あなたにとって懸垂とは。 | 慶應義塾体育会水泳部水球部門のブログ

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現役大学生・OB・ファンの皆様との交流の場にしたいと思います。

こんにちは、水球部セクシー担当の1年名倉弦です。



前回の麗子のブログが大変読み応えのあるものだったのでプレッシャーがかかりますが気にせず書いていきます。


同期愛あふれる素敵なブログをありがとう!頼りにしてます!




今回、僕が紹介したいのは


毎朝懸垂健康生活倶楽部です。



一度ブログで紹介されているので耳にしたことがある方もいるかもしれません。こちらが前回のブログです⬇︎



なぜ2回目の投稿になったのかというと、代替わりや長期オフなどで懸垂の習慣がなくなっていたからです。


しかし、代が変わりパワースイムで懸垂をしていたところ、3年昴さん vs 2年荒巻さんの熾烈な懸垂王争いを見てそれに心を撃ち抜かれた2年吉田(達)さんが毎朝懸垂健康生活を思い出し、復帰しようと再結成いたしました。

懸垂王に輝いたのは昴さんでした。打倒昴さんを目指し頑張ります。

 



そこで集まったメンバーがこちらです。

左から2年荒巻さん、1年名倉、1年錦戸、2年吉田(達)さん、2年山元さんです。




みんな仲良く大好きな鉄棒を握っていますね☺️


 

この写真では笑顔ですが、普段は真面目に一人一人が目標を持ち鉄棒と向き合っています。


 


そこで今回、この素晴らしい倶楽部を創立してくださった偉大なる先輩方3人にインタビューをさせていただきました。






一人目はこの方。



毎朝懸垂健康生活倶楽部創立者、兼水球プレイヤーの山元隆太郎さんです!


素敵な笑顔ですね☺️



ここからはスガシカオの「progress」を流しながら読んでいただけたら幸いです。



質問はこちら、


あなたにとって、【懸垂】とは。


彼はこう答えました。


「懸垂は、背中との対話、です。僕は懸垂をすることによってその日の背中の調子を本人と話し合っています。ちょっと右下の方が痛いかな、昨日より動きやすいな、懸垂を通して背中の筋肉の細胞一人一人に話しかけています。そうすることによってより効率的な懸垂を僕の背中と共にできると思っています」




背中と語る。素敵ですね。僕も背中と語れるようになりたいです。






二人目は、再結成の立役者吉田達哉さんです。



あなたにとって、【懸垂】とは。



吉田達哉:そうですね、僕の人生になくてはならないものって感じかな(苦笑)


質問者:アナザースカイとか、そういったイメージですか?


吉田:あ、そうそう!まさにそんな感じ!協生館のプールのトイレの前の、あのトイレの匂いがしてきて臭い懸垂するところがなんかやめられないんだよなぁ(笑)


質問者:吉田達哉さんは高校の時から懸垂をしていらっしゃるのですか?


吉田:そうだね、高校の時は最初は本当に1回もできなかったんだけどみんなに足持ってもらって少しずつだけどできるようになった感じかな。でも高校の時に毎日やってた山元たちには敵わないや(笑)


質問者:そうなんですね!今日はありがとうございました!これからも毎朝懸垂頑張ってください!


吉田:こちらこそありがとう!朝練後懸垂メンバーいつでも募集してるから、この文章を読んで懸垂したいなって思った人は連絡してきてね!





成功を成し遂げた人間にしかできない話し方ですね。

僕も成功者になれるように頑張ります。






最後は、左利き兼スイマー荒巻幸輝さんです。






彼には懸垂に対する作文を書いていただきました。




    

「挨拶、感謝、そして懸垂」   

              荒巻幸輝

                                                             

 遡ること高校生だった3年前。突如始まった練習後の懸垂。練習後にやるなんて、辛いに決まってる。事実、辛い。なんでやっているんだ、とバカにされた。最初にやろうと声をかけてきたやつも、いつのまにか居なくなっていた。それでも、続けた。毎日毎日、欠かさず続けた。いつの日か、やって当たり前
になっていた。

 懸垂をやっていたことは、自分の力となり、自信にもなった。周りから見れば、単なる懸垂だったかもしれない。だが、掴んだ懸垂バーだけは嘘をつかない。それほどの信頼関係を手に入れ、僕は懸垂バーと共に強くなった。

 誰もが朝起きたらおはようございますを言う、誰もが助けてもらったらありがとうを言う。僕にとって、懸垂とはそれくらい当たり前で、日常そのものだったのだ。

 読者の諸君、何か当たり前にできることを見つけることが、成功への近道なのかもしれない。それは人それぞれなんでもいい。体に染み付いたそれこそが、君たちの力となるだろう。

 僕にとって、それが懸垂だった、だけのことである。




 彼にとって懸垂は人生なのですね。上がったり下がったり、その過程で成長する。そんな意味も込められてるかもしれません。





 

 このブログを書いたことで、改めて身が引き締まりました。偉大なる先輩方と懸垂ができてとても幸せです。これからも鉄棒と、背中と、そして懸垂と向き合っていこうと思います。




 皆さんも懸垂をした時は彼らの言葉を思い出してください。きっと皆さんの背中を押してくれると思います。





次は毎朝懸垂健康生活倶楽部、同期の錦戸公大くんです。


あなたにとって、懸垂とはなんですか?