戦う部族 本下純 | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

戦う部族 本下純

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(左 平子 右 本下)

僕らは決して忘れないだろう。。。府中で羽ばたいたあの伝説の漢の事を。。。でお馴染みのa.b.c.d.e...FG君からバトンいただきました悪ガキ第1期生の3年本下純です。第2期生のローサは憎たらしさが増す一方だし、3期生の田中に関しては機嫌を取ってあげないと一緒のセットでちゃんとプレーしてくれないから困ったものです。こんな可愛い悪ガキふたりには期待しています。

さて日本一というテーマですが、はたして我々がそれにふさわしい厳しいチームになれているのでしょうか?

最近ある本で気になるフレーズを読みました。早稲田大学ラグビー部元監督の清宮克幸さんが取りあげていた言葉です。ラグビー部の部員の言葉でしょう。「俺よりも練習を積んできたのに、試合に出られないやつがいる。」

その本によると試合前のレギュラーのメンバーは涙を流してグラウンドに入るらしいです。自分より練習を積んだやつが本気でスタンドから応援してくれるから、メンバーも本気で頑張れるんだと思います。

練習を頑張ったものが必ずしも試合に出られるわけではありません。スポーツはそんなに甘くないだろうし、日本一なんてなおさらそんな甘いもんじゃないはずです。めちゃめちゃ頑張ってる奴が犠牲になるならば、試合に出る者は中途半端な覚悟ではフィールドに立てないはずです。

僕たちも一度は誰かが自己犠牲の決断をした時に熱い気持ちを持ったはずです。冨野さんがプレーを諦めて全部ビデオ撮ってくれて最高の環境を作ってくれてる事や、ケンさんがプレーしたいのに今後もトップを走り続けなければならない慶應ラクロス部の事を考えコーチに転向してくれたことも。

僕はチームが強くなるにはやはり犠牲は必要だと思います。みんなで仲良くやりたいだけなら日本一なんて口にしない方がいい。僕たちは学生運営だから僕たちだけでチームを作っている。もちろんOBの方々に強力なサポートをしていただいているが、主役は俺らである。自分たちでやらないと誰もやってくれないから、だからもちろん犠牲も出やすい。それが僕らの強みになると思います。

今年「TRIBE」を掲げた以上、厳しさをもち、今一度「戦う部族」になりましょう。
全ては日本一のために。


日記書きながら興奮してしまったので多少気持ち悪い日記にはなりましたが、暑苦しさはご愛敬ということでお許しください。

さぁ続いてはイカツくない方の山下BOSSです。静かなる闘志の持ち主、あついの一発お願いします。では~バトンタッチ!!