サクララン
桜に似た花を咲かすのでこのような名前がついています。
3年前に頂き、室内で育てているのですが、
やっと一つ咲きました。
親元のO先生の所では幾つも同時に咲いているのに、
何が違うのかな?
桜色が我が家、白い方の花は・・
指宿の「鹿児島県フラワーパ―ク」の巨木に貼り付いた
サクラランで、見事に固まって一斉に咲いていましたが・・
下記は同園の説明・解説です。
学名:Hoya carnosa
別名:ワックス・バイン
原産:日本、中国、オーストラリア
サクラランの仲間はアジア東部からオーストラリアにかけて
約200種が分布するつる性常緑多年草です。
日本にも九州南部以南にカルノサ種が1種だけ分布し、
サクラランの名前で親しまれています。
名前の由来は、花の色がサクラに、葉がランに
似ていることに由来します。
葉がツバキに似ているところから屋久島では
つばきらんとも呼ばれています。
茎はつる性で数mにも伸び、途中から気根と呼ばれる
根を出して樹木の幹や 石などに張り付いて
大きくなっていきます。
葉は常緑で茎に対生し、長楕円形で長さ5~12㎝、幅3~5㎝、
多肉質で光沢が有り先端が尖ります。
花は6~9月頃に茎の途中の葉のつけ根から
花柄を伸ばして開花します。
直径2㎝程度の星形の小花が50個程度半球状に
まとまって咲き、芳香があります。花は多肉ろう質で、
色は白色、中心部が淡紅色です。
市販されているのは主に葉に白斑が入る種類です。