ブログをご覧の皆様こんにちは。
前回のブログで窪田から紹介がありました、経済学部4年の林亮宏です。
4年生最後のブログを担当します!
拙い文章ですが、最後までお付き合いください。
先週の文末で、慶應の大エースという紹介がありましたが、私は「エース」というものは自分で意識するものではなく、周りの人がそのチームを表現する際に一番最初に思い浮かぶ人が「エース」だと思っています。
「慶應の卓球部といえば、〇〇さんがいるところだよね?」
この会話の〇〇に入る人が真のエースであると考えています。私はそのような選手になれたでしょうか?皆さんの思うエースになれていたら幸いです笑
まあそんな話は置いといて、今回は12年間の卓球生活で感じたことを綴りたいと思います。今まで4年生7人のブログを読んできましたが、やはりみんな4年間で感じることや学んだことは同じなのだと、半分嬉しく半分恥ずかしい気持ちになりました笑
どこから話しましょう笑
人生最後のブログになると思うので、卓球を始めたところから話したいと思います!
私は小学5年生(正確には小4の終わりくらい)に卓球を始めました。内部生ということもあり、「受験勉強」というものが運良くなかったため、毎日卓球に打ち込むことができました。
しかし、詳しい人はご存知かと思いますが、小学5年生といえば、既に全国トッププレイヤーや所謂強キャラが確立され始める頃です。つまり、小学5年生で卓球を始めるということは、かなり遅めのスタートを切ったことを意味します。
このようなスタートだったわけですが、運良くその後12年間指導し続けてもらえる素晴らしいコーチに出会い、小学校時代はそこそこ成績を残すことができました。
中学に入り、全く結果が出ない時であっても、辛抱強く指導してくださったおかげで高校時代に結果を残すことができたのだと思います。
余談なのですが、私は全国中学校卓球大会(通称全中)に出場したことがありません。当時の最高成績は関東大会ベスト64で、この話を高校大学の友人に話すと結構驚かれます笑
それくらい中学時代は成績を残せず、弱かったのです。卓球を辞めることも考えましたが、ここまで頑張ってきた競技を辞めるというのも勿体無いと感じたので、続けることを決めました。それと同時に、自分に過度な期待はせず、ゆる〜く楽しくやろうと決めました。
我慢の中学時代を経て、高校に入学しました。上記でも記したように、コーチの辛抱強い指導のおかげで高校時代は県大会、関東大会、インターハイ、国体で結果を残すことができました。特にインターハイ団体ベスト16、シングルスベスト32など、初めて全国で成績を残すことができ、今までの努力が報われたようでとても嬉しかったことを覚えています。
自分の実力が全国に通じることを自信に、大学の卓球部に入部しました。
(入部記念で撮った写真)
大学のレベルは自分が想像していたはるか上をいくもので、中々成績が残せず、腐りかけた時期もありました。しかし、様々な人の支えによって復活し、諦めず最後までプレーすることができました。また、最後の年は主将としてチームを牽引することが出来たことも大きな経験となりました。
(一昨日の全日本予選より、多分最初で最後の林兄弟ダブルス)
大学卓球部に入部して、意識も変化しました。それまでは、ただがむしゃらにプレーをして、自分のために結果を残そうと必死でした。しかし、大学に入ってからはチームの勝利のため、支えて下さった方々のため、今後入部してくる後輩のために成績を残そうと思うようになりました。その想いがしっかり伝わっていたかは甚だ疑問ですが笑
ざっと振り返るとこんな感じです!辛い時間と楽しい時間の両方を経験することができ、とても充実した現役生活だったと思います。
最後に12年間の競技生活で感じたことを2点書いて終わりたいと思います。
1点目は、周りの人たちの支えがあったから今の自分が存在しているということです。私は多くの方々に支えていただきました。
自分に卓球の全てを教えてくれたコーチ、小中高卓球部の顧問の先生、大学の監督・コーチ陣、OBOG、部員、友人、そして両親
この人たちの支えなくしては無事に選手生活を終えることができませんでした。本当にありがとうございました。引退後は時間ができるので、時間をかけてゆっくりと恩返しをしていきたいと思います。
(12年間指導し続けてくださったコーチ)
2点目は、続けることの大切さです。
どんなことも上を向き努力し続けることは苦しいものです。途中で投げ出してしまった方が楽に決まってます。しかし、その中で辛抱強く続けることでしか見えない世界があると私は思います。たとえ結果が出なくても、それまで試行錯誤を続け、努力したものはその後形は違えど必ず結果になって返ってくるのです。もちろん、長くやっていれば、途中で挫折し、辞めたくなる時もあるでしょう。しかし、そこで踏ん張れるかどうかでその人の人生の価値が決定します。競技・体育会生活はそのことを学べる絶好の場です。12年間の生活があったからこそ気づけたことで、今後の人生において、とても重要なことを学ぶことができました。
長ったらしく想いを綴ってしまいましたね笑
そろそろ終わりにしたいと思います!
改めて本当にありがとうございました。12年間慶應義塾で卓球ができたことを誇りに思います。このブログを読んでくださる人の記憶の片隅に「卓球選手、慶應義塾の林亮宏」が存在していれば幸いです!
次回のブログは新主将の岡本が担当します!お楽しみに!
P.S.もうこれで終わりみたいに書いていますが、10月28日から行われる全日学にシングルスダブルス共に出場します。悔いの残らないように頑張りたいと思いますので、ご声援のほどよろしくお願い致します!