来週は、卓球部の誇るオシャレ男子・4年松尾さんが担当します!
先日後輩男子二人と下北に服を買いに行き、更にオサレになった松尾さんのブログをお楽しみに〜!!
・・・なんと気の利く紹介をする後輩でしょう…ちょっと嬉しいです今後も頑張りますなど.
こんにちは,理工学部管理工学科4年の松尾です.男子卓球部の副将を務めております.
高校にはスポーツ推薦で入学し...3年間部活ばかりしました.
高校3年生の夏に慶應義塾体育会卓球部の練習に参加し,入学したら卓球部に入るのかな,なんて考えながら過ごした夏〜冬.
それまで遊んだ経験がほぼなくて,高校の部活引退後には遊ぶってなんて楽しいんだなんて思い,,,
大学入学後の4月はリコタイに入るか,バドミントン軽めにはじめてみようか,体育会卓球部に行こうか,悩みました笑
4年生になった今となっては体育会卓球部で活動していて本当に良かったと思います.
青春の図・・・
自己紹介はこれくらいにしておきましょう.
今週のブログでは,この2つについて書きます
・3年間の活動を通じて”本当に良かった”と感じているのはどうしてなのか?
・最近感じた慶應義塾体育会の凄み
・OB講演会について
ではさっそく.
3年間の活動を通じて”本当に良かった”と感じているのは,自分に必要な経験を積むことができているからです.
それは,大きく分けて2つです.
- 競技者として卓球を納得いくまでやる経験
- 自分に加えて組織をより良くしていく経験
私が卓球を長く続けてこられたのは,卓球が好きだったからです.
反省するべきかもしれませんが「全国大会で活躍したい」とか「あいつに勝ちたい」みたいな目標など掲げず,
楽しいからやっていたという期間は合計すると長いと思います.
そんな中で高校生になった時,新しく素敵な指導者に出会い,卓球や価値観を教えてもらいました.
試合の勝利にこだわるとはどういうことなのかを教えてもらい,そこで最もスピード感を持って成長し,
結果が出るように変わったのを覚えています.
その頃にガチでやるってこういうことなんだ,ということに遅ればせながら気付くことができました.
全国の強豪校選手にしかこなすことのできないメニューを,自分はできていなかったかもしれませんが,
取り組む姿勢や「あり方」は多少なりともわかってきたのです.
"わかって"から引退するまでの期間は本当に短いものでした.
東京都のシングルスでベスト128だったのが,半年後にインターハイに出た速度感です.
その半年間はきついものでしたが,これがスポーツの面白さか,と感じていました.
そして楽しむだけだった頃に,「頑張れば東京都の代表のあいつにも一矢報いれるな」なんて口にも出さずにただ妄想していた時,
土俵にすら立っていない,見えていないレベルが存在したことに気づきました.
せっかく面白さがわかったのに,もう競技者としての卓球を終わりにするのはもったいないと考えていたので,
"遊ぶ"を極める道もあったものの気付いたら入部していました.
残された時間は3年ちょっと追加されました.
そこからは,関東の大学レベルに圧倒されながらも真の意味で楽しい時間でした.
高校の時であれば絶対に勝負にならない相手にたまに勝って,土俵には立っていることを感じて,あとは結果を出さなきゃいけないという状況です.
今のチーム目標は関東学生リーグ(団体)で4勝ですが,ここに貢献するべく自分を強くする時間は,きっと納得のいくものになると信じています.
去年の10月から幹部(≒最高学年)になり,視点が自分から組織に移りました.
ここでやらなければならないのは,
「所属する全員の貴重な時間を最高のものにすること」と
「チームの目標を達成すべく(そして来年に引き継がれるように)全員強くすること」です.
まずは最高な時間を定義する必要がありました.
大それたことを書いている気がしますが,
福澤諭吉をはじめとした慶應のスピリッツを醸成した方々が望む体育会で得てほしい力は,社会で活躍するための力です.
よりその力を身につけられる組織にしていくことが使命でした.
卓球しかしてこなかった私はなんにもわからなかったので,幹部になるおよそ2年前から,"世の中の企業という組織の中でいいとされる組織とはどんなものか","何がそれを実現するのか"といった組織論やコミュニケーション周りの知識を頭に叩き込みました.
必要なのは,人を巻き込んで課題を解決する力であり,PDCAを回す力でした.
ここに注力し,これを伸ばすことが最高な時間になると決めました.
もちろんその人の成功体験や自信につながりますが,大事なのはただ卓球で結果を出すということではありません.
PDCAを回した結果,勝つ確率が上がっていき,競技として結果が出るというこの過程です.
部活を通じて,全員がこの”過程”を再現性高くできる人になり,社会に出て卓球と異なることをしても結果が出るのが重要です.
本当は,幹部になる前から積極的に部活を組織として捉えていろんな行動に移せば良かったのですが,それは後輩に託したいと思います.
いろいろ書いていますが,卓球というスポーツ"だけ"を4年間やっているわけではないからこそ,より楽しく有意義な時間を過ごしていると感じています.
そして,チーム全体の雰囲気が変わってきたのを感じると,
「これが自分だけではできない大きなことにチャレンジすることなんだ」ってゾクゾクします.
正直後輩が強くなってしまうと自分のレギュラーの立場がどんどんあやしくなってきてよくないのですがw(いや素晴らしい...)
こういうことやろうと提案した時にみんなが乗り気になってくれるところ、
みんなが提案してくれるところ、
がいいところであり、貴重だと思います.
最後に慶應体育会の凄みみたいなところを書きます
4年生になって,理工学部なので研究室に入りました.
そこには2人,他の体育会のスポーツマンがいます.
スポーツは違えど,彼らはそれぞれの状況においてベストを尽くしていました.
でも話してみると組織として抱えている問題や頑張るところは似ていて,盛り上がります.
他の組織から積極的に学び,自分の組織に反映させていくのがとても効果的であることを知るとともに,
自分たちが体育会としてやっていることは間違ってないんだという自信になりました.
慶應は泥臭い活用に真摯に取り組む体育会が存在し,凄いなと感じる今日この頃です.
大学生活の4年間で何をするかは幅広い選択肢があり,
その1つとして卓球部を良い選択肢にできるよう幹部含め部員全員が努力します.
ぜひ,入部を検討してみてください!
卓球未経験の女子も大募集しています!
女子部は、大学で卓球を始めた部員から実力者まで一丸となって活動しています!
少人数で、レギュラーとして団体戦で活躍しやすい点も魅力です。
今年既に入部を決めてくれた女子部員もいて熱いです!
見学、体験も受け付けていますので、対面新歓に参加できなかった新入生の方も
リンクを載せた各種SNS公式アカウントから、是非ご連絡下さい!
Instagram↓
https://www.instagram.com/keio_tabletennis_official
Twitter↓
https://mobile.twitter.com/keiottc2022
公式ライン↓
来週のブログは理工学部の後輩,3年生のベーわたな君が
担当します!!(わたなべですね)
新しく通っている矢上キャンパスで松尾に目視されていることに気付いていなさそうな彼のブログをお楽しみに...
↑罰ゲームの空気椅子でガッツリ太ももを手でおさえてしまうわたなべ ( 一番左 )