目標
実業団(日本リーグ)選手になること。
理由
卓球が大好きだし、始めた年齢が遅かったのもあるから、自分の限界にチャレンジしたい。大学4年間の先もまだまだ成長できるはずなのに、やめたくない。
進学校でやってきた自分でも限界にチャレンジして、成功して、夢を与えられる人になりたい。誰かの目標になりたい。
(2017/5/11に書いたメモより)
僕は就職活動を始めるまでこのようなことを目標に卓球をしていました。
このような目標を持ったきっかけは英田理志選手との出会いでした。
英田選手は強豪高校出身でなく、高校時代はインターハイに1度しか出場していないのにも関わらず、大学時代に全日本学生選手権4回戦(ベスト32)、全日本選手権4回戦、東海学生選手権優勝などの成績を収め、日本リーグ所属実業団へ就職、更にはプロ選手へと転向(スウェーデンリーグに参戦)しました。
英田選手がたまたま練習に参加して下さったことがきっかけで、英田選手と何度も練習してもらったり、ご飯に連れて行ってもらったりしました。
そのような日々の中で、英田選手に憧れ、夢を与えられ、実業団選手になりたいという目標を持つようになりました。
ただ、実業団選手になるためには成績がなければなりません。
1年半、必死にもがきましたが、そう甘くはない世界でした。
全日本学生選手権や全日本選手権に出場することにすら程遠く及ばず、就活を始める時に目標はきっぱりと諦めました。
大きすぎる目標を立て、それが本気で叶うと自分だけは信じ続けて、自分なりに突っ走ったこの大学生活、そして卓球人生に何も後悔はありません。
正直、卓球をやってきた9年半の間、悔しかったことばっかりだった。思うように上手くならなくて悔しい。試合で負けて悔しい。ライバルに負けて悔しい。
けれど、誰だって悔しい思いはしているでしょう。悔しくても悔しくても何度でも立ち上がって、何度でも挑戦する。それが必ず成功に繋がっている保証はどこにもないけれど、それでも挑戦する。それが大事なんだと僕はスポーツから学びました。
卓球への挑戦はこれで終わりですが、これからの人生で「夢を与えられる人になりたい」「誰かの目標になりたい」。
卓球から学んだことがもう1つ。僕はまだまだ自分に甘い。もっともっともっと努力しなければ成功は掴めません。
最後になりますが…
中学で卓球を始めてから、クラブチームや個人レッスン、用具など本当にたくさんのお金を出してくれたり、練習場への送り迎えをしてくれたり、バランスを考えた食事を作ってくれたり、臭くならないように毎晩洗濯をしてくれたり、9年半いつだって側で応援してくれたお母さんとお父さん、本当にありがとう。
そして、僕の卓球人生に関わって下さった皆様には感謝しかありません。
特に、礼武道場、渋谷幕張中高卓球部、慶應義塾大学卓球部、内山コーチ、平屋コーチには大変お世話になりました。ありがとうございました!
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来週のブログは…
頼れる主将 赤松秀平!
お楽しみに!