1年 クリス | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

1年 クリス


はじめまして、NY学院からきた法学部法律学科のクリスです。NY校でラクロス部を立ち上げて、キャプテンやってました。

今年の意気込みなのですが、僕はNY校の強さを日本にわかってもらいたいとのことです。慶応大学のような、技術がとても高いチームには比べものにならない僕のチームでしたが、大学のチームに貢献できるようなことも沢山あると僕は感じます。これはラクロスというスポーツの面だけでなく、部活との面もみた、全体のことで貢献できると僕は考えてます。

まず、NY校の「やる気」との意味は他の部活と少し異なっていると思います。よく、先輩に後輩がしかられたりすると、「やる気ないのか!!」ということが多いと思います。これは練習に対してやる気がないとのことなのだと僕は解釈してます。しかし、NY学院での「やる気」というのは試合に勝つ「気」との意味であって、試合に勝つことに貢献できれば、練習でそのようなしかりかたはよっぽどなことがない限りそのようなことは僕は一切いっていません。したがって、このような方針でなければ、部員はそもそも集まらなかったし、高校から新しいスポーツを学ぶ以上必要であったことなのでしょう。

NY校で勝つことにこだわっていたのには、深い理由があります。それは勝つものでないと相手にされないからです。NY学院のラクロス部は創立して2年たちましたが、その間他の部活から馬鹿にされ続けました。「ラクロス部はスポーツができない落ちこぼれの集まりだ」、「あんな筋トレじゃうまくならない」、「いっつもヘラヘラ練習しててむかつく」など、散々言われてきました。しかし、僕はあきらめずに部員を勧誘し、後輩をかわいがってチームが勝てるように練習を組み、色々な面倒くさいことを乗り越えてきました。結果、NY校の2010年度シーズンは10勝2敗と大変良い成績でシーズンを終えることができました。これで、あれだけ馬鹿にされ続けたラクロス部は。「ラクロス部はすごいと思う!」
「がんばったね!」へと変わっていったわけであります。

今年、僕はまだ練習生であるため、公式試合にでることはできません。なので、来年になったらいち早くトップチームまでのぼりつめて、活躍できる選手になりたいと思います。これを成し遂げるために僕は自分の弱みを強みに変えて、強みも練習を重ねていきます。そして、最後に僕の勝つ気持ちへのこだわりをみんなにわかってもらえばなと思います。

長い書き込みでしたが最後まで読んでいただいた人ありがとうございます。