ビデオ鑑賞のすすめ(星野充則) | 慶應義塾大学体育会男子ラクロス部の日記リレー

ビデオ鑑賞のすすめ(星野充則)

プレーをやめて早三週間、リュックで丸子に来るのも悪くないなと思う今日この頃ですが、運動不足は甚だしく皮下脂肪におびえる毎日です。この日記リレーではビデオについて徒然なるままに書いていきたいと思います。


とりあえず海外系のビデオについて。

NCAAMLLのビデオは僕達の教科書みたいなもので、参考になるプレーがたくさんあります。


まずは、NCAAのラクロスについて特徴をあげると、学校によりさまざまなカラーがありますが、勝利が第一優先に掲げられ様々なことに関して「徹底」されているということです。特に、JHUPrincetonは「組織」がかなり徹底されていて、ほんと戦術がちがちって感じです。逆にVirginiaSyracuseなどは「個」を活かしたラクロスをやります。サッカーで例えるなら、前者がセリエAにありがちな守備最優先のサッカーで、後者がスペインリーグにありがちな攻撃サッカーみたいな感じかな。なので、目的によって見ていくチームを変えていくことをおすすめします。もし、洗練されたチームDFを見てみたいなと思うのなら、JHUPrincetonのビデオを見るべきだし、割とCreativeOFが見たいなと思うならVirginiaSyracuseのビデオを見るべきです。


次にMLLについてですが、「勝ち」というよりも、「魅せる」ことに主眼が置かれているように感じます。ルール的にもOF45秒以内(確か)にシュートを打たなきゃいけないというのがあって、試合展開もかなりスピーディーだし、ロングも三枚までなので、得点がよく入ります。MLLの見所はなんといっても個人能力の高さ。ほんと一人一人がうまいです。NCAAじゃ見られないようなプレーが次々に見れます。


見るときに注意してほしいことは、ボールばかり見過ぎないこと。例えば1on1で得点したとしても、「シュートうめー」とか言ってるだけじゃなくて、なんでスライドは来ないのかとか、見ていくとラクロスについてだんだん分かるようになってきます。どのプレーにしても「なぜ」という視点を持ってみると本当に面白いです。


以上海外ビデオについて、思いついたままに書いてみました。最後に、やっぱ普通にみんなうまいので見ていてスポーツ的に面白いです。ちょっと暇だなと思ったらぼんやりでもビデオを見る習慣をつけると、選手の名前とかも覚えるし、どんどんビデオを見るのが楽しくなってきますよ。また、海外ビデオだけじゃなくて、自分の試合のビデオなども見て、自分のプレーを客観的にみることも大事ですよ。様々な角度からうまくなっていきましょうね!


次にバトンを渡す相手は、ラクロス部で数少ないミドルネームを持つ男、会田さんです!誰よりもチームを愛する気持ちを持っている会田さんの日記お楽しみにー。