3年ATの山名理子(やまな)です。
3回目となる今回の優勝に懸ける想いのブログでは、        “強い慶應”   
について最近思ったことを書こうと思います。

私がはじめて慶應の女子ラクロス部の試合を見たのは、5年前の慶應が日本一をとった試合でした。当時、慶應女子高校でラクロス部に入っていた私は、能天気にも「大学では慶應が1番強い!負けるなんて考えられない!」と思っていました。
その後も、強い慶應の時代は続き、「大学でラクロスを続ければ日本一がとれるんだ」と勝手に思っていた部分もあり、ラクロス部に入部しました。

そんな私の気持ちに変化が生じたのは、昨年のリーグ戦初戦、学習院戦で、慶應が4Qの初めまで0-4で負けている姿を見た時でした。
本当に失礼な話で申し訳ないのですが、その時応援していた私は、心の中で「こんな慶應見たことない」と思ってしまいました。(結局この試合は、怒涛のラスト5連続得点で逆転しました)
結果だけ見れば勝利を重ねてきているだけに見える慶應も、このような苦しい試合を乗り越えてきたのだとわかりました。1年以上経った今でも、この時の感情は強く記憶に残っています。


そして22チームになり、リーグ期にトップチームで練習をし、何試合かに出させていただく中で、新たな発見がありました。
それは、「勝つのが当たり前の試合なんてひとつもない」ということです。

今年の慶應は、強いです。
客観的に見ても、予選全勝、合計87得点で今までの5試合全て圧勝してきました。きっと、今の女子高生は今年の慶応を見て、5年前の私と同じような感想を抱くかもしれません。
しかし、前日の練習の緊張感、試合当日の4年生の顔を見てると、チームの誰も「勝つのが当たり前」なんて微塵も思っていないことがわかります。
たとえ少し格下の相手に対しても油断せず、毎試合毎試合入念に準備をしていたからこそ、今年の圧倒的な強さの慶應が存在すると実感しました。


ただただ自分の思ったことを書いてしまい、終着点が迷子になってしまったのですが、笑


とにかく私の伝えたかったことは、
「当たり前に勝つ強いチームなんて存在しない事」
「全試合に対して全力で挑んでいる結果、強いチームが存在するという事」
です。

FINAL4、 FINAL、全国と、大事な試合が続きますが、きっとこれまで通りひと試合ひと試合全力で向き合う事のできるチームが優勝を飾る事が出来るのかなと思います。そして、慶應はそれができるチームです。

大変読みづらい文章で恐縮ですが、最後まで読んでくださりありがとうございます。
今年も、これからも、"強い慶應"を魅せ続けたいと思います。今後も応援の程よろしくお願いします!