こんにちは。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今回のブログを担当します文学部社会学専攻新2年の柿崎祐太朗です。




今回は文学部の履修について説明します。文学部の場合、1年次とそれ以降では履修事情が異なりますので、今回は新入生の皆さんに特化して、①必修語学科目、②総合教育科目、③専攻の3点について説明しようと思います。

文学部の授業は2種類に分けられます。それは、①必修語学科目と②総合教育科目です。
 
①必修語学科目について
前提として、必修語学は1授業1単位です。多くの人は、英語4単位(春・秋学期とも週2コマ)と第二外国語6単位(春・秋学期ともに週3コマ)の計10単位を1年間で履修することになります(半期で英語2単位、第二外国語3単位)。文学部は語学がキツイという言説を耳にすることが多いとは思いますが、1単位でも落としたら留年かというと、そうではありません。それぞれ2単位ずつまでは落としても進級、つまり三田に行くことはできます(文学部は他学部と違い2年生から三田キャンパスに移る)。ただ、そうなった場合、ただでさえ面倒な語学の授業を、2年次に三田に通いながら、日吉に語学の授業だけ受けに行くことになったり、2年次の時間割に面倒な語学の授業が侵食してきたりといった事態になりかねないため、語学はしっかりすべての単位を取ることを強くおすすめします。
 
②総合教育科目について
総合教育科目とは、般教(一般教養科目)と呼ばれるものです。こちらは基本的に1授業2単位です。自分の興味に沿った授業を履修することが出来ます。卒業に必要な単位数は38単位ですので、それを目指して自由に履修しましょう!…といいたいところですが、注意点があります。それは、社会科学系列、人文科学系列、自然科学系列の3系列を少なくとも8単位ずつ履修しなければならないということです。これに気をつけないと、38単位取ったのに2年次に日吉にも通うということになりかねません。8単位×上記3系列=24単位を超える授業については自由に履修することが出来ます。なので、3系列を軸に様々な授業を履修するとよいでしょう。2年生からの負担を抑えるためにも、般教は1年次に38単位取り切りましょう!
 
この2種類の授業の単位すべてを合わせた48単位(必修語学10単位+般教38単位)を取ることを目指しましょう。これが1年生で取ることが出来る卒業に必要な単位数だからです。しかし、これを実現しようにも、1年生の履修上限は52単位であるため、余裕があるとは言えません。ゆえに落単した際の保険として1年間で50~52単位履修するのが一般的です。また、半期の履修上限は30単位ですので、これにも注意しましょう(登録する際に30単位以上登録しようとするとエラーになるとは思いますが)。春秋それぞれ25~26単位履修するとバランスがいいでしょう。
 
③専攻について
最後に、2年次からの専攻について触れたいと思います。文学部には17の専攻が存在します。各専攻の選抜基準について、昨年度は、人気の高い社会学専攻、人間科学専攻はGPAのみでの選抜、他は志望理由書を書かせるかそもそも選抜を行わない、といった具合でした。GPAが関わる専攻に興味がある人は、3点台は欲しいところです。また、この場合利用されるGPAは春学期のものなので、スタートダッシュの失敗は致命傷になりえます。そのため、進みたい専攻が決まっていない人やGPAを選抜基準にしている専攻に興味がある人は、春学期から頑張りましょう。
 
現在、弊部には4人の文学部生が在籍しています。商学部と勢力を争っているのが文学部という派閥の現状です泣。私は弊部における文学部という存在を法学部、経済学部を脅かす存在にまで成長させたいと考えています。この目標達成のためにも是非とも多くの文学部生に入部してもらいたいです。
 
冗談はここら辺にして、最後にはなりますが、皆さんの力が間違いなく弊部の力になります。まずは日吉での対面の新歓、体験練習に参加してみてください。また、今回のブログで履修の基本的なことは網羅していると思いますが、個人によって事情も異なると思います。DMや質問箱を通した履修相談も受け付けておりますので、是非ご活用ください。皆さんの入部を心待ちにしています!
 
次回のブログは同期である経済学部の伊藤太一が担当いたします。部内では部員をいじり倒す一方で、部外に大学の友達はいないという内弁慶っぷりを遺憾無く発揮している彼は経済学部についてなにを語るのでしょうか。乞うご期待!