こんにちは、4年ATの大類奏音(かのん)です。
同期のこなが書いていた先日のブログ、こなっぽくてとっても好きです。私も素直に書いていこうと思います。
いまこうして4年になった自分は昨年から何か変化があったのかなと思い、昨年書いたブログを振り返ってみると
自分たちが試合に勝つことで誰かの心を動かせたのが嬉しかった、自分の層が試合に勝つことでみんなにエネルギーを与えたい、そう書いていました。
読んで、
少し視野が狭かったかなあと反省しました。
というのは
勝つ試合を見れば、もちろん楽しいし盛り上がるけれど、
どんなに楽しい試合を見ても、一時的にしか吹き飛んでくれないような日々の苦労とか、悔しい感情とか、そういったものたちと毎日戦いながらこの組織に所属している人がほとんどだと思うからです。
努力がなかなか成果に出ないもどかしさ、部活へのモチベーションが上がらない中でも必死に向き合わざるを得ない苦しさ、人と自分を比べて抱いてしまう劣等感、嫌悪感、とか。
1人1人、必ずしもプラスではない色々な感情を抱えながらも「やっぱりこのチームが好きだから」「このチームのためならば」と全員が心から思えるチームでありたいと、
4年になってからはそう考えるようになりました。
みんなで力を合わせて、という表現は稚拙すぎるかもしれないけれど
部員全員がチームを想う力を結集した先にこそ日本一という結果が伴うと信じているし、
全員が「このチームのために」と思える環境を最後まで作り続けることが
リーグ戦のフィールドに立つ1人として、この22チームを引っ張る4年生の1人として、責任を持って最後まで努力するべきことなのかなと思います。
こうして文章にするとかなり綺麗ごとに思えてしまいますが、個人的には
同期や後輩と話をするたびにそれぞれ芯のある考え方やラクロスに対する熱い思いがあるんだと気づいたり
少し見ないうちに格段に上手になっている後輩を見て、たくさん練習したんだろうなあと思ったり
学年やチームに関係なくみんなで一緒にやるアフターが楽しかったり
そういう一瞬一瞬の積み重ねで私はどんどんこのチームが好きになって、毎日の大きな原動力になっています。
一緒に頑張る"人"が原動力になるなんて
そんな素敵な環境にいられて良かったです。
そういえば
この前ふと、日本一を決める試合の前日とかって何を思うのだろうと考えました。
私は昔からどんなに大きいイベントの前日でも、そわそわして夜に眠れないということはありません。第一志望校の受験の時や就活の最終面接、そういった大事な日の前日はやっぱり緊張するけれど、いつも決まって「明日の今ごろにはぜんぶ終わってるんだなあ」と思うと不思議と気楽になりました。
今年、日本一を懸ける試合に進めた時、前日に私は例外なくきっとそのような感情を抱くのだろうけれど、
受験とも就活とも決定的に違うのは、
自分ひとりで戦うのではなく
共に慶應を背負うチームメイト、隣に立つだけで安心できる同期、大好きなコーチ陣、たくさんの応援してくれる人たち、みんなと一緒で戦えるということです。
こんなに心強い仲間たちと日本一を懸けて戦えるなんて、考えるだけでワクワクしてしまいます。
さっきも書きましたが、
こんな感じで私はこのチームが大好きです。
今シーズンが全て終わる時に
大学でラクロスの道を選んで良かった
この人たちと一緒に頑張れてよかった
慶應ラクロスの一員で良かった
みんなの中にこんな感情が溢れていたらいいなと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。