ここんとこ、超ハリウッドスターのなりきりCMが続いている。
ジャン・レノのどらえもんには軽いめまいを感じたが、
次はリチャード・ギアがあの「寅さん」になりきる。
フランスの老舗飲料メーカー「オランジーナ」の新CMだが
フランスを放浪するTORAさんという設定だ。
このTORAさん、あの山田洋次監督はなかなかどーして
渥美さんの面影と重なるそうだ。
(えーっ!ホンマかいな、だんぜんリチャードの方がイケメンやん!)って思ってしまう私だが
ちょっとしたしぐさが渥美さんを思わせるそうだ。
もちろんあのマスクでコメディタッチもこなすのだから、ON AIRが楽しみだ。
しかし、ここの所、ハリウッドスターのCMが目立つ。
かつて、日本がNYのロックフェラーを買収したころのように、ハリウッドスター達を呼び寄せ
バンバンCMを作っていた。CMにかかる高額なギャラを思えば、それを起用したスポンサーの
ステイタスを感じさせる。
しかし、バブルが崩壊し、一番に削減される広告費でCMは中身に趣を持つようになった
今まだ再び、ハリウッドスターをCMに起用するようになってきている。
しかも、今度はただCMにでてるだけじゃなく、日本を代表する主人公になったり
宇宙人になったり、コメディ役になったりと、ちゃんと演じてる
日本で起用されるスターよりも、がんばってる感がする。
これは一体どういう流れなんだろう・・・。
もう、ハリウッドスターを遠い存在と思わなくなってきているのか?
むしろ、韓流スターの方が持ち上げたイメージに感じたりする。
ん~、昔から日本はCMのギャラがいいという理由が挙げられるけど
あの、ジャン・レノが鈴つけたどらえもんになるとは思わなかった。
本国の人々は知っているのだろうか・・・(よけいなお世話だが。。。)
いずれにしても、バブル時代のCMのようにスターが出演するのは
なんとなく日本の景気いいんじゃない?と思わせてくれる。
ともかくは、リチャードの「TORAさん」が楽しみだ。