日本一への想い 廣田裕次郎

(怪我を乗り越えて頑張ります!)
ホームページをご覧の皆さん初めまして、田中からバトンを受け取りました、廣田裕次郎と申します。
恐縮ながら自己紹介をさせていただきます。出身校は慶応義塾高校で、学部は商学部です。スポーツはラグビーと野球をやっていました。ポジションはまだ決まっていませんが、DFかMFをやりたいと思っています。目標とする先輩は4年生の市村さんです。
僕は塾高時代、蹴球部(ラグビー部)に所属し、花園(野球でいう甲子園)出場・全国制覇という目標に向け日々厳しい練習に励み、ラグビー漬けの高校生活を送っておりました。
ラグビーとはとても熱く、格好良く、人に感動を与える素晴らしい競技です。「One for all , all for one.(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」という言葉がありますが、一人でも体を張ることができなければ突破され、陰の一人一人の体を張ったプレーが最後にトライ(得点)という形につながるのです。
また、ラグビーは競技の厳しさや、激しさ故に、人間を形成するスポーツとも言われております。僕は高校3年間で骨折5回、脱臼1回、うち入院・手術を一回ずつし、入部から引退までの期間の半分以上プレーできない期間がありました。
そのような期間中は大変辛いものであり、悔しい気持ちを抑え、我慢の日々でありました。その分高3の春に神奈川県大会優勝、関東大会3位という結果をグラウンド上で味わえた瞬間は大変嬉しいものでした。
しかし、本番である秋の花園予選の初戦が始まる3週間前、僕は遠征で足首の立方骨を骨折し、医師の方には「予選は仲間を信じるしかないね」と予選絶望を告げられました。
その瞬間は目の前が真っ暗になり、この3年間の日々が無駄になった気がしました。しかし、なにがなんでも諦めきれず、様々な治療やリハビリをし、なんとか準決勝の前に練習に参加できるようになりました。
僕自身、実力不足で準決勝、決勝と試合にメンバーとして出場することはできませんでしたが、あきらめろと言われた予選中に復帰でき、共に辛い練習を乗り越えてきた仲間と一緒に最後にメンバー争いをできた事だけでも幸せな事でした。
そして監督コーチ、チームトレーナーの方、リハビリ・病院の先生、先輩・後輩そして同期の仲間、支えてくれた友達、そして何より金銭的にも時間的にも迷惑ばかりかけた両親、様々な人たちに支えられていたことを痛感いたしました。
誰よりも「感謝することの大切さ」を知り、ラグビーが僕を様々な面で成長させてくれたと思っています。
大学へ入る際に迷った末ラグビーをやめ、このラクロス部に入部した経緯についてまだまだ熱く語りたいのですが、さらに長くなってしまうので控えさせていただきます。
最後に、僕はラグビーでお世話になった方たちにラグビーをやめラクロスに来た決断の「答え」を示し、恩返しをしなくてはいけません。そしてそれはこの素晴らしい先輩方や同期に恵まれたこのラクロス部で「日本一」という形で出すしかないと思っております。日本一への想いは誰よりも強い自信があります。
また、現在も怪我によりリハビリ中ですが、何らかの形でチームの日本一に貢献できるよう、とにかくがむしゃらに頑張っていきたいと思います!
4年間よろしくお願いします!!
次にバトンを回すのはNY高から来た藤澤です。彼の性格を説明するのは難しいですが、一言で言うなら「ぶっ飛んでる」ですね。しかし運動能力は同期の中で一番といっていいほど高いでしょう!そしてその運動能力を持ちながらなんだかんだ一番の努力家です。
では藤澤よろしく!!