※慶應通信の卒業体験を不定期に連載しているブログ・・・日々のつぶやきはTwitterで(https://twitter.com/keio152)。

 

科目試験代替レポートの真っ最中。あまり時間がないけど思い立ったので久々にブログ更新。

 

前回卒論のテーマの選択について思うところを書いたが、問題意識としてはすばらしいものであってもそれが卒論のテーマとして適しているかどうかは別だと思っている。修士や博士ではなく学部の卒論として適しているのか、慶應通信の卒論として適しているのか、またテーマとして取り扱いやすいものかどうか、個人個人の事情に照らして書きやすいものかどうか、という問題がある。

 

(法律系の答案のような書きっぷりで(笑))この点、学部の卒論として適しているかどうかについては、オリジナリティのレベルでおおよそ判断できると言われている(人に聞いた話)。学部の卒論としては5%ぐらいのオリジナリティで十分とのこと。修士や博士になるとオリジナリティ率がグンとあがるが、学部の卒論レベルとしては問題意識に対して先行研究を調べあげ、問題意識に対する仮説を立て、その仮説に対する文献や論文、データを調べ、最後にこうだから仮説は正しいのであ~る(もしくは逆の結果なのであ~る)みたいな部分で自分のオリジナリティを付けるイメージと聞いたことがある。つまり新しい発見をするようなすごい論文は学部レベルではtoo muchであって、そこまで求められていない、ということである。あまり大々的なテーマにしてしまうと学部レベルとしては適していない、ということになる(きっと最初の卒論指導で、やめておきなさいと言われる)。

 

次に問題意識とテーマのレベル感は相応だとしても、慶應にその分野を指導できる教官がいない、という場合がある。そうなると卒論指導を受け入れてもらえないということになるので、事前にその分野を専門としている教授がいるかどうか、いたとしてももうすぐ退官してしまうとか、海外にいってしまうとかいうことがないかどうか、調査しておいた方が手戻りがなくていい。

 

またテーマとして扱いやすいものかどうか、については、例えば世の中でほとんど研究テーマとして取り上げられていないマイナーな論点とか(ゆえに先行研究の入手で苦労する)、機密性が高くてデータにアクセスできない(もしくはアクセスできても公開できない)、とかいうものはテーマとしては取り扱いにくいと思う。また所属する学部・類に関連していないと卒論テーマとして認めてもらえないことがあるので、学部・類に結び付けるためにいろいろひねったりこじつけたりすることになると、取り扱いにくくなると思う。

 

最後に自分の仕事や趣味とあまりにもかけ離れたテーマだと、情報の入手に苦労したり、内容を理解するのに時間がかかったりすることが考えられる。例えば〇〇(自分の仕事や趣味の分野)を事例として、とか、△△(地域や業界)を対象として、とかいう感じで絞り込んで、自分の得意分野の土俵に持ち込むことも有効だと思う。

 

このようなことを考慮しながら扱いやすい、書きやすいテーマを選定する、ということも大事だと思う。