日本一について 川上大輔 | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

日本一について 川上大輔

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(真剣な眼差しの川上)

こんにちは。ラクロス部5年目となる家徳(ゆうて同期)からバトンを受け取った4年MFの川上大輔です。僕が一年生の頃から始まった日記リレーですが、とうとう最後の日記リレーになってしまいました。4年目にして、初めて「日本一」という真面目なお題について書かせていただきます。

昨年の全日本選手権決勝、ファルコンズに敗北を喫した。ファルコンズは高い個人能力を有しており、技術力には差があった。
今年も日本一を目指す上で必ず倒さなければならない相手である。
日本一になるにあたり、技術力はもちろん必要になってくる。しかし、技術力の差だけで勝敗が決まるのであろうか?決してそんなことはない。

慶應ラクロスにあって社会人にないものはたくさんある。何よりも、ラクロスをできる時間、考える時間がたくさんある。社会人が仕事をしている間、自分達は練習し、ラントレをし、アフターをし、ビデオを見て、ミーティングを繰り返し、試合を想像する。また社会人よりもチームメイトと多くの時間を共有できる。
そのラクロスに多くの時間を割けるという事は、社会人に対して本当に大きな強みになる。戦術一つでも、自分達には徹底的に詰める時間がある。逆にその時間を有意義にしなければ、日本一が遠のいていく。戦術も頭に叩き込まなければ、とっさに出てこない。本当に、甘さの部分をなくしていかなければならない。社会人が土日密度の濃い練習をするなら、俺らは毎日すればいい。詰めるところを詰めれば、必ず日本一になれる。そう、信じている。

リーグ戦も予選リーグが終了し、これからは一つも負けられない試合が続く。
今までよりもさらに気を引き締め、甘さをなくし、やることを徹底する。これをトップチームや上級生だけでなく、チーム全員が本気で意識すれば、相手に付け入るスキはなくなり、日本一は近づく。とにかく、チーム全員が意識してほしい。甘いやつには周りから言ってあげればいい。

なんだかまとまりのない日記になってしまい申し訳ないです。そろそろ次の走者にバトンを渡します。

次の走者はMGの木田沙織です。同じチームストラテジーのメンバーとして、頑張っています。文学部の彼女の文才に皆さん酔いしれてください。
それではお願いします!