【優勝に懸ける想い vol.29 #46 窪田梨那】


いつも圧倒的なグラボ力でチームを勝利へ導いてくれるちあき🐘からバトンを受け取りました、4年#46 ATの窪田梨那(りな)です。

ちあきはいつも優しくて面倒見が良くて、みんなのお姉さん的存在です。
今年6月に留学から帰ってきて、あっという間に後輩達と打ち解けてチームに溶け込んだ彼女のコミュ力の高さ、そして何事にもコツコツ取り組む計画性など、ちあきと一緒にいると見習おうと思う事が多いです。
そして、プレーが上手くいかず練習や試合中に意気消沈していると、いつもすかさず「大丈夫!」と元気づけてくれる私のメンタルケアラーでもあります。
先日準リーグで緊張のあまりゾンビになった時、ちあきも同じく緊張で様子がとてもおかしかったけれど、それでもいつも通り「りな大丈夫!」と声をかけてくれました。
周りの事を常に気にかけて、チームの雰囲気を良くしてくれるちあきには何度も救われてきました。
ラスト、お互い緊張せずに楽しんで、絶対優勝しよう🏆

これまで文豪並みの名作ブログを書き上げた同期が何人もいましたが、自分はそんなに深みのある文章は書けないので、とりあえず4年間を振り返ってみようと思います。

4年前の私は、まさか部活に入るなんて思ってもいませんでした。人と過ごすよりも家で1人のんびりする事が何よりも幸せな人間です。大所帯の部活は選択肢にも無かったです。
全ての授業がオンラインだった1年生の春学期、私は家から一歩も出ない大学生活を送りました。何の不満も感じず快適なステイホーム生活を謳歌していたのですが、そんな私を家から引っ張り出したのは、入学前から友達だったりんでした。
りんに半ば強引に体験会に連れて行かれ、パスキャして先輩に褒められまくって良い気になり、色々あって気づいたら一緒に入部していました。

そんな風に少し軽い気持ちで入部した私ですが、仕事やルールの多さに衝撃を受けつつも、真面目に練習に励みました。
たまに泣かされたりしながらも貴一さんに褒めてもらうのが嬉しくて、毎日家でクロスをぶん回していた記憶があります。
そして一つ一つ出来ることが増えていき嬉しい一方で、同期の中でも少しづつ序列が生まれていき、経験者や運動神経が良すぎる同期と自分を比べて落ち込む事もたまにありました。

ウィンターで優勝出来た時は本当に嬉しかったのですが、正直悔しい気持ちの方が大きかったです。点差がついてからDFとして数分出るだけ、大事な局面ではベンチからみんなを眺めるだけ。フィールドに立つみんなを見ながら、この先自分がどんなに努力してもこの人達に追いつくことは出来ないんじゃないかと卑屈になってしまい、ラクロスを純粋に楽しめない日々が続きました。

そして2年生になってから、ずっとやりたかったATになりました。
あまり良い思い出ではない同期が多いと思いますが、先輩やコーチの目線を気にせず毎日自由に新しい事に挑戦できたあの年は、4年間の中でも1番ラクロスを楽しんでいた気がします。
インスタで見たかっこいいシュートや、試合では絶対に使えないトリッキーなパスを練習したり、ひたすら1on1してあざだらけになったり。
自分が試合で何をしたいのか、何が出来たら楽しいのかを考えながら、毎日何かに挑戦しようとしてた気がします。
少しずつ自分のプレースタイルを確立出来てきて、気がつくと試合で活躍出来る事も増えました。
リザに上がってからも、点を取る楽しみを追い求めながら、苦手なランや筋トレに苦しみつつもも毎日楽しく練習してきました。

そんな風に4年間楽しくラクロスをしてきた私ですが、リーグ戦の舞台を目指す自分に見切りをつけて、努力を怠ってしまった事に対する後ろめたい気持ちも少しあります。

3年生に上がってから、続々とトップに上がる同期や後輩を横目に、私ももっと頑張ろうとは思いながらも、自分なんかがリーグを目指すのは現実的に無理かもなと思ってしまった瞬間がありました。トップで練習する機会を貰えた時も、高いレベルでプレーする準備も覚悟もできておらず、当然何も結果は出せずに終わりました。
今年最後のシーズンが始まった際、目標設定シートに記入した目標は「準リーグスタメン」でした。その上の目標を口に出す勇気も、努力して達成する自信も無かったからです。
リーグ戦の舞台に立てる部員は限られていて、達成するには並の努力では足りないのに、自分にはどうせ無理だとか考えてる暇や足を止めてる時間はなかったなと、引退を2日後に控えた今ひしひしと感じてます。
どんなに難しい目標でも口に出して周りに伝えて、それを目指して毎日少しでもいいから挑戦して成長し続ける。それが出来たら4年間が終わった時、どんな場所に自分がいたとしても、自分はやりきった、頑張ったと思えるんだと思います。

とても偉そうな事を書いてしまいましたが、そうは言っても後悔の気持ち以上に、楽しかったという気持ちの方が断然大きいです。
特に今年のチームで練習するのは毎日とても楽しかったです。
絶対に向いていないとは思いつつもリザ幹になって、1年間みんなで優勝を目指してきました。
やはり幹部は向いていなかったし、貢献できたことは少ないけど、ずっと一緒に頑張ってきた同期達、そして騒がしくて頼もしい後輩達のいるこのチームで全部勝って、笑って終わりたいです。

中々まとまりのない文章になってしまいましたが、4年間を振り返って感じた事と、優勝にかける想いでした。


次は、1年生の時に真剣な話し合いの場で「ボールが怖い😭」と号泣してその場にいた全員を困惑させた伝説を持つ、マイペースなクライベイビー👶#07 ATあゆかです。
あゆかはいつも裏からお得意のロールでスルッとDFを抜いて、ゴール前にいる私に良いフィードをくれる、頼れるバディーでした。
4年間ずっと一緒のチームで、お互い少し低めの精神年齢で妙にノリが合う事もあり、1番長く一緒に時間を過ごした様に思います。
いつもヒヨコ🐣のようにピーチクパーチク喋ってますが、実は頭脳派なところもあり、私が苦手な戦術などにおいては凄く頼りになる存在でした。

お互い大学生とは思えないくだらない喧嘩を数えられない程してきましたが、何も言わなくても考えている事が分かって連携できたり、試合では間違っても披露できない様なふざけたプレーの練習に真剣に取り組んだり、あゆかと練習するの楽しかったよ。
ラスト2日、喧嘩しないで仲良く頑張ろうね。

一緒に活躍して準リーグ絶対優勝しよう🏆👶