慶應バックパッキングクラブ(KBP)のブログ

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慶應バックパッキングクラブ(KBP)は、慶應義塾大学の公認サークルです。登山を中心に、温泉・離島めぐりなど、様々な活動を行っています。
このブログでは、部での活動のほか、部員が個人で行った旅についても紹介しています。


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※今回紹介する八海山「八ッ峰コース」は

滑落の危険が高い上級者コースです。

挑戦する方は十分にご注意ください。

 

山の日に八海山にいってきました。

去年は大菩薩でしたが、今回は趣向を変えて鎖場天国の山に。

Hさんにラインで鎖場の山候補を提案したのですが

本当に出すとは思っていませんでした(笑)

 

8/10(土)

山の日前日に新潟県に前乗りです。

関越道で関越トンネルを超え、新潟県南魚沼市六日町へ。

スキーとは縁遠い僕にとって北陸は初めてでした。

(新潟の端っこではありますが)

そのまま当日の宿、六日町ヒュッテへ。


若いオーナーの方が経営している素泊まり専用のヒュッテです。

(約25,000円/8月・1部屋・1泊)

https://www.muikamachihutte.com

元々あった古い建物の内装をヒュッテ風に改造したようです。

中は木をモチーフにしたカジュアルなデザインになっています。

最近このようなデザインをよく目にしますが、

外国人観光客を意識してのことでしょうか(?)

物腰が柔らかいオーナーの方。

口ぶりから察するに山に詳しいのでしょうか(?)

車が発進しやすいように、キーを預かって車を動かしてくれたのは個人的に◎でした。

 

その後、裏切りと憎悪にまみれた40期対抗カードゲーム(コヨーテとラブレターというカードゲーム界隈では知られるゲーム)

を無情にも1時間以上こなし、地元の飲食店に

繰り出しました。

kbpの横のつながりなんてこんなものです(;'∀')

オーナーの方に紹介された農家レストラン、まつえんどん

https://miwanouen.net/matsuendon.html

有名な南魚沼のお米と新鮮な野菜、お肉。

良質な材料があればもうなんでもおいしいですね(適当)

特に和牛メンチカツで使われるマヨネーズが美味で、1つ1つの具材の味のレベルが高いと感じました。

 

ちなみにT君指標ですと10段階で7つ星(味のみ)ぐらいだそうです。

辛口評論家もびっくりですね。

 

その後は翌日の行動食をコンビニで買い、遅めの就寝となりました。

蛇足ですが僕達が泊まった部屋で怪奇現象が起きました。

チェックインし一服した後、部屋に再度入ると大きな鏡が床に置いてあったのです。ですが、他のメンバーに聞くと誰も置いていないのこと。

結局その鏡は僕が寝る布団の隣にある机上に伏せておきました。

おかげで僕は怖くて夜中熟睡することができませんでした。

きっと、40期の某同期がカードゲームの復讐で僕を呪ったに違いありません(´_ゝ`)

 

8/11(日)

朝6時半に起床。

各々朝食を済ませ、車でロープウェイ駅まで約30分です。

車内から八海山の稜線がくっきり見えました。今回僕たちが通る難所「八峰」

はギザギザしていて不安を駆り立てました。

 

八海山ロープウェイは往復約1,500円弱。

終着駅では地元の警察の方が登山客を見守っていました(監視?)。

山の日ということもあって、警察も登山客の事故に神経をとがらせているのかな?

気づいたらHさんが地元のTV局(?)の取材対応を行っていました。

誰かHさんの姿をTVで見かけたらここのコメント欄で教えてください(`・ω・´)。

少し曇っていましたが遠くまで見渡せました。

八峰の鎖に怯え僕だけこっそりと下りのロープウェイで逃走したい気分でしたが、やっぱり行くことにしました( ̄▽ ̄)

 

ここから9合目の千本槍小屋までは(八ッ峰と比べたら)比較的緩やかな道のりです。途中少し長い鎖がありますが、そこまで難易度は高くないです。ただ後日調べると高校生が付近で滑落して亡くなった事例もあるようで登山初心者が登るには少し厳しい山だと思いました。

 

夏に登る山としては比較的標高が低いためかとっても暑かったです。

日陰にいるかいないかで雲泥の差!

どんどんと水分を搾り取られていきます。

 

2時間くらい?の登りを終えると千本槍小屋に到着。


写真で上手く伝わらないのがもどかしいですが

北陸の山とは思えないぐらい険しい山容でした。

北アルプスと言われても納得してしまうかも(?)

ここで一本500円の水を一部メンバーは購入し

山小屋ビジネスに見事に利用されていました、哀れですね( *´艸`)

対する僕はお金をけちって小屋の外でヘルメット被り瞑想していました。。。これが資本主義による格差ですね。

 

「八ッ峰(Yatsumine)」・・・八海山の千本槍小屋から大日岳まで8つのピークを繋いだ岩稜線(地蔵岳、不動岳、七曜岳、河岳、釈迦岳、摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳)。

鎖場天国で有名な難コース(片道19本!)

 

今回の山行の最大の目的は八海山に稜線にそびえる修験道「八ッ峰」です。鎖場天国としても有名で、山雑誌の岩稜特集で発見しました。

事前情報で鎖場だけの難易度だと、


劔岳(別山尾根: カニのヨコバイ・タテバイ) <= 八ッ峰 <= 戸隠(蟻の戸渡り)  <<< 妙義山(鷹の戻し) <= 大キレット


こんな感じらしいです(適当)

とにかく落ちたら大変ということです( ̄▽ ̄)

 

真剣に山小屋でiPhoneのメモ帳に

遺書を書き残そうか迷いましたが

車に置き忘れてしまいました。

仕方がないのでそそくさと小屋を後にし再スタートです。

 

まず初めは地蔵岳。

千本槍小屋から一番近いピークです。

写真撮影のためここまでの人もいました。

奥に少し見えますが、信仰の深い山なので神仏の像が置いてありました。

 

ちなみに大河ドラマ「天地人」のオープニングで直江兼続(妻夫木聡)が

立っている山頂はここだそうです。

https://www.oricon.co.jp/news/60519/full/

 

お次はすぐ隣の不動岳。

もう2つ目のピークかと思いましたが

ここから本格的に岩稜線が続いていきます。

 

だいたいの鎖場は(体感的には)ほぼ垂直でした。

実際には70度くらいなのですが、拙者下りは苦手なので余計にそう感じられたのかもしれません。

だいたいの所は滑ったら谷底に真っ逆さまですが、「えいやっ」って感じで足をおろしていました(笑)

 

第四のピーク 白河岳

第5のピーク 摩利支岳

無名のものを含めると10以上のピークがあるのでその分毎回上り下りしなければなりません。途中偽ピークに騙され

少しいらいらしてしまいました。(´・ω・)

 

 

写真は撮れていないのですが、大日岳手前の

ハシゴと垂直の鎖場が一番おっかなかったです。

足がなく、完全に鎖に宙ぶらりんにならないといけないので一心不乱に鎖をつかまっていました。

 

印象的だったのはT君の身のこなしです。

垂直の鎖を軽やかに攻略していました。

Cさんも長い手足で鎖場を強引に登っていました。

鎖場はその人の性格や運動神経が垣間見られるので面白いですね。

ちなみに僕は高所恐怖症なので特に下りは岩にへばりついて泣きながら降りていました(^^;)

 

 

最後のピーク大日岳。

稜線を歩いている間はガスっていましたが

大日岳あたりで少し晴れ間が差し込んできました。(その分めちゃくちゃ暑いのですが(汗))

鎖場と格闘していたので正直放心状態だったのですがとても達成感でいっぱいでした。

さて、帰ろう!といいたいところですがまだまだ先は長いです。

 

ここにきてまたまた激下りの連続です。

ほんと、八海山様は下山者にも厳しいですね。。。。

帰りは迂回路を経由して小屋まで戻りました。

この迂回路も残念ながら安全な道とはいえず、

改めて八ッ峰は安易な気持ちで通ってはいけない道だと思い知らされました。

熱中症の兆候がメンバー何人にみられ千本槍小屋で再度大休止し、ロープウェイ山頂駅まで戻りました。

 

その後は関越道の大渋滞に巻き込まれながらも

無事にレンタカーを返却し山行は事故もなく

終わりを遂げました。

 

今回は兎にも角にも鎖場三昧の山行でした。

事前にヘルメットを購入しましたが、何事もなくて本当によかったです。

これまで夏は白峰三山(北ア)→奥穂・前穂(南ア)→

南八ヶ岳→八峰キレット(鹿島槍ヶ岳・五竜岳)

と登ってきましたが、一番大変でした。

本当に鎖に体重を預けないと登れない鎖場はあまり経験したことが

なかったからです。僕が登っていい山の限界を見た気がします。

 

来年はかなり前から登りたかった劔岳(別山尾根)か表大雪縦走(北海道)を次こそ。。。!

計画書はもう作ってあるので、興味ある人は一緒に行きましょう( ;∀;)

 

 

新年度を迎え、なんだか気持ちが高ぶって来たため、5日前に急遽暇な方々を招集し、栃木の石裂山へ行ってきました。

これで、オザクサンと読みます。

 

天気が珍しく快晴となり、気持ちよくリフレッシュできました。

登山口はこんな感じでパワースポットな感じで、安全を祈念してからいざ鎖!

 

始めの20分くらいはいつも通りの登山道でいささかテンションが下がりましたが、その後は楽しく鎖(結構梯子)を楽しみました。

せっかく登ったけど、何故か急な梯子でまた降ろされるという事を繰り返しながらあっという間に山頂

まだ雪を被った男体山(多分)が綺麗でした。丁度良き運動になりました。

帰りのルートは鎖が全くなかったので、さっさと下山し、鹿沼温泉華ゆらり(ニューサンピア栃木)で寛いでから帰りました。

 

 

p.s. 行きの東北道で、渋滞しており、土曜の朝から皆さんお出かけなのかと思っていましたが、

   反対車線で発生した、結構な交通事故現場を発見!

   それを過ぎた途端、何事も無かったかのように渋滞解消!日本人の野次馬根性に驚きました。

 

p.p.s. 下山途中、突然うなり声が!姿は見えないけれど、声だけ聞こえる状態のため、思わずストップ。

    後ろから、熊よけの鈴をつけた方が、我々を追い抜いてその場を通り過ぎるとその声は聞こえなくなりました。

    もしかしたら本当に熊だったのかも。一人でなくても、鈴は必要なんだと痛感しました。

 

 

11/24(土)

いよいよ3日目です。

実は朝一人起きて朝陽を眺めに行ってました。

島の観光マップでは底土野営場が日の出観測スポットとして紹介されていました。

日の出の方角と時刻を天球上で確認できるアプリを事前にダウンロード。

準備万端です。


まだかなぁ〜と一人ぼっーとしていたらちょっとしたサプライズが🤫


自分のところから満月と八丈富士の山頂が鏡餅のようにちょこんと重なっていたんです。

輝いて見えたので一瞬太陽かと錯覚しましたが、冷静に考え太陽だったら眩しくて直視できないですよね(笑)

朝陽の前にちょっとした興奮を覚えました。


日の出予定時刻は6:30あたり。

他のキャンパーも集まる中、Hさんも気づいて起きてきました。

まだかなぁまだかなぁと皆んなでその時を待ちますが一向に朝陽は僕たちに差し込みません。

しばらくすると辺りが既に陽の光で明るくなっていることに気がつきました。


そう、残念ながら太陽さんは南側にある山肌に隠れていました。冬至に近づき日の出が少しずつ東から南寄りになる中、僕たちは少し運がなかったみたいです。

Hさんも諦めて退却してしまいましたが、僕はもう少し粘りました。せっかく朝起きたので意固地になっていたのかもしれません、とりあえずあの山肌を太陽が超えたら写真を撮っておこうと。


やっと太陽さん、顔を出してくれました。山を越えだ瞬間、辺りが一気に照らされました。

太陽から放射線状の光と海面の波模様がうまくマッチしていてとても綺麗。


帰ろうと後ろを振り返ったらまたサプライズが。


今度は八丈富士が朝陽に照らされオレンジ色に染まっていました。短時間で違った姿を見せる八丈富士には感服致しました。

話が脱線しますが、涸沢からみる穂高のモルゲンロートは一度生で見てみたいですね。


ここまでの話は参加メンバーで僕だけの話です。本当は他メンバーも誘うべきかもわかりませんが、わざわざ起こすのもアレかなと思いやめました🤕

皆、おはようございます。





閑話休題






質素な山岳レシピにちょっとアレンジを加えた(つもりの)朝食は

トマトスープとバナナチョコトーストでした。

強者ならパエリアとかピザなんか作れてしまうかもしれませんが、僕の調理スキルでは到底無理でした。ショボーン

かねてからキャンプでトーストを焼いてみたいという細やかな夢がこれで叶いました(笑) Amazonでキャンプ用の金網を買ってしまいました。


スープとトースト。シンプルですが気持ちの良い朝にはピッタリですね。

ただ、まさかバナナをスライスせず1本まるまるパンで挟んで食べる人がいたのはちと予想外でした。(笑)

ガス缶が見つからずひやりとしましたが、レトルトだけの島食生活にならずに済んだのでよしとしましょう(^^;)

 

3日目・4日目は主に八丈島の南側にある自然を歩きました。

少し駆け足でいきますね。

 

午前は島の南側、樫立地区にある唐滝と硫黄沼を散策しました。

硫黄沼はその名の通り、沼面が硫黄の色に染まっているそうです。

僕たちがいったときは普通の沼だったのは僕の記憶違いかな?

唐滝はとても立派な滝ででした。

この時、この滝の上はどうなっているんだろうと

思ったことがきっかけでドローンに興味が湧きました。



 

その後は唐滝から少し北西にある三原山へ。

小1時間で山頂に立つことができ、八丈南側の山々を一望できます。

11月下旬でしたがとても暑かったです。

 



お昼は三根地区にある八丈名物あしたばパスタを食べました。

最近、健康食品の表示問題でスポットが当たってしまったのが残念ですが先輩たちはとてもおいしそうに食べていました!

お店は満員で納得の味でした。

(僕はKYなので普通のパスタ大盛でした。)

 

午後はちょっと父親から頼まれた酒を探しに

一人で八丈町内の酒店を歩き回っていました。

正直言うと、酒はあまり興味なくて当初の(個人的な)目的である

「島町を歩き回る」をやりかっただけです(;'∀')

 

歩いて分かったのですが、島の人は昼夜問わず街を歩くのは少数だということです。一つ一つの地区が離れているので地元住民は皆さん車で移動してしまうんです。

皆さんも車で島を移動してて街を歩いている人を見かけたらその人はよそ者かもしれませんね。

酒の郵送手続きを済ませ、合流する民宿に向かおうとしたときいきなりスコールが降り出しました。

隣の地区の空は晴れているのでなんか不思議な気分になりました。

 

チェックインまで時間があるので時間つぶしにコインランドリーでぼっーとしたり

民家の屋根下に移りながら雨宿りしていたのはここだけの話です( ˙-˙ )

 

民宿で他のメンバーと合流したらそのまま夕食へ。

八丈恒例、くさやが食卓に鎮座していました。

初めての体験で口にしてみたのですが、降参しました。

O君がその後おいしく頂きました( ゚Д゚)

 

3日間の疲れが溜まりそのまま皆なんとはなしに

眠りにつきました。(˘ω˘)

 

11/25(日)

いよいよ最終日。あとはフェリーで帰路につくだけです。

縁側にさしこむ朝陽を見るとかつて訪れた祖母の家を思い出します。

 


小人数で民宿に泊まるのいいですよね。

社会人になるとなかなかできないので

大切な時間でした。

 

H先輩は行きと同じく八丈島空港へ。

僕たちは底土港へ。

船から離れていく八丈島を一人見つめていると

最初に八丈島に着いてその後いろいろな所を

巡ったときのことが思い起こされました。

甲板に「仰げば尊し」を流すとは

東京汽船も憎いことしますね~

 



いい旅だった。

 

小笠原諸島はもっと遠いけど

今度行くときはどんな島の発見があるか、

かなり先の話ですが楽しみです。

 

社会人になってもこうゆう時間を気にせず

ぶらぶらする心持ち。

たまにはまた思い出したいものだと強く思いました。


以上、かなり時間が経ってしまいましたがkbpの

毎年恒例の三田祭プラン: 八丈島探訪でした!

 

 

三宅島/ 出会いと別れ

 (オレンジのはたぶん恐竜さん🦕)

 

またまた約4か月前の出来事を思い出しながら文を書き起こしています。

個人的なハイライトは単独行動していた時での出来事でした。


 

11/23(金)

この日から去年卒業した社会人OBが飛行機で合流です。

その前に朝食の準備です: ホットドッグ

今回はただのキャンプなのでいつもの味気ない山岳レシピに多少のバラエティーを加えたいと思っていました。ただお恥ずかしい話、料理の経験は皆無でしたのでなかなか飛びぬけたレシピは用意できません。

僕でも手早く作れるものは何かなとなったとき思いついたのがホットドッグでした。(これでも精一杯なのです。ごめんね~。)


一応、前々日に家で作ったりしてました。笑(といってもお湯沸かしてウイナー入れて野菜切って切れ目を入れたパンに具を入れるだけなんですけどね笑)

ただ、レトルトよりは「何かを自分で作っている」感があるので皆で分担して作れたことには満足でした。縦走ではなかなか

難しいですからね。

 


O君が車で八丈島空港へ向かいにいっている間、僕はすぐ隣にある浜辺で写真撮ったりぼっーとしていました。

これまた通じないかもしれませんが、朝の静かな浜辺の雰囲気はとてもたまらないです。

なぜかといと、一人で浜辺にいると否応なく自分と向き合わなければいけないからです。自分は生来、一人で自分の考えを誰にも催促されずにじっくり整理する時間がないとだめ性格なので

まさに自分ぴったりのロケーションです。  



水平線を見つめたり波の音を聞いていると

孤独の波が押し寄せてとても恐怖を感じます。自分はもともと一人が好きなのですが、孤独に恐怖を感じるときもあるんだなと。これはあくまで自分の中にある新しい発見の数あるうちのほんの一例です。

そうやって自分のことや考えを整理できる時間があると、何かこれから達成したい目標があるときにとてもエネルギーが湧くんです。

まーたまたまた話が脱線しました笑

 

H先輩と合流したら、いきなり八丈富士へ出発です。

Hさんにとってはこの日が休暇のスタート地点なので元気いっぱい

だったんでしょうね笑

八丈富士の登山口まで30分もかからずに到着してさっそくスタートです。

富士山と同様に独立峰なので、登山口当たりの地点でもう八丈の街並みを一望できます。

お鉢の淵まで小1時間ぐらいだったと思います。
八丈小島やお鉢内部のカルデラ地形がとても絶景でした。



お鉢巡りだけで島全体を一望できるのは壮大。
 
実は八丈小島には鳥の固有種が住んでいるということで
上陸ツアーがないか事前に調べていたのですが今は休止中だっだというのは
ここだけの話です。

お昼ご飯。
ご主人の物腰が柔らかく、とても癒されました。
 
午後は中之郷へ車を走らせ、夜はBBQでした。
炭に火がなかなかつかず苦戦しましたが
僕を除く皆さんのおかげでおいしい肉が食べることができました。
( 満月とともに。)

その後、僕は今回の旅の目的の一つを果たすべく一人でちょっくら八丈島空港まで一往復してきました。島を一人で歩く。なんかちょっとわくわくした気分で出発しました。幹線道路を片道約3kmくらい歩くのですが人っ子一人いませんでした。さすがに一人か二人かぐらいすれ違うかも
と思っていましたが本当にだーれもいない。 
途中から少し怖くなって街灯で明るい車道の真ん中を歩き車がきたら歩道に寄るということを繰り返しながら八丈島空港に到着しました。
やっぱり誰もいませんでした。また同じ道を辿るのかーと思いながら別経路を探してはみたのですが幹線道路から横道を除くと本当に真っ暗。
さすがに危険を感じたのでやめました。
唯一合った現象としてはある謎の老婆の姿でした。
民家の隣に荒地(畑)があるのですがそこを除いたときおそらくですが老人が何かを刈っているように見えました。
その人?は僕を認めると近づてきたのですが
僕は気にせずキャンプ場へ歩き続けました。
当時はあまり気にしませんでしたが思い返すと
正直あのときのお婆さんは一体。。。?
今思い返すとゾッとします。
 
キャンプ場に戻ったら皆個々人思いのままに夜の時間を
過ごしていました。ほんとうに自由なサークルですね(;'∀')
地上から見た八丈富士。
南にある島だけあってトロピカルな雰囲気がありますね。
無題
物理の授業でやった波の実験を思い出しました。

 

3/23-24(土日)に赤城山を登ってきました。
今は赤羽方面への帰路についています。

もう4月に入りそうですが、アイゼンを使いたい!ということで僕たちでも登れる山を模索しついたところ、赤城山に白羽の矢が立ちました。日本百名山でもあるので一石二鳥です。

今までのkbpの慣習に倣うと前日に車で登山口に行き車中泊→翌日朝早く登るのがオーソドックスでしたが、去年大晦日に竜ヶ岳を前夜泊した際テントで寒くて寝れない経験をしたため今回はやめました。 前橋駅のリーズナブルな旅館でぐっすり寝てから登ることにしました。


23日(土) 18:00

前橋駅から徒歩2分の青柳旅館。外装は「一見おや、大丈夫か〜…?」という感じでしたが、お部屋は至って普通の宿泊部屋でした。一人だけベットでしたがH.Mさんが電光石火の如くいち早くベットを確保しておりました🤫 夕食付きで5,000円。
卵のお味噌汁が個人的には美味しかったです。
僕はAp○ホテルなど地元の雰囲気(人間臭さ?といったらいいのでしょうか)が感じられない小綺麗な宿泊施設よりはこうゆう年季の入った旅館や民宿の方が好きです。

ひとり旅でしたら別ですけど。

なんでしょうね、例えばお風呂で一緒だった少年たちとまたすれ違ったとき一言「こんにちは」と何とは無しに挨拶したり、出発する時受付のおばちゃんに「赤城山晴れるといいわね」と何気なく短い会話をするときに感じるあの気持ち。言葉不足なのでなかなか伝わらないのがもどかしいです。

そんなこんなで時間は流れ気づいたらとこに伏していました。

24日(日)7:00
布団でぐっすり眠れました。旅館で一泊して悠々と起き登山口へ出発するのは初めてかもしれません。

前橋駅から富士見温泉でバスを乗り継いで赤城山ビジネスセンターへ。約1時間ちょい。

赤城山の隣にある大沼はカチカチに凍っていました。赤城神社の橋付近だけ何故か凍っていませんでしたが仏様のお力かな?



何人かは沼上(湖上)でワカサギ釣り🎣。
着いたら風が強くて首から上がもげそうでした(☜表現)。この感じだと稜線は厳しいかなぁと少し不安になりましたが結果的には杞憂でした。

駒ケ岳登山口出発したらすぐに雪が深くなりアイゼンを装着。6枚刀で黒檜山分岐までの直登になりましたが、思ったよりは傾斜が緩くなんとか登り切りました。8枚刀以上のアイゼンがあればより安心ですがkbpは一定以上の本格的な雪山は管轄外なのでなかなか手を出しにくいですね…
冬山恒例?ですが吹き過さぶ雪の小塊が顔に当たって痛かったです😯 耳は終始冷気でツーンってしてました。



黒檜山まで約2時間もなかったような。景色は残念ながらありませんでした。かすかに大沼と前橋方面の街並みが見えるぐらい。ただ、雪の山頂はそれだけでワクワクしますね。



黒檜山から稜線を小一時間歩き赤城山系を構成するもう一つのピーク、駒ケ岳へ。風はいつのまにか弱くなり気持ちの良い稜線歩き。駒ケ岳に着いた頃には短時間ですが太陽が差し込みました。



駒ケ岳登山口まで尾根伝いに下りたのですがこちらはほとんど雪が残っていませんでした。こちらからの方が登りやすそう。

アイゼン装着でしたが、全体的に小ぶりなコースでした。コースタイムより1時間巻きで特に疲れもなく残雪の1,000m級としてはとても気持ち良く登れる山でした。夏に登ったら暑そうです🔥

早く下山してしまったのでバスがくるまでに昼食を済ますことに。南蛮カレーうどん(850円)とワカサギフライ(700円)。麺が太く噛みごたえ良し。ワカサギは一口で食べれる大きさでさっぱりしてました。 帰りの道の駅で太麺をお土産で買いました。



バスの乗り継ぎ地である富士見温泉♨️で小休止(510円)。バスで5,000円しかないため両替しようとしたら機械が対応しておらず。一人の場合釣り銭で上手くやり繰りしないといけないのでちょっと不便ですね。外国人も赤城に来るかもしれないですが大丈夫でしょうか。思い返してみるとあまり英語の表記をあまり見かけてないので、外国人はまだ未開拓なのでしょうか(?)

 


そんなこんなで今帰結の文章を自宅で書いています。日本百名山22座目。二百名山・三百名山を含めると30座。その他のピーク等を合わすと50座弱。
現役での登山ライフはこれでたぶん終わり。まずは日本百名山50座コンプリート目指して地道にコツコツこれからもやっていきたいです😧