本日6月15日(水)に 新潟車両センター所属の日本国有鉄道115系(1000番台他)ニイS-2編成(キムワイプ,新潟方から、クモハ115-1531+クモハ114-1502)+ニイC1編成(※訓練車 湘南色,新潟方から、クモハ115-1+クモハ114-1)が、新潟車両センターから長野総合車両センターへ廃車回送されましたので、お知らせいたします。
上記編成のうち、前者は「トイレ付きS編成」最後の1編成でしたが、本日の廃車回送によって同所所属のS編成(2両)において「トイレ付きS編成」は事実上消滅となりました。なお「トイレなしS編成(※現在はN編成(3両)と併結して営業運行される)」については残存しているものの、その残存編成はニイS-4編成・ニイS-5編成・ニイS-6編成・ニイS-8編成(※何れもキムワイプ)の計4編成にまで激減してしまいました。
一方の後者は、新潟車両センター所属車両における唯一の「訓練車」であり、かつ「非営業車」だったこともあって 私は残念ながら一度も拝見出来ませんでした。正直なところ、たった一度だけでも生で拝見&撮影しておきたかったと、後悔しています(;_;)
実は「ニイC1編成」は、日本国有鉄道115系(1963(昭和38)年~)において 初期に製造された編成であり「R窓(側窓(田窓)の四隅が丸みを帯びた形状である)」や列車番号表示が「札式(または幕式)」のまま残るなど、今となっては本当の意味で「希少価値の高い編成」だったように思います。最後に、晩年は「訓練車」としての活躍を全うした「ニイC1編成」に対して、厚く御礼申し上げます。今までありがとうございました。