映画:VILLAGE ヴィレッジ | にゃんのブログ...

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2015/08/17 より始めました。

(冷やし中華 終わりました)

 

こんちゃですぅ〜



㋜㋜㋜
   
 
 
VILLAGE (2023)

 

キャスト
横浜流星
黒木華
一ノ瀬ワタル
奥平大兼
スタッフ
監督・脚本 : 藤井道人
プロデューサー:河村光庸
再生時間
02:01:00

 

閉ざされた村にある光と影
逃れられない運命との戦いの果てに、あるものとは──

やがて、夢から醒める

 

 




 

 
今回は

『VILLAGE』です

 

原作は無く、完全オリジナル

ヒューマンサスペンスです

 

とある日本の集落・霞門村(かもんむら)

 

そこには

巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ

 

霞門村に住む片山優(横浜流星さん)は

 

幼い頃の

ある理由母親の事により

希望のない人生を送っていた...

 

そんなある日

 

優の日常が大きく動き出す――

 

 

 

全てを物語っている

タイトルの素晴らしさ

 

まさに

 
 

閉ざされた世界

閉ざされた心


 

 

冒頭から始まるの場面

それに見惚れている少年

 

そして所々に

男の怪しげな行動の場面が差し込まれる

 

そして意味ありげな

 

タイトルが映し出されても

まだしばらくセリフが無いまま続く...

 

 

感想は

あらすじの後に...
 
 
 
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◢◤◢◤◢ Village ◤◢◤◢◤ 
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◢◤◢◤◢ あらすじ ◤◢◤◢◤

若干のネタバレありです

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の上には神社がある

 

その神社の真上ごみ処理場(最終処分場)が建設され

 

しばらくの時が経つ霞門村

 

今ではその最終処分場

近隣からの廃棄物を一手に処理し村の収入の大半を担っている

 

 


 

 

片山優(横浜流星さん)は

 

そのごみ処理場で働いていた

 

しかし

村にゴミの最終処分場が建設される事になった10年前に

建設をめぐり起きた事件によって

優は、"犯罪者の息子"という烙印が押され

人生は大きくってしまった

 

 

霞門村の村長

大橋修作(古田新太さん)

「ご苦労さん」

 

 

処理場の現場は村長の息子である

(一ノ瀬ワタルさん)が仕切っている

 

優は

暴力を振られ

 

賭けの対象にされていた

 

 

スーパーに行けば"犯罪者の息子"と蔑まれる等

 

 

その上

帰宅すれば

 

母親・君枝(西田尚美さん)に金を要求され

 

 

その母が作った借金返済のために

 

非合法的に施設に産業廃棄物投棄する作業を手伝う

 

 

ゴミ最終処分場を利用して
不法投棄を繰り返すヤクザ

丸岡勝(杉本哲太さん)

 

 

優は黙って

ゴミ処理に耐える毎日を送っていた

 

優の人生に希望かった

 


 

ある時

優は妙なから

 

何かのに気付く

 

筧龍太(奥平大兼さん)

「何も聞こえないっすよ」

 


 

そしてある日

優の幼なじみの中井美咲(黒木華さん)が

 

数年ぶりに東京から出戻り

ごみ処理場で広報として働く事となる

 

 

美咲の歓迎会

 

美咲の弟:恵一( 作間龍斗さん)

 

 

美咲は

今の優を気づかう


 


 

 

正直、ここまで見て

 

一体

どのような物語なのか?

ここから

どのような展開になるのか?

 

 

そして

 

意味ありげな

 

 


しかし物語は

なかなかそれれてこない

 

 

 

そして冒頭以降

まだ  の絡みも出てきません

 
 

もう少し

あらすじを続けてみようと思います
 

 

 

 

パチンコ店で母親の起こした騒動の

 

身元引受人として出向くと

 

そこには

 

修作(村長)の弟

警察で働く大橋光吉(中村獅童さん)がいた

「久しぶりだな優

 ちょっと付き合えよ」

 

 

そこには美咲もいた

「どうだ優、久しぶりにやりたくなったろ

 この村の若い者も、ほとんどやらなくなったなぁ」

 

 

光吉は霞門村で数少ない薪能の使い手で教室を開いていたが

今ではほとんど若い者は来なくなっていた

 

 

 

村の伝統として受け継がれてきた

神秘的な薪能に少年の時に魅せられ優

 

そして美咲も

能教室に通っていた

 

 

 

 

あらすじのここまで約30分です
 
との絡みが少し出てきました
 
 

 

ー- 注意 ー-

ここからの感想は

物語の展開に絡みます 

(若干のネタバレを含みます) 


 

 

村にゴミの最終処分場が建設される事に反対し

殺人を犯し自らも命を絶った父親

 

というざされた狭い人間関係の中で

"犯罪者の息子"という烙印が押され

人生が大きくってしまい

未来への希望のない人生を送る優



 
 

全編を通して

優を演じる横浜流星さんの

表情が何とも言えない

素晴らしいです

勿論、黒木華さんもです

集団属する人々が、特定の人餌食にする

 
 

村をクラスと考えたら、学校内におけるいじめ


これらは

クラブ活動、職場 等々

全てに置き換えられる事ができるのではないでしょうか?


 
 

 

「なんでずっとこの村にいるの

 村を出ていくとか、いろいろ選択肢はあったんじゃない?」

 

「あるわけねぇーだろ 俺には」

 

自らを犠牲にして生きるしかない

 

孤独、絶望

 

優は既に、生ける屍なのかもしれない

 

 

そんな優に

 

美咲が手を差し伸べる

「優君は何もしてないのに、そんな仕打ち受けるのおかしい

 ずっと一人で戦ってきたんでしょ

 これからは私がいるから」

 

 

幼馴染の美咲

東京から戻ったことをきっかけに

 

 

日常が徐々に

い方向へと大きくき出していく

 
 

あぁ~

優 良かったなぁ~



 

となってきますが

物語は

そぉ~簡単には終わりません

 

 

中盤で

透が行方不明になります

 

視聴者は、ある事を想像するでしょう

しかし

その詳しい真相はなかなか見せてくれません

 

 

 

そして

美咲の弟恵一は、

ごみ処理場でとんでもない物を見つける

 

優は、ごみ処理場での汚染水問題を抱える

 

産業廃棄物非合法的投棄がばれる

 

優は過酷な運命をたどる

 

 

負の連鎖は続く

 
 
丸岡から脅迫を受ける
 
透の遺体が見つかる
 
 
 
 
 

俺は

お前にとってのヒーローなんだろう

 
 
 

 

 

 

そして

 

 

哀しみや怒り、情や恋慕の想いなどを伝える能

 

 

霞門村の山の上には神社あります

 

そこでは村人総出で

 

神秘的な「薪能」儀式が行われています

 

 

その神社の真上ごみ処理場が建設され

悪事にまで利用されています

 

 

については

物語の中では触れられていませんでした

 

これは、個人的な勝手な解釈です

 

優が穴から聞いいたのは

神が怒りの爆発を抑えていた
呼吸音
 

 

「この面には心を静める力があるの
 爆発しそうになったら、これをつけて
 
と美咲に言われていた面を

優が付けた時、かなり強調された呼吸音があります

 

 

そして

おとぎ話風に言えば


 
 

神の怒りにより

いが穴から村に降り注がれていた?

 


村長の修作、光吉の母

大橋ふみ(木野花さん)

セリフこそありませんが重要な役割です

 

 

 

見終わって余韻が残る作品でした

 

決してハッピーエンドとは呼べない

胸を締め付けられるような内容だった

というのが正直な感想です


 
 

エンドロール後のラストも意味深です

 

 

この作品の伝えたい事

奥深い

 


 
 

 

詳しいエピソードの内容は

ぜひ本編をご覧になってください...



 


 

 

 

閉ざされた世界、閉ざされた心

 

 

 

 

 

「村を守る為には犠牲が必要だ」

 

 

 

夢は儚い

やがて一炊のから醒める

 

 

 

 

逃れられない運命との戦いの果てに

あるものとは──

 

 

幸せにしてやれなくてごめんなさい

 

 

 


 

 

 

 

 

 

それではまたなのらぁ〜