こんにちは!
1年の西山知壱(ともい)です。
私の優勝に懸ける思いを綴らせて頂きます。

私が高校生の時、合宿にいらして指導してくださった大学生の方々と、今は同じ部活に属し同じ服装をして同じ時間にグラウンドにいるなんて今でも夢みたいだなと時々感じます。あの時とても大きく見えた背中は、今も変わらず、というより今の方がもっともっと大きく見えます。

「ラクロス部大変そうだね」

入部して間もない頃は周りの友達にこればかり言われて、それに対して「うん」としか答えられない日々でした。それが私にはどうにももどかしかったです。
確かに大変なことは事実でした。死ぬほど早い時間に起きて、始発に乗って、眠い目をこすりながら同じ電車に乗る友達と顔を合わせ、まだ寝ていたい気持ちを押し殺して多摩川の駅で降りる。集合時刻までに練習が開始できるように準備をし、練習が終わればまた次の日の練習のための準備をする。明日のことを考えるので精一杯な毎日でした。
頑張っても頑張ってもミスは減らないし、先輩方の期待に応えられないことが本当に悔しかったです。

それでも、毎日のように来る「あした自主練する人!」というLINEの通知や、本当に日本一になるにはどうしたらいいかを真剣に考えてくださっている4年生の方々、練習後に1年生に個人的に技術を教えてくださっている先輩方、自分の練習時間を割いてまでも一年生のことを心から考えてくださる育成の先輩方を見ていると、「ああ、この人たちの役に立ちたいな」と思って頑張ることができるんです。そしてその頑張りを先輩方はしっかり見てくださっているのだと思うとますます頑張れます。

大事なことは後回しにしない。忘れそうなことはその場で済ませる。わからないことは質問する。不安なことは準備に準備を重ねて慎重に。ミスが起きたら原因と対策を考える。
1年生の仕事は大変です。大変ですが、これだけ多くのことを学ぶことができたと思うと価値のある「大変」だなと思います。だから、今は「ラクロス部大変そうだね」と言われたら「うん。でもね、、、」と続けることができます。
私はみんなで何か一つのことを達成するのが好きなので、同期同士でおせっかいなほど互いに助け合うこの部活はこれ以上になく私に向いていると思います。

自分より一回りも二回りも大きく見える先輩方と、寝ても覚めても隣にいる同期と、朝5時15分の息をのむほど綺麗な朝焼けが「大変」な毎日を乗り越えるための私のパワーの源です。
日本一の景色が見られるように、私は私のできることを陰ながら頑張りたいと思います。先輩方、期待しています!

以上で私の優勝に懸ける思いとさせて頂きます。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。