NICUのあるS病院には
小児の訓練室があり
リョウは生後2ヶ月から
運動訓練と言語訓練に通いました
1日も早く療育を受けさせたい
と主治医にお願いし
運動は週1回
言語は隔週で入れてもらいました
まだ首も座ってない赤ちゃんに
どんな事をするのだろう
運動訓練ではうつ伏せにして
首を持ち上げる練習をしたり
首周りがある程度しっかりしたら
あぐらで座らせ箱の上に
手を置いてお座りの練習
言語訓練ではガラガラなどを
目の前で振って耳と目での追視
当時はまだ乳児医療制度もなく
医療費は全て3割自己負担で
1回の訓練で2〜3000円
言語に入る週は4〜5000円
支払っていました
結構な出費でしたが
リョウのためだからと思い
頑張って通ってました
でも
まだ赤ちゃんのリョウは
訓練中ぐっすり眠っていて
何も出来ない日もあり
もったいないなぁと思い
何とか起きて訓練を
受けて欲しくて寝る時間を
調整してもなぜか訓練になると
寝たりしてました
嫌な事をさせられるので
そりゃ嫌ですよね
リビングの戸が突然バタンと
大きな音で閉まっても
耳元で手をパンと叩いても
リョウは驚かないのが気になり
小児科受診の時に先生に言うと
聴覚検査ABR(聴性脳幹反応)を
受ける事になりました
暗い検査室で
リョウの頭に何本もの
カラフルなコードの電極をつけ
眠らせて脳波を取る
眠らせるのが至難の業でしたが
何とか眠らせて
検査室の前で母と2人で
2〜30分待ちました
優しそうな検査技師さんに
「どうでしたか?」
と待ちきれず聞くと
「今回は反応はあまり出てない
ようですが、もう少し大きくなって
再検査したら反応が出る事も
ありますから」
と言われて震える
耳鼻科医師は検査結果を見て
「あー、全然聞こえてませんね」
あっさりと言い放ち
「今後少しでも聞こえるようには
なりませんか?」
と聞いても
「それはない」と言い切りました
え、でも技師さんは
もう少し大きくなったら・・と
言ってたのに、と思ったけど
やはり技師さんより医師の方が
正しいのだろうか
優しそうな技師さんだったので
私をなぐさめるつもりで
言ったのだろうか
正直
「ダウン症です」
と言われた時以上にショックでした
ありがとうございます
キレイな花🌼