによって、どの様にとらえるか
解釈の仕方も大きく異なると思います
(ラストの少女のモノクロでの視界など)
SFの様であり、サスペンスの様でもある
そして
もしかしたら解釈の仕方で
メルヘンなのかもしれない
いろんな意味で、理解が難しいかもしれません
先にも書きましたが
好き嫌いが分かれ 世間受けはしにくい作品かもしれません |
個人的には
退屈はしませんでしたが
何とも言えない、そんな感じの作品でした
お勧めしないとは言いませんが
お勧めですとも言いずらいです あはは |
弟とアンドロイドと僕
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男は
片足を引きずって歩いている
桐生薫(豊川悦司さん)は
大学の教授である
しかし、天才だが
コミュニケーション能力が全くない
そんな桐生薫の講義は
黒板にひたすら描き続け
そして書き終わると
「いつもの事ですが
字が汚くてごめんなさい」
そう言って帰ってしまう...
勿論、そのことについて
学科長・臼井歓(本田博太郎さん)から
「....学生達、面喰っちゃうでしょう」
と注意を受けているが
聞く耳を持たない
桐生薫は
孤独なロボット工学者である
そんなある日
ずっと会っていなかった
弟・山下求 (安藤政信さん)が
お金をせびりに、桐生のもとに訪れる
「親父の治療代だよ」
「容体は?」
「気になるなら来ればいいじゃん
身内なんだから助けてよ」
「あぁ~
あんたに会ってること言ってないから
だからやっぱり 来なくていいや
それに会いたくないでしょ」
大学からの帰りの駅
自転車置き場で
声を掛けられる
「あのう
ここへ行きたいのですが」
(この後、どの様な会話
やり取りがあったのかは描かれていません)
少女を自転車の後ろに乗せ
その場所へ連れていく
駅で出会った謎の少女(片山友希さん)
「ありがとうございました」
桐生は会釈だけして
その場を去り
帰路についた
そして
また別の日
大学からの帰りに
駅でまたその少女と出会う
(今回も、どの様な会話
やり取りがあったのかは描かれていません)
以前と同じように後ろに乗せ
「ありがとうございました」
そして
同じように
桐生は帰路についた
が
ふと足を止める
(またまた
どの様な会話
やり取りがあったのかは描かれず
少女を後ろに乗せ桐生薫の家に向かいます)
様々な人々が交錯する中
桐生ともう一人の“僕”の間には
“ある計画”があった──
詳しいエピソードの内容と この続きは ぜひ本編をご覧になってください... |
僕は、
ずっと、フィクションだった。
子どもの頃からずっと
自分が存在している実感を抱けないまま生きてきた
孤独
そんな不安を打ち消すため
今は誰も訪れない古い洋館で
「もう一人の“僕”」
として
自分そっくりのアンドロイド開発に
没頭していた
見えてますか?
それではまたなのらぁ〜
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