チームダイアリーをご覧の皆様、こんにちは。商学部1年、青森県立八戸高等学校出身、十文字開紀と申します。チームの勝利に貢献できるよう、4年間努力を重ねて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。パルマさんからは大人気の1年生との紹介がありましたが、私にはカリスマ性の欠片もないことは自覚しております。パルマさんの絶大な人気ぶりには敵わないことは明らかなので、私らしく地味にコツコツやっていきたいと思います。
 
チームは現在、リーグ戦の5試合を終え、絶対に勝たなければいけない日体戦に向けて調整を行っております。2分3敗という厳しい結果ではありますが、夏の間の厳しすぎるトレーニングの成果があったのか、格上の相手に対しても自分達の力が通用する場面が多くあり、1つ1つの試合から色々なものを得ています。残る試合も、チャレンジャーとして60分間慶應のホッケーを続け、相手を圧倒したいと思います。
 
さてここからは、私の少し変わった高校時代のホッケー環境について話をしたいと思います。私が所属していた八戸高校アイスホッケー部は、3年間プレーヤー7人とキーパー2人で戦ってきました。(マネージャーは8人いました。)また、進学のためにも勉強を優先させなければいけませんでした。しかし、スキルあるチームメイトにも恵まれ、3年連続でインターハイ出場を決めることができました。なぜこのような厳しい環境の中で、納得のいく結果を残すことができたのか。その要因は氷上練習の充実化にあったと思います。練習から試合を想定し、1対1で負けない力や少ないチャンスをものにする力を養うことができていました。このような力は、今のチームに最も必要なものだと思っているので、「練習は不可能を可能にする」という言葉を心に刻み、1回1回のメニューをより大切に、全力で行っていきたいと思います。
 
そのような高校ホッケーを3年間続けてきた私ですので、入部当初は先輩方や同期の人数には新鮮さを感じました。向上心で溢れているチームメイトと競い合うこと。足を動かし、チームの勝利のために体を張ってプレーすること。良いプレーをしてベンチに戻れば、共にベンチにいるDF1人と一生懸命酸素や水分を補給していた頃と違い、20人ものチームメイトやスタッフに「ナイスプレー!」と称えられ、次のプレーに向けて士気が高まること。皆さんにとってはごく普通のことかも知れませんが、1つの目標に向かって団結し、全力でアイスホッケーに取り組めるこの環境は、私にとってはとても幸せなものなのです。だからこそ、恵まれた環境に感謝し、4年間でレベルアップしていきたいと思います。
 
ありきたりの決意表明のようになり、なんのユーモアさも感じられない文章になってしまいましたが、初めての部日記ということでお許しください。次回の部日記の担当は2年の滝智弥さんです。滝さんは氷上ではスピード感溢れるプレーでゴールを量産し、オフアイスではチームの笑いの中心にいるという、まさに私がもっていないものを全て持ち合わせているような先輩です。それでは、よろしくお願いします。