4年 副将 泉惇介 | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

4年 副将 泉惇介

こんにちは、2010年度副主将を務めました泉です。

最後の日記ということで何か後輩に贈る言葉を書こうと思っていました。が、書いては消し書いては消しで全然進みません。

なぜか。書いた後に見返して、こんな偉そうなこと言えないだろと思ってしまうからです。何かアドバイスとか残そうとしても自信を持って言えないんです。引退してから4か月経ってラクロスを忘れたからというわけではなく、結果が出せなかったこと、むしろ汚点を残してしまったということが大きいと思います。

09は戦術班と春幹部、10は副将とディフェンスリーダーとして、この2年間はチームの中心に近い位置にいたにもかかわらず不甲斐ない結果で終わってしまいました。新2、3年生には全日の舞台を経験させてあげられず、非常に申し訳ない。これまで強い慶應の歴史を作ってきたOBの方々にも申し訳なく思います。僕が塾高生のころはその強い慶應に憧れていたので、今の塾高生(特に3部から2部に上げた代)にはとても恥ずかしい。

「結果が出なくてもそのプロセスで得るものがある」とよく聞きますが、やはり結果は重要だと思います。これは本下が言ってことだと思いますが、どんなにがんばっていても、どんなに良いチームでも、結局後々に残るのは結果だけであると。「ああ、あの負けた代ね」と。逆に、結果を出した代であれば「どういうチーム作りをしたのか、どんなこと考えていたのか」とプロセスの方に目を向けてもらえると思います。

と、なんでこんな懺悔のような、言い訳のようなことを書いているかというと、現役の後輩たちにこんな思いをしてほしくないからです。もう新しいシーズンは始まっているみたいですが、結果にとことんこだわってがんばってほしいです。新4年生はラクロスが好きな人が多く、他大学の練習や○○塾などに積極的に参加していろいろ刺激をもらっているみたいですね。良い方向に慶應を変えていってほしいです



・・・すごくネガティブな日記になってしまいましたが、今思うことを書きました。それでは次の人にバトンを回します。よろしく~