チーム1の存在感を誇るあいからバトンを受け取りました、4年#87 MDの髙橋由香梨(ゆかり)です。
あいとは、あいが3年生の途中にポジション変更をしてから同じMDとして多くの時間を一緒に過ごしてきました。
誰よりも先輩にアドバイスをもらいに行っては練習し気づいたら自分の技術にしてしまう、超絶努力家で、こんなに真っ直ぐな人を見たことがありません。
ドローを何本上げるまで帰らないと言ってグラウンドに最後まで残って上げ続けていたのをふと思い出しました。そんな時もあったね。
普段の練習ではもちろん、トレーニングの時は特に、誰よりも息を切らしながら全力でやる姿で引っ張ってくれるだけでなく、声を出してみんなを鼓舞してくれたよね。(ブロンコ好きなんだよねって言葉を聞いた時はさすがにこの人やばいなと思ったよ笑)
そんなラクロスに熱くて同期、後輩、みんなを引っ張っていってくれたあいだけど、私が練習中上手く行かず悩んでいた時、そっと声をかけてくれました。
早慶戦メンバーに入った時は一番にメッセージをくれて嬉しかった。
あいの言葉に何度も助けられていたよ。ありがとう。
あと少し一緒に走りきろう。
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それでは、本題に入ります。
“優勝に懸ける想い”からは少しずれてしまいますが、自身の4年間を振り返ってみようと思います。
1年
高校の先輩が活躍しているの姿を見てかっこいいと思ったこと、高校時代の友人がラクロス楽しいよ!って勧めてくれたこと、学生生活、好きなことができる最後の4年間、仲間と本気で目標に向かって取り組む4年間にしたいと思ったこと、本気で日本一を目指してみたいと思ったこと、色々な理由から悩みに悩んだ末にラクロス部への入部を決めた。
入ってみると、みんなも書いているけど笑仕事は大変だし、対面の練習とは違ってオンラインの練習は何か物足りなくて、想像とかなり違った。
対面の練習が解禁されてみんなに会えた時は嬉しかったな。
仕事は1年間ずっと大変だったけど、それ以上に新しいことをひとつずつ覚えていって、同期とするラクロスはすごく楽しかった。
秋からサブチームの練習に入れてもらえ、先輩から色んなことを学ばせてもらえるのが楽しかった。それでも同期との練習はやっぱり楽しくて、練習を梯子する日々は疲れを感じないくらい充実してた。
ウィンターでは優勝を目標にした日から毎日ラクロスのことだけを考えてみんなで練習して、優勝できだときは本当に嬉しかった。
2年
1年生チームが解体して2週間に1度のチーム分けに一喜一憂する日々が始まった。
4月、初めて憧れのトップチームに上がらせてもらった。経験者の同期に早く追いついて追い越したいと意気込んでいた私は、場違いなんじゃないかと不安な気持ちもありつつ、楽しみな気持ち7割ぐらいで練習に向かった。
やっぱり場違いだった。自分のミスで練習が止まるし、DFの連携ミスは全部自分が原因。先輩方は優しく、ビデオ見もいつでもするから言ってねと声をかけてくださったが、こんな自分のために申し訳ないと思いお願いすることもしなかった。
1ヶ月後、チーム分けのメール、トップチームに名前はなかった。
悔しかった。けれど同時にほっとしてる自分もいた。今思うとこのときトップチームの練習で得た感情、サブチームに落ちた時に感じた思いが自分の弱さであり、目標を達成できなかった1番の原因だと感じている。
その後何度かトップチームに上がらせてもらう機会があったが、その度に失敗を恐れて挑戦できず、結果を出せないままサブチームに戻るということを繰り返した。
リーグ戦に出たいという気持ちはあったが、圧倒的な実力不足を感じた私は21チームでリーグ戦に出ることをどこか諦めていた。
サブチームではサブリーダーを任せてもらえた期間もあり、先輩とチームの課題や練習メニューを考える時間が楽しかった。V、準リーグ優勝できて嬉しかった。
リーグ戦はFINAL4で負けてしまった。こんなに強い先輩でも負けてしまうんだと、日本一の壁の高さを感じた。
来年こそはリーグに出て活躍すると引退する先輩と自分の心に誓った。
3年
新チームが始まり、去年より自信はついたものの練習試合で結果が出せない。
7月にある早慶戦には絶対出たいという思いで練習するも、3月に怪我。
復帰しても結果を出せず自身の強みのなさに悩む。
早慶戦1週間前にサブチーム落ち。
10年間の部活動人生の中で1番の挫折のように感じる。
何をやっても上手く行かないし上手くなれないと思った。
毎練習立てていた目標も立てなくなり、ただただ練習をこなした。
こんな気持ちの中出た試合で、1年生の秋からサブチームで一緒に頑張ってきた先輩が怪我をした。
前十字靭帯断裂で、引退まで間に合わない。
準リーグも始まったばかりでここから、というときの怪我。
悔しかった。けれどその先輩は私が想像できないほど辛くて悔しい思いをしているのに、みんなの前で暗い顔を一切見せずに練習に来ていた。
その姿を見て、この先輩の分まで頑張らなきゃ、頑張ろうと思った。
そこからまたトップチームで練習するチャンスをもらった。
リーグ戦が始まり、関東日本一、学生日本一、何度もチャンスはあった、はずなのにプレーで貢献できなかった。
2年の終わりで誓ったリーグ出場、今年も叶わなかった。チームとしては嬉しい結果なのに悔しい気持ちが残った。
ラストイヤー
「日本一のチームのスタメンとして勝利に貢献すること」
入部当初立てたこの目標に挑戦できる最後の年。最後のチャンス。
5月、早慶戦出場。でも思っていた形ではない。
リーグでは必ずスタメンで出ると誓った。
矢先、リーグ初戦1ヶ月前に怪我。
チームとしてもだし、特に個人としては一番頑張らなきゃいけない、結果を出さなきゃいけない時期に怪我。
初戦には出られず、次こそはと思ったが結局叶わなかった。
ここまでただひたすらに自分の失敗談を書いてきましたがそれには理由があって、みんなに同じような思いをして欲しくないからです。
私がこの4年間で後悔して、後輩に伝えたいことは
1人で頑張らないこと
周りと比べないこと
ラクロスを楽しむこと
です。
1人で頑張らないこと
1人で頑張らないことというのは、先輩や同期、コーチを頼って欲しいということです。
悩んだら相談に乗って客観的なアドバイスをくれ、辛い時は慰めてくれ、ビデオ見をしようと言ったら喜んでしてくれる仲間が沢山います。
沢山頼って、頼られた時は全力で返してあげる、全員で良いチームを作っていってほしいです。
周りと比べないこと
2週間に1回送られてくるチーム分けを見て、誰を抜かさないと上のチームになれないとか、試合に出られないとか、特に試合の時期になるとそういうことを考えてしまうことがあると思います。でもそれははっきり言って無意味です。今年のチームを見ていても分かる通り、試合の中で期待される役割は一人一人違います。だからみんなには自分の強みを見つけて、磨いていくことに集中してほしいです。
比べることでポジティブにもっと頑張ろうと思える人は良いかもしれないけど、落ち込むのは本当に無意味です。落ち込む必要は全くないし、落ち込んでいる暇はない!
自分がやると決めたことを信じて、努力するのみです。
ラクロスを楽しむこと
とってもありきたりなこの言葉、同期や後輩がどう思うかはわからないけれど、私は簡単そうに見えてとても難しいことだと思います。
4年間を振り返って、ラクロスを楽しめなかった時間が長かったことが1番の後悔です。
結果がなかなか出なくても、ミスしても、成長のための一歩だと思って、その状況をもはや楽しんで、みんなには挑戦し続けて欲しいです。
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」
厳しい言葉のように感じるけれど、これはかなりあっていると思います。
やっぱり結果を出せないと悔しい思いはするし、後悔が残る、みんなのブログを読んでいてもそう感じました。
後輩が来年以降どんな目標を立てるのかわからないけど、1年後、2、3年後、笑って終わって欲しいと心の底から思っているので、これで目標は達成できるのか、毎日問いかけて考えて、突き進んでいって欲しいなと思います。
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最後に、私のラクロス部人生の4年間は多くの人に支えられてきました。
長くなってしまい恐縮ですが、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
部外の友だち
仕事だからライン見るねっていって会話もなく仕事を始めたり、明日始発だからって言ってありえない早さで帰ったり、沢山迷惑かけてました。なのに嫌な顔ひとつせずラクロス頑張れって言ってくれて、試合見に行きたいって言ってくれて、沈んでるときは美味しいもの食べに行こって誘ってくれて話聞いてくれて、本当に感謝しかないです。ありがとう。
両親
いつも伝えてるのでここでは書きませんというのが理想の言葉だと思うけど、一度も伝えたことないし、直接言うのは恥ずかしいのでここに書きます。親不孝者でごめんなさい。
4年間(中高もいれたら10年間)、本当にありがとうございました。
私が起きる前に必ず起きて朝ごはんと水筒を準備して送り出してくれたお母さん、怒られて私が酷いこと言って向かった試合でも、必ず見てくれて美味しいご飯を作って待っていてくれました。私が一度ラクロス辞めたいと言った時、辞めればいいよと声をかけてくれたよね。へこたれないで頑張りなさいって言われるのかと思っていたけど、私の性格を考えてあえてこの言葉をかけてくれたんだと思っています。お母さんのおかげでのびのびと、やりたいことを悔いなくやることができました。ありがとう。
お父さん、どんなに朝早くても駅まで送迎してくれて、ラクロスの話を楽しそうに聞いてくれて、落ち込んでいる時はポジティブな言葉をかけてくれてありがとう。悔しいときは一緒に悔しがって、嬉しい時は一緒に喜んでくれて、お父さんの存在が原動力になっていました。毎試合感想とかなり的確なアドバイスをくれて、励みになっていました。ありがとう。
お姉ちゃん、早慶戦の後みんなに「ゆかりのお姉ちゃん号泣してたよ」って言われたときは驚きました。いつも何かあったら一番に相談していたな。入部するときも、入部した後も色んな人に話を聞いてくれたり、色んな角度からアドバイスをくれたり。何十分も喋り続ける私の話を嫌な顔せず聞いてくれて、いつも私に寄り添って言葉をかけてくれました。お姉ちゃんがいなかったら体育会にも、ラクロス部にも入っていなかったような気がします。ずっと私の憧れとしていてくれて、応援してくれてありがとう。
先輩方
いつも大きな背中で引っ張っていってくださりありがとうございました。
先輩方を見てかっこいい、こうなりたいと思ってラクロス部に入り、ラクロスはもちろん、人としても優しくかっこいい先輩方とラクロスができて幸せでした。
後輩
2人。2人がラクロス部に入ってくれて本当に嬉しかった。中学のときは大学まで一緒に部活をしているなんて思わなかったよ。笑
先輩として良いところは何も見せられなかったけれど、2人がどんどん上手くなって試合で活躍している姿を見て自分のこと以上に嬉しかったし、誇らしかったです。来年も大活躍している姿見にいくね。あと1年頑張ってね。
どこからそんなパワーが湧いてくるんだと思うほど底抜けに明るくて、がむしゃらに頑張るみんなから沢山元気をもらっていました。ありがとう。
来年以降のみんなの活躍を楽しみにしています。
コーチの方々
沢山チャンスをくださったのに結果を出せずごめんなさい。一部員のちっぽけな悩みにも親身になって接してくださり、アドバイスをくださりありがとうございました。
4年間、最強なコーチ陣のもとでラクロスができて幸せでした。
同期
本当にありがとう。ここには書ききれないからかなり割愛するけど、ラクロス部に入ってみんなに出会えてよかった。こんなにも濃くて充実した4年間を送れたのはみんなのおかげです。一人一人色が違って、みんなと過ごす毎日が楽しかったです。
何時間も学みしたのも今となっては良い思い出?だね。
これからもずっとよろしくね。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
後悔ばかりの4年間みたいな文章になってしまいましたが、もちろんこの4年間泣くほど嬉しいことも沢山ありました。
試合に勝てたとき、頑張っている同期が活躍している姿、後輩が悩みながらも辛い気持ちを隠して練習して、成長した姿を見たとき、自分のこと以上に嬉しかった。こんなに濃くて充実した4年間が過ごせるとは思っていなかったです。ラクロス部に入って正解でした。
そしてラクロス部に入って最高のチームメイトに出会えたこと、一番の財産です。関わってくださった全ての方に感謝します。
本当にありがとうございました。
23チームはあと少し、続くので応援のほどよろしくお願いいたします。
次のブログは我らが会計係、しごできがーるASりさこです。
りさことはおはようグループが一緒で、ラクロス以外も関わることが多かったね。1年生の時から関わる機会が多かったはずなのに、今年になって初めて本当のりさこを知りました。
りさこって、めちゃめちゃ面白いです。
仕事をそつなくこなし、圧倒的な信頼を得ているりさこ、
とっても美人でスタイルが良く、姿勢も良くてすんっとしていて、
みんなの見えないところでも努力を欠かさない、いつも冷静で問題が起きてもいつも一歩引いたところから全体を見て意見を言ってくれる、
女ラクのお姉さん。
これは昔も今も変わっていないのだけど、私には、というか誰も思いつかないようなワードセンスと、飛び抜けた明るさから一緒にいるときは息ができないほど笑わされます。
いつもみんなを笑顔にしてくれてありがとう^ ^
りさことはスタッフの配属の関係もあり一緒に練習をする機会が限られていたけれど、会うと必ず声をかけてくれる、そんな優しい人です。
りさこのおかげで頑張れた練習も何回もあった、いつもありがとう。
これからもよろしくね。
かなりハードルを上げてしまった気がするけど笑
そんなりさこのブログをお楽しみに!