3年 櫻井祥平 | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

3年 櫻井祥平

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(威風堂々なたち姿…笑イギリスでも昼夜問わずラクロスがんばってください! 上 3年櫻井 下 3年岩田)


入部直後から、早速カモリが激しい私立御三家開成高校からいらっしゃいました斎藤くんからバトンを引き継ぎました。開成のカモリは怖いです。
最近すごく、1年岡本りょうやに似てる雰囲気を感じています。3年18組櫻井祥平です。

最近の下級生はメーリスの粗相を犯しませんね。ぶち上げすぎたメーリス事件からもう二年も経ちました。もちろん今年の早慶戦もぶち上げましたよ。パレード参加しました。
最近は私生活をぶち上げすぎてる部員がいるようですが、無防備にも程がありますね。気をつけてください。

さて、テーマである「今年の意気込み」を書く前に皆さまに御報告がございます。
僕はこの7月末から来年の6月末まで、ロンドンにあるUniversity of Westminsterという大学に留学します。
(当初はMiddlesex Universityという大学の予定でしたが、ギャグ留学になりそうだったので辞退しました。)

冗談はさておき、僕が留学する大学は09 KEIO LACROSSEの島川さんが留学していた大学のすぐ傍にあり、入るクラブチームも一緒か同じリーグのチームになります。
外人のシュート受けまくって、一番セーブが上手いGLになって帰ってきます。そしてイギリス夜のラクロスはどうなっているのか。今からワクワクが止まりません。

ふざけすぎました。申し訳ありません。ここからは真面目に「今年の意気込み」、更には帰国後、来年の意気込みも少し触れられたらいいなと思っています。

「今年の意気込み」はズバリ、「残して」、「吸収する」ことです。そして来年はそれらを「深め」て「還元」するです。

まず「残す」から。

今年の春期間は僕ら3年が仕切る立場になって、今まで以上に、「日本一」になるためには何が必要か・何が足りないかを考える時間が増えました。今年留学するために直接チーム
に関われない僕が
真っ先に思いついたのが、僕たちがラクロスをする物理的な「環境」を改善しようということでした。物理的な環境は例えば、お金・グラウンド・ラクロス用具etcです。
グラウンドは皆さんご存知新丸子スタジアムです。このスタジアムは雨が降るとコンディションは最悪、怪我やパフォーマンスの低下に結びつきます。壁当てやアフターができたり、
慶應ラクロスの聖地としては絶対になくてはならないグラウンドなのですが、今までの経験上、人工芝で練習した方が練習効率やモチベーションも高まると考えます。人工芝のグラウ
ンドと言えば川崎・大井第二など素晴らしい場所がありますが、使用には高額なお金がかかってしまうので毎回は使えない。日本一になるためには絶対密度の高い練習が欠かせない。

ここでNCAA、D1を取り巻く環境を考えてみましょう。もちろんアメリカではNCAA人気はとてつもなく、多額なお金が動いているので日本と比較していいのか分かりませんが
彼らは専用の人工芝スタジアムを持ち、グッズは支給され、企業協賛も当然行われています。

ようするに「環境」に不自由がない。

そんな僕が出した結論は、物理的な「環境」を改善するためにRED BULLと企業協賛しようというものでした。RED BULLからの物品提供を始め、協賛金の獲得、そして夢はグラウンド提供
です!
なぜRED BULLかというと、フェイスオフとレッドブルのロゴが似ているから・試合前や練習前にレッドブルを飲む選手が多数いるから・またレッドブルはマイナースポーツに対して支援
をする傾向にあるからetc 様々な理由があります。

またこのprojectは慶應ラクロスのみならず、「日本ラクロスの活性化を図る」ということも視野に入れ思考錯誤していくつもり。というのも、慶應のPioneer's Prideを
貫くにはやはり慶應ラクロスだけでなく、日本ラクロス全体のことを考えて先導していかなければならないと思うので。

ここでこのprojectの全容を書くと延々と続いてしまうので、かいつまんで紹介させていただきましたが、僕が留学前に何をチームに「残す」かというと、このprojectの
全体像を詰めて、レッドブルと慶應ラクロスの接点です。活動の中間報告として、レッドブルから無償で、部室にレッドブルクーラー(冷蔵庫)・定期的なレッドブルの提供
をしてもらう約束を取り付けました。楽しみにしていてください。もう朝コンビニで200円払う必要ありませんよ!

最後に「吸収」する・「深め」て「還元」する

これは簡単にいきたいと思います。文字通り、留学先で日本にはないものを吸収して、それを深めて帰国後チームにプラスになるものを還元する。留学に行かせていただいてる立場なの
で、必ず何か得てきたいと思います。必ず。そして来年の2011慶應ラクロスに還元します。

最後になりましたが、4年生のみなさんとは11日でお別れです。今までラクロスだけでなく、人として大切なことを沢山教わりました。一個しか学年違わないのに、一言一言に
こんなに説得力や重みのある先輩たちと、最後まで一緒に戦うことができないのは残念でなりません。絶対に日本一になってください。ロンドンから信じて祈っています。本当に
ありがとうございました。帰国後、また人生単位でアドバイスをいただきたいです!

3年生以下は、来年成長して帰国する僕を待っていてください。来年はレッドブルプロジェクトも本格始動します!来年はゆーて3年生なので、今の2年は

「三木以外」タメ語つかっていいですよ。三木以外。

2010慶應ラクロスを、イギリスから応援するとともに、僕も負けないようにStrongでありたいという意気込みです。

それでは皆様、失礼いたします。

続いては、優しい雰囲気の中に熱い闘志を持っている、シュートフォームがめちゃめちゃかっこいい、サッカー出身っぽいのに野球出身
澤田さんよろしくお願いします!