ダウ一時初の4万ドル台、利下げ観測が追い風
ダウ平均は一時4万ドル台乗せ市場は自信を深めつつある
16日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が一時、史上初めて4万ドルの大台に乗った。今後見込まれる利下げで、米企業の業績拡大が続くとの見方が背景にある。
カーソングループのライアン・デトリック氏
「4万ドルは大きな節目だが、結局のところ3万9999ドルと4万ドルの間に大きな差はない」
「それでも、ここまできたのかと思わせるものがある。昨年は年間を通じて、どれだけ多くの人がリセッション(景気後退)や弱気相場について話していたか。それが今や、再び高値更新という状況になっている」
モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントCIO
「真のソフトランディング、あるいは米国の景気全般が堅調さを保つノーランディングのシナリオにさえ、市場は自信を深めつつある」