A New Hope(會田 洋平) | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

A New Hope(會田 洋平)


はい、神津崇副将よりバトン受け取りました會田です。

我が部のHP上でコウちゃんは「Mike Powellになる」と記述していましたが、僕はSyracuseが嫌いです。だからOFDFFO全て出来るコウちゃんはOFだけのマイキーでは無く、まさにKyle Harrisonタイプの“なんでも出来る”スターMFなのであると思います。うめぇな、コウちゃん。同じ外部として誇りに思います。と、同時に自分より上手くて悔しさも感じます。でも、やっぱりカッコいいんですよねコウちゃんのプレーは。

さて、この日記の主旨に戻り、今現在の僕の想いはというと

試合で我が部の愛すべき主将・岡田君からフィードをもらって点を取ることを虎視眈々と狙っていることです。みなさん、クリアーした後の私の動きに注目していてください。そうとう必死に、自己中心的な動きをしてなんとか左手でフィードを受けようとしていますから。

そんな感じの5th Year Senior、最近チームに少しとけ込んできたけど、やっぱり浮いている會田洋平です。よろしくお願いします。

去年の代でも最上級生日記リレーがあり、かなりカッコいいことを書き込んでしまったのでもう今年はネタ切れです。すいません。

したがって、今回の日記では僕が最近良くつるんでいる慶應義塾大学ラクロス部のダークサイド代表:小口君と亀井君のお話をしたいと思います。本日も練習後にはデニーズへ3人で出向き、JoJo談議に花を咲かせていました(ちなみに昨日はスカイラークでファミコンのゲームをPCで、ゲームボーイのソフトを携帯でプレーする面白さを語っていました)。

僕と彼等の出会いはかれこれ4年前まで遡ります。当時、ラクロスを始めて一年経ち、ようやく慶應のラクロスにも慣れ始めた頃、塾高ラクロス(前年に2部→1部に昇格させた代)からワンサカと調子乗っている子達が入部してきました。若かった僕はまだ慶應の「正統派」(Star Warsで言うとJedai率いるライトサイドです)として夢を片手に、クロスをもう片手に持って練習に励んでいました。なので、自然と僕が仲良くなる後輩もラクロスを心から愛しているラクロス馬鹿で、純粋無垢な岡田君であり橘君でありました。

逆に小口君には「なんじゃこのB-Boy!?」、亀井君には「やる気あんのか、この塾高出身は??」と心の中で叫び、彼等との接点を避けていました。

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ここで僕のことを少し話しますと、僕は決しておしゃべりで、人当りがいい方ではありません。Nori君はつい最近まで僕が「Hey!元気!?調子どうよ!?」みたいな外人ノリが好きな人だと勘違いしていました。それは間違いです。もちろん仲良くさえなれば、そんなノリもします。しかし、仲良くなるまでに年月がかかるのです。

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したがって彼等に対するステレオタイプを取り払うのには出会ってから約3年もの時間を要しました。

今ではオフ前に(彼等の仲間である相原君)は毎回と言って良いほど一緒に遊んでいます。とくに何をするのではないのですが、なんとなく一緒にダラダラと過ごします。時にはJ-Rap縛りをしたり、焼き肉を食べたり、深夜のファミレスでドリンクおかわりしたり、意味不明な6人でボウリングをするなど、楽しい一時をエンジョイする仲間であります。

そうなんです、気付いたら僕も「ダークサイド」へと引きずり込まれていました

仲良くなる特別なきっかけとかは無かったのですが、彼等二人の巧みなForceにペースを奪われてしまい、次第に行動を共にするようになった始末であります。

幹部も少しの間経験した事のある「正統派」であった僕としては、このダークサイドもそこまで悪くなく、今となってはむしろ居心地が良いくらいです。たまに悪ふざけをして迷惑をかけてしまっているかもしれませんが、プレー中は真剣そのものなので、幹部やチームメイとの皆様ご了承ください。よろしくお願いします。

*注:実は彼等二人はラクロス部の中でもとても礼儀正しい部類に入り、真面目な部分はとても真面目で人間的にも出来ています

なにが言いたいかというと、人間なんでも「話す」モンだということです。偏見やステロタイプはアクション無くして崩すことは不可能であります。

当たり前だよ!

とか思うかもしれませんが、やはり人と仲良くなり、理解するには「会話」をするしかありません。

「毎日一緒に練習してるから…」

そんな理由だけでは他人を理解することは不可能であると思います。しっかりと向き合って、話し合うこと、自分から何らかのアクションを起こすことによって初めて相手を理解でき始めるのではないでしょうか。

僕が2年前まで毛嫌いしていた塾高ダークサイドの小口君と亀井君とは今では仲良し(ダーク)フレンズであるように、まずはいっぱい「会話」してみてください。

時間は限られています。そんな制限のある中で、ラクロス部の仲間を単なる「チームメイト」で終わらせるのは非常にもったいないと思います。どうせ同じ目標に向かって汗を流す間柄であるのならば、「信頼関係」を築き、相手と通じ合って「友達」になった方が楽しいと思います。なぜならラクロス部の仲間は一生涯愛すべき最高の友達であるから!

こんな感じです。

根暗な僕が偉そうに語ってしまっていて、非常にまとまってないですが、その他質問などございましたら、僕の所まで来てください。ちゃんと答えます。リアクション苦手ですが、意外に話好きですから。

さて、お次は馬場淳君です。

僕が彼を始めて見たのは、塾高の入れ替え戦で。スーパーウルトラなんとか肺炎から復帰したとかで、馬場君が試合に登場しただけでスタンドが盛り上がっていました。そんな事情を知らない僕は、「ほうほう」って感じで観戦。ピカピカの大学1年生だったので、正直次の年に入ってくる塾高生「だるいなぁ」って思っていました。ただでさえ内部の力が強い慶應ラクロスなのに、更に上手い奴らが入ってくるとなると…

やっぱり入部したからには試合出たいですしね。なんか塾高出身だからって一年から試合にバンバン出られるのも悔しいじゃないですか。塾高のしょうもない3年間の練習よりは慶應大学の一年間のが内容の濃い、充実した練習を送ったと証明したいと思いました(ハリキリ始めたのは、その翌年の波崎くらいからですが、、、)。

さて、そんなビッグボーイの馬場君はU-19にも選出されたスティックワークがやたらあるロング君です。藤居君がいつも「馬場さんのスティックワークかっこいい」ってベンチでブツブツ言っております。でも不器用な髭の藤居君は真似するどころか、試合中に自分のクロスを落とし、相手に蹴りをかましてしまいます(2006/10/22、ラガ戦参照)。そんな馬場君も今年度の遠征では同じ部屋。馬場君はPSPのパワプロでペナントレースを必死にやっていました。

さて、馬場淳くん!今年の慶應が優勝する様に、ペナントでは優勝できましたか!?

これからも空へと羽ばたき続けてください。