こんにちは。アルペン兼スキークロス3年の古野慧です。

先日、スウェーデンのIdre Fjällにて世界選手権が行われました。結果は29位と上位入賞は出来ませんでしたが、12月からのワールドカップも含め、今シーズンはようやく世界の舞台で戦えるようになったなと感じています。まだまだ課題はありますが、着実に成長していますし、このまま北京オリンピックの出場権を獲得できるよう頑張っていきたいと思います。

さて、近況はこのくらいにしておきます。毎回近況ばかりをブログのネタにしていたので、たまには違うことも書こうと思い、本日は最近私が感銘を受けたNBA選手の名言についてご紹介させて下さい。

というのも、NBAがすごく好きなわけではないのですが、たまたまTwitterのタイムラインに流れてきたツイートに感銘を受けてしまいました。

参照リンク↓

https://twitter.com/hibiku_nba/status/1336235688715460609?s=20

（アジア人がドレッドヘアをするなと言うケニオンマーティンに対して）

「大丈夫、君が僕の髪型を好きになる必要はないし、意見を正直に伝えてくれたことに感謝している。僕はドレッドヘアをしていて、君は漢字のタトゥーを入れている。僕はそれをリスペクトの証だと思っているよ。」（ジェレミーリン）

こんな完璧なアンサーがあるでしょうか。ケニオン・マーティン選手はぐうの音も出ないでしょうね。人種差別問題は世界中で問題となっており、最近では”Black Lives Matter”が話題となっていましたね。いくつかの事件も起きていましたが、ジェレミーリン選手は差別発言に対し、こうもうまく返せるのかと本当に感心させられました。

このツイートでジェレミーリン選手のことが気になってYoutubeで色々と調べてみたところ、なんとNBAに入る前はハーバード大学に一般試験で合格しいる秀才だったのです！

ただ、その背景には人種差別問題があったようで、アジア人の血を引く彼は、高校時代に全米でもトップレベルの活躍をするも、アジア人というだけで、彼はどこの大学からもオファーが来る事はなく、普通に受験をしてハーバード大に入学したのでした。

大学でも大活躍するリン選手でしたが、卒業時にオファーをしてくれるNBAチームはなかったようです。これが全て人種差別ではないにしろ、彼は多くの人種差別にあってきたそうです。

ここでは全てを説明できないのでお時間ある方はリン選手について解説している動画を観てみてください！！

私はスキークロス界で特別人種差別を受けているわけではありませんが、もし受けたときにリン選手のような発言や、考え方が出来るか分かりませんね。というか出来ないと思います。人種差別問題に限りませんが、人間として徳を積んでいきたいですね。

とまあ、ここまで長々と書いてきましたが、せっかく慶應義塾大学という名門で学ぶことが出来るので、ジェレミーリン選手のように文武両道の人格者になれるように日々精進したいなと思ったエピソードでした。

次は大雅です。