はじめまして法学部法律学科新2年の佐藤宏人です。



今日は法学部法律学科、いわゆる法法の履修について説明しようと思います。

法法では語学のインテンシブコースを取るか取らないかで履修上限が変わります。通常は履修上限が通年で48単位(一般的な授業24コマ分)ですがインテンシブコースを履修すると上限が52単位に増えます。インテンシブコースについては弊部きっての俊足を誇る三宅(新法3)さんが詳しいので体験練習で是非、直接質問してみてください!

次に通常のフル単、48単位の内訳を見ていこうと思います。基本的には90分1コマを2単位と数えます。

必修+選択必修
法律学科目(導入科目)→通年の必修が3科目(憲法・民法・刑法)あるので春秋6コマ12単位が消費されます。これに加えて法制史概論Ⅰ,Ⅱまたは国際化と法(2年生)のいずれかを選択必修として1コマ取らなければなりません。僕の個人的な感想としては法律にやる気がある入学直後の春学期に法制史概論Ⅰを履修することを強くお勧めします。

外国語科目→4コマ(英語Ⅰ,Ⅱ+第二外国語)あり通年で8単位取得します。これは1コマ1単位という納得し難い例外的な制度です。

社会科学科目→通年の必修が1科目(法学Ⅰ,Ⅱ)4単位に加えて卒業までに選択必修として社会学Ⅰ,Ⅱ、地理学Ⅰ,Ⅱ、政治学Ⅰ,Ⅱ、近代思想史Ⅰ,Ⅱのどれかから2コマ4単位を取得する必要があります。

これらを全て1年生で取ろうとすると必修と選択必修だけで30単位が埋まります。

残りの18単位を何で埋めるのか?
一般教養科目です。

簡単に分けると自然科学科目と人文科学科目があります。
それぞれ8単位以上が卒業に必要です。(つまり4コマずつ)

この2つは科目数が大量にあって好きなものを自由に選択できます。注意が必要なのは自然科学科目と人文科学科目の違いです。人文科学科目は担当者が違う同じ名前の科目を履修できる(例えば歴史Ⅰを3コマ取れたりする)のに対して自然科学科目はできません。また情報科目は自然科学科目にカウントされないので注意が必要です。

僕は自然科学科目の履修申告に性格が出ると思っています笑

ここまでを順調に消費したとすると
必修+選択必修=30単位
自然+人文=16単位の46単位が消費されます。

あとの2単位1コマは好きなものをとってください。「卒業要件は満たしたから取らなくていいじゃないか!」と思うかもしれません。履修案内をよく読んでみてください。卒業要件を埋めた上で余分に8単位が必要になります。多くの法学部生は1年生で最低限の卒業要件を満たして2年生で余分に必要な8単位を取得しています。(三田に一般教養がないから)

上手く48単位を取り切ると2年生で必修以外の科目を6単位3コマに抑えられます。一般教養に逼迫されないと主に三田でしか取れない展開科目を日吉で取れたりする余裕が生まれるのでフル単に拘って履修を組みましょう!

分かりにくい部分も多いと思いますが許してください。僕も一年通って理解不能なルールがたくさんあります。

明日は料理男子前田が政治学科の履修について解説してくれます!お楽しみに!