最後のバトン 佐藤弘一
コンドリームこと近藤からバトンを受け取った佐藤弘一です。彼とはもう腐れ縁です。一浪、アーセナル、そして就…。彼からバトンを貰ったのは何かの縁でしょう。
そしてこのバトンは非常に重たい。これは今まで運んできてくれた後輩みんなの想い、それ以上に慶応ラクロスを今まで創ってこられた先輩方全ての「想い」が乗せられてきたバトンです。何か書くのが末代まで恐ろしいですね。でも確実に私の想いもしっかり乗せて慶応ラクロスの未来へバトンを繋ぎたいと思います。
さて最後の日記リレーということで何を書こうか。書きたい事はいっぱいあります。例えば、マネジャーへ四年間セクハラを続け得たこととか、最近の推しメンがきたりえに変わった経緯とか。でも本当に最後なのでちゃんと書きます。
先日、アルピニストの栗城史多さんの講演を聞きに行きました。彼は元ニートの登山家で、現在は世界7大陸最高峰制覇を目指している方です。最後の日記にしては受け売りみたいな内容になってしまいますが、今の私の想いに非常に共感を得た話だったので、みなさんに伝えたいと思います。
山登りもラクロスも一緒です。頂点を目指すのだから。そして頂点に辿り着くことを夢見て日々一歩一歩登り続けているのでしょう。
「山登りの本当のゴールは頂上ではない。頂上に登るために敢えて険しい道を選び、その過程でいかに自分を成長させるか。それがゴールではないか。」
慶応ラクロスは本当に難しい道を選んでいると思います。グラウンドもなければ、練習環境も劣悪、おまけになんてものもいない。全て学生運営でやっています。「日本一」を目指している部活でこんなチーム他にないでしょう。しかしこの険しい道を乗り越え、頂上に辿り着いた時、みんなは誰よりも成長しているはずです。そう考えるだけでワクワクしてこないですか。
「心と体は一体。心が折れたら体も折れてしまう。」
これは私の心に一番響きました。登山中というのは何度も心が折れそうになるそうです。なんでこんなに苦しいのか、もう止めたいとか諦めたいと何度も思うそうです。しかしそこで諦めた時は死が待っています。心が折れた瞬間、体は止まってしまうそうです。
苦しい時は誰だってあるはずです。ただそこで絶対に諦めない。最後の最後まで食らいつく。そこで折れてしまったら全て終わり。だからいつもポジティブに成功することだけをイメージして決して折れないで下さい。裏を返せば心が折れなければ、何だって達成できます。
「夢は一人では叶えられない。」
登山とは一見一人で頂上を目指すように見えて、実際に多くの援助が必要です。資金援助をしてくれるスポンサー、登山中も応援メッセージを送って勇気づけてくれるファン、麓で帰りを待ってくれている仲間たち。全ての人が夢に向け一つになった時達成できる。
ラクロスにおいても、当然一人では叶えられません。いくら一人がめちゃくちゃうまくたって、日本一にはなれないでしょう。全員が「日本一」という一つの目標に向け想いを共にした時、初めて夢は得られるはずです。ようは私たちが目指していることはそれくらい難しいことだということを一人一人が理解する必要があるのではないでしょうか。
最後に…
「天気が最も悪くなった後、必ず晴天がやってくる。これは自然界の法則だ。」
いくら雲行きが怪しくなっても決して諦めてはいけない。自然の摂理で必ず晴天がいつかやってくるから。だからそれまでは必死に耐えて戦い続ける。そうしたらきっと最高の晴天が待っているはずです。
徒然に書かせていただきました。今年は必ず「日本一」を獲得してくれると信じています。そしてその夢を叶えるために一つになってください。みんなは一人ではありません。慶応ラクロスファミリー全員が繋がっています。
さて長文になってしまいましたが、次の走者はイギリス帰りの素君です。彼とは昔はよく練習中に大喧嘩しました。今考えると本当に子供でした。ごめんなさい。というわけでしっかりバトンタッチしたいと思います。じゃあはじめよろしく!
そしてこのバトンは非常に重たい。これは今まで運んできてくれた後輩みんなの想い、それ以上に慶応ラクロスを今まで創ってこられた先輩方全ての「想い」が乗せられてきたバトンです。何か書くのが末代まで恐ろしいですね。でも確実に私の想いもしっかり乗せて慶応ラクロスの未来へバトンを繋ぎたいと思います。
さて最後の日記リレーということで何を書こうか。書きたい事はいっぱいあります。例えば、マネジャーへ四年間セクハラを続け得たこととか、最近の推しメンがきたりえに変わった経緯とか。でも本当に最後なのでちゃんと書きます。
先日、アルピニストの栗城史多さんの講演を聞きに行きました。彼は元ニートの登山家で、現在は世界7大陸最高峰制覇を目指している方です。最後の日記にしては受け売りみたいな内容になってしまいますが、今の私の想いに非常に共感を得た話だったので、みなさんに伝えたいと思います。
山登りもラクロスも一緒です。頂点を目指すのだから。そして頂点に辿り着くことを夢見て日々一歩一歩登り続けているのでしょう。
「山登りの本当のゴールは頂上ではない。頂上に登るために敢えて険しい道を選び、その過程でいかに自分を成長させるか。それがゴールではないか。」
慶応ラクロスは本当に難しい道を選んでいると思います。グラウンドもなければ、練習環境も劣悪、おまけになんてものもいない。全て学生運営でやっています。「日本一」を目指している部活でこんなチーム他にないでしょう。しかしこの険しい道を乗り越え、頂上に辿り着いた時、みんなは誰よりも成長しているはずです。そう考えるだけでワクワクしてこないですか。
「心と体は一体。心が折れたら体も折れてしまう。」
これは私の心に一番響きました。登山中というのは何度も心が折れそうになるそうです。なんでこんなに苦しいのか、もう止めたいとか諦めたいと何度も思うそうです。しかしそこで諦めた時は死が待っています。心が折れた瞬間、体は止まってしまうそうです。
苦しい時は誰だってあるはずです。ただそこで絶対に諦めない。最後の最後まで食らいつく。そこで折れてしまったら全て終わり。だからいつもポジティブに成功することだけをイメージして決して折れないで下さい。裏を返せば心が折れなければ、何だって達成できます。
「夢は一人では叶えられない。」
登山とは一見一人で頂上を目指すように見えて、実際に多くの援助が必要です。資金援助をしてくれるスポンサー、登山中も応援メッセージを送って勇気づけてくれるファン、麓で帰りを待ってくれている仲間たち。全ての人が夢に向け一つになった時達成できる。
ラクロスにおいても、当然一人では叶えられません。いくら一人がめちゃくちゃうまくたって、日本一にはなれないでしょう。全員が「日本一」という一つの目標に向け想いを共にした時、初めて夢は得られるはずです。ようは私たちが目指していることはそれくらい難しいことだということを一人一人が理解する必要があるのではないでしょうか。
最後に…
「天気が最も悪くなった後、必ず晴天がやってくる。これは自然界の法則だ。」
いくら雲行きが怪しくなっても決して諦めてはいけない。自然の摂理で必ず晴天がいつかやってくるから。だからそれまでは必死に耐えて戦い続ける。そうしたらきっと最高の晴天が待っているはずです。
徒然に書かせていただきました。今年は必ず「日本一」を獲得してくれると信じています。そしてその夢を叶えるために一つになってください。みんなは一人ではありません。慶応ラクロスファミリー全員が繋がっています。
さて長文になってしまいましたが、次の走者はイギリス帰りの素君です。彼とは昔はよく練習中に大喧嘩しました。今考えると本当に子供でした。ごめんなさい。というわけでしっかりバトンタッチしたいと思います。じゃあはじめよろしく!