東京 最高峰の山は…雲取山ですね。
雲取山の標高は…2017m
そして今年は2017年
雲取山 標高年記念イベントに行ってきました
青梅警察署山岳救助隊副隊長として
20年奥多摩の山岳救助に従事された
金さんのお話では
1年間に東京で山の事故で亡くなられる方は約10名。
どんな事故が起こるか、どんなタイミングで起こるかなど
興味深いお話をお伺いしました。
ポイントは
単独・高齢・初心者・男性なんだそうです。
(女性は死亡事故少なめなんだそうです。)
事故が起こるのは
登山中3/4のタイミングで起こるらしいです。
コースタイム6時間であれば
折り返し後3時間から4時間半ぐらいに起こるらしいです。
奥多摩での山岳事故で例に出た
川苔山では亡くなった方々の話も出ましたが、私が
下山中 怪我したのが川苔山で、しかも
下山始めて割とすぐ まさしく事故の起こりやすい3/4のタイミングで
怪我したことを思い出しました。
まぁ怪我して無かったらそのまま滑落して遭難したかもなので、
生きてて良かったです。
怪我してしまうと一緒にいるメンバーにも迷惑かけてしまうので
集中して怪我無く歩けるよう気をつけようと思いました
登山で気をつけるべきいろいろなお話も伺って、
今後の登山に活かしていこうと思います
そして楽しみにしてきたのは
山野井さんの講演。
昨年秋のネパール登山の話や
つい4日前に帰国された今回のインドヒマラヤのお話。
美しい写真とともに、登山の話や一緒に登山された方々の
お話をお伺いしました。
山野井さんはあまり講演をされないそうなのですが
お話も惹きつけられとっても興味深かったです。
パネルディスカッションでは
金さんが近年受けた安易な救助要請があり
行ってみたら日没で不安だったから呼んだとか
行ってみたら、山小屋でカップルがラーメンすすってたなど
ちょっとクスリと笑えるエピソードだったりしましたが、
もうちょっと山やのプライド持って欲しいなどと話されてました。
ホントにそうだな、娯楽として山登りに来て、
もしかしたら自分を助けるために誰かが危険な目に
合うかもなんて考えたら、登山ナメタラいかんなと思いました。
そして多摩百山見てたら
またいろんな山に行きたくなりました
講演の後はこの日講演にお誘い頂いた
とみとみさんの従兄Eさんのワサビ小屋にて
焼き肉をごちそうになってしまいました
つづく