慶應 ~日本一のチーム~ 高見澤直樹 | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

慶應 ~日本一のチーム~ 高見澤直樹

いつもいい香りの島川君からバトンを受け取りました、4年の高見澤直樹です。

先日慶應ラクロス部は一橋に敗北し、今シーズンは日本一になる事が不可能となってしまいました。日本一どころか、学生チャンピオンにすらなれませんでした。信じられないが、残念ながらこれが現実。

俺は慶應ラクロス部が日本一に最もふさわしいチームだと思っています。負けてしまった今も。


入部する以前、僕は中学高校とバスケ部に所属していたわけですが、いずれも地区予選や県大会位のレベルで、全く日本一とは無縁の生活でした。

ラクロスを知ったのは、高2の頃、志木校の去来舎というウエイトルームで、07卒の宮本さんと話したのがきっかけです。
そして高校の部活の引退後、完全燃焼出来ていない自分が嫌で、何か大きな目標を目指せるスポーツは無いものかと悩んでいた時にラクロスを思い出しました。たしか高校3年生の秋位。そしてその時に同じクラスで席が隣だったのが、同期の村端でした。

「日本一を目指すチーム」

一体どんな部なんだろう。

きっと大学全体が部を全面的に応援し、グラウンドやロッカールームやシャワールーム、ウエイトルーム等の設備が充実しているだろう。先輩も恐くてトライアウトもあるのかな。などと勝手な想像していたのですが、実際は全然練習環境が良くなくて、最初はあっけにとられた記憶があります。キャッチボールが楽しくて、一瞬でそんな事全く気にならなくなりましたが。

そんな決して良くない環境の中、OBの方々の援助を元に、幹部が戦術を練り、ビデオを細かく分析し、夜遅くまでチームのために話し合い、TSが運営面で何度もミーティングを重ねてチーム作りをし、その下でそれぞれ班活動が行われ、MGがそんな僕たちを支えてくれて、自分のプレーを犠牲にしてまで後輩の為に力を尽くしてくれる同期がいて・・・

このような
「自分達の手でチームを日本一にしよう」
という慶應ラクロスのカラーは、僕の誇りです。日本一のチームだと思います。
こんなに頑張っているチームは絶対に他には無い。だから慶應ラクロスはずっとこうであって欲しいし、もっともっと進化して欲しい。そう願ってやみません。

最後に、お世話になった先輩方、本当にありがとうございました。
後輩達、来年は絶対にリベンジして下さい。スタンドから応援しています。


次はイカちいプレーでサテを引っ張ってくれたタッチーです!!よろしく!!