日田といえば、「日田天領水」が有名だという。
その「日田天領水」が、どのように誕生し、どのような経緯で世の中に広まっていったのかを、バスガイドのお姉さんがお話ししてくださった。
「日田天領水」の湧き出たところは、元はお米の育たない田んぼであった。
その田んぼは、とある業者へ売られた。
まず、淡水魚センター(?)となり、バスなどの休憩場所となった。
しかし、それでは収益が上がらないということで、うなぎの養殖がはじまった。
ここの水は、どうもうなぎの成長が良いということで、水の成分を分析した。
その後、服薬時にこの水を使用することにより、その薬品の効果が上がったり、闘病時に非常に良いというようなことが、とあるテレビ番組で放映され、
そこから爆発的にヒットしたとのこと。
「日田天領水」が作った道の駅には、寝台特急富士が設置されていた。
ここの会長の趣味で購入されたらしい。
なんとスゴイ。
これぞ「水」商売。
役に立たないとされた米の出来ない田んぼから、バカ売れの水が湧いた。
世の中、いつ、どこで、どう変わるか
わからんもんです。
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