こんにちは!

22チームReserve幹部を務めた

4DF神谷莉乃(りの)です🐿


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「優勝に懸ける想い」

このテーマについてブログを書くのも4回目。


今回何を書こうかと考えながら改めて同期のブログを読んでみると、分かっていたつもりだったみんなの熱い想いに触れられて、嬉しく感動して涙が止まりませんでした。


先々週末にVリーグ、先週末に準リーグを優勝という最高な形で終えて一区切りがついた今、私が4年間どういう気持ちでラクロスをしてきたのかを出来るだけ正直に振り返りながら、最後のブログを書いていこうと思います。


ラクロスが楽しくない

モチベーションが上がらない

色々と上手くいかない


そんな思いを持っている後輩へ

ぜひ最後まで読んでほしいなと願っています。


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「日本一を目指せる」

そんな大きくて輝いている目標を目指せる環境にある女子ラクロス部。

私は、カッコ良すぎるそんな目標に惹かれて入部を決めたわけでありません。


人生で初めてのチームスポーツに挑戦してみたい気持ちで体験会に行った先で出会った、今の同期2人の猛烈なお誘いで入部を決めました。

私は、「チームスポーツは試合に出場できる人数が限られているから、同期の人数は増えない方がいいのになんでこんなにも誘ってくるんだろう?」ととても疑問に思っていましたが、純粋にラクロスの楽しさを永遠に、半ば強引に語ってくれた2人のお陰で今の私はラクロス部にいます。ありがとうね。


そんな感じで「人の良さ」に触れながら入部したラクロス部、1年目。

部活の仕事をやらなきゃ、粗相にならないように気を引き締めなきゃ、当事者意識を持って行動しなきゃと色々考えてもみなかった大変な事ばかりでした。


そんな中でも周りのみんなは「ラクロスが上手くなりたい!」「楽しい!」「優勝したい!」とすごくポジティブな気持ちで練習やアフター、自主練に取り組んでいました。

一方で私は、真面目に部活動をこなしていただけでモチベーションは全く上がらず、自主練をたくさんしている同期がいるのにも関わらず、色んな言い訳を見つけて何も行わず、を繰り返して周りとの差を感じていました。


サマーでは準優勝、ウィンターでは予選敗退。

そんな結果を残した19freshmanでしたが、1秒も試合に立てなかった私は、自分と周りは何が違うのか?そんな事ばかり考えていて喜びよりも悔しさばかり感じていました。だけど、1年間必死に指導してくださった育成の先輩たちの涙を見て、「この人たちのために成長したい!」と強く思ったのを覚えています。


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20チームになり、自動的にサブチームに上がった2年生は個人的に一番辛かった時期でした。

実力不足で私はサブチームの中でもDチームで、練習試合で出場できても4Qの最後の数分だけ。練習も基礎技術しか入れない。

そんな環境の中で、始めは試合に出ることを原動力として真面目に取り組んでいたけど実ることはあまりなく、耐えながらラクロスしていました。

そんな時でも、「辞めたい」と思うことは一度もありませんでした。


部活に入っていなければ

バイトを沢山頑張っていれば


そんなことはたっくさん考えたことあるけど、

ちょっとした成長を褒めてくれたり、落ち込んでいるとそっと話を聞きにきてくれたり、技術面でアドバイスしてくれたり、Dチームの影にいた私を見てくれる素敵な人たちがたくさんいるこの居場所から離れたくないと、いつも最後にはそう思っていました。


それだけではやっぱりラクロスのモチベーションが上がらず、「ここまできて辞めたくない」という意地だけで、気付いたら2年間を過ごしていました。


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先輩や同期、大久保さんのご意見でMDからDFに転向した3年の春からは、チームにおける自分の存在意義をやっと見出せた気がしました。


当時の先輩3人と同期2人のDF陣は、無知な私にDFの一から教えてくれました。新しいことだらけで、やることもたくさん。そこで初めて、1年生の頃のみんなの好奇心と向上心に共感できたような気がします。DF陣のみんなの良いところを吸収して真似して、必死になっていたのが一番楽しかったです。


ありがたいことに、念願のユニフォームを着てVリーグで戦えるまでに大成長し(自分で言ってしまいます笑)、他チームにいた先輩や同期からも「良かったよ!」と褒められて、みんなの期待に応えることができて、気付いたらモチベーションがとても高くて。


21チームのシーズン終盤には、本気で準リーグ/Vリーグで優勝を目指そうとしている先輩方の姿が原動力でした。自分のラクロスに真剣に向き合った結果、VリーグFINALでメンバーに選んでもらえて優勝というプレゼントを先輩方にすることができて、「日本一」に貢献できたなと初めて思うことができました。


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22チームでは、その時の喜びを再び感じたいと思い、直接チームに貢献できるReserveチームの幹部に立候補しました。

3年目の同期からも驚かれたくらい、自分っぽくない決断で、正直不安な気持ちで一杯でした。立候補の中で一番弱い主張だったし、一番柄に合ってない私を幹部に選んでくれて、そして暖かく見守ってくれた同期には感謝しかありません。


正直、Vリーグ優勝、準リーグ優勝した今でも、私自身が引っ張ってこれたチームの結果だとは100%言い切れる自信は未だにありません。みんなの力が集まってこその結果だと思うので、何も文句を言わずにボロボロな頼りない私について来てくれて本当にありがとう、と思っています。


個人的に最後の1年は、去年とのギャップに悩まされた1年でした。

期待されただけ応えれるような成長はできず、怪我をして準リーグに一切貢献できず、怪我から復帰しても本調子に戻らず

DF内での序列もここにきて後輩に抜かされて、自分から沢山アドバイスしていいのかな?なんて悩んだり、メンバーに2つ下の後輩が入って初めて悔し涙を流して、4年目にして初めて大久保さんにアドバイスを求めたり

4年生としての威厳を見せられない弱々な自分だったけど、それでも至ってくれる後輩たちがいて、一緒に戦おうと励ましてくれる同期がいてくれたからこそここまで来れました。


大阪まで応援しに来てくれて、途中から試合に自分が出た時には恥ずかしくなっちゃうくらい盛大な声援をくれて、本当に大好きな仲間に出会えました。


みんながみんなラクロス部で良い思い出ばかりではないと思うけど、最終的には試合という舞台で「日本一」に向けて全力で勝ちを掴みにいこうとしています。カッコ良すぎませんか?そんな環境に居ることがとても誇りです。


このチームにいれて幸せです。


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とても長くなりましたが、、、


モチベーションも競争心も周りに比べると小さかった私ですが、いつの間にか勝ちにこだわってチームをまとめてて、最後には「大好きな自分のチーム」のために優勝を掴み取りたい、そういう想いが芽生えていました。


私より何倍も努力してきた素晴らしい同期がいるこの代で、4年間夢に見続けてきた「日本一」を掴み取りたい。


ただそれだけです。


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最後に、


今、なかなかモチベーションが上がらない後輩たち、誰にも頼れなくて一人で苦しんでいる後輩たちへ


痛いほど気持ちが分かると思うので、ぜひ連絡してほしいな。少しでも力になりたいな、と思ってます。


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拙く長い文章を最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!!