チームダイアリーをご覧の皆様、こんにちは。慶應義塾体育会スケート部ホッケー部門2年の十文字開紀です。前回の部日記担当の永田いずみからは爽やかでとても人気のある先輩と紹介して頂きましたが、新学期が始まっても相変わらず友達が少なく、キャンパスを1人で歩いている身なので、是非とも女子高時代のお友達でも紹介して欲しいと思います。よろしくお願いします。
 
それでは、本題に入りたいと思います。僕は幼少期からアイスホッケーをしていましたが、地元のスケートリンクは11月から3月までしか空いていないため、それ以外の期間は打ち込むことがなく、父親に勧められて小学2年生から地元のサッカー少年団に入りました。通っていた中学校もアイスホッケー部はなかったため、サッカーは中学3年生まで続けました。子供の頃からアイスホッケーの方が好きだったのか、サッカーでは辛いことも多くありました。しかし、同じチームスポーツ、ゴール型の競技であるため、サッカーから学ぶことはとても多かったです。その最たるものは「周りを見る」ことです。私はアイスホッケーでパワーやスピードを褒められたことは15年間で1度たりともありませんが、「周りが見えてるね」と言われることが稀にあります。これは、幼少期のアイスホッケーのコーチに指導されたためだけではなく、サッカー少年団のコーチに「ボールをトラップする前に周りを見ろ」と徹底的に指導され、習慣づけされたためでもあると思っています。このように、違ったスポーツからでも学ぶことはたくさんあると思います。
 
サッカーもアイスホッケーも未熟な私の体験談だけでは説得力に欠けると思いますが、2つのスポーツを掛け持ちしていたアスリートも多くいます。例えば、プロゴルファーの石川遼選手は、中学時代に陸上選手として行った下半身強化が、後のゴルファー人生で大きなアドバンテージになっているそうです。また、MLBで活躍しているダルビッシュ有選手は、小学生の頃までアイスホッケーもしており、「アイスホッケーが今に生きているということは実感しています。」と、Twitterで発言したことで話題になりました。
 
また、私自身、様々なスポーツの早慶戦やプロの試合を見に行くことが増え、そこから色々なことを学んだり、アイスホッケーへのモチベーションに変わったりしています。この部日記を見ている方々の大半はアイスホッケーに精通していると思いますが、他のスポーツも見てみると、意外と面白いことが見つかるかもしれません。
 
まとまりに欠けた文章となってしまいましたが、大目に見て頂きたいと思います。次回の担当はマネージャーの3年和田ひなのさんです。いつも明るく天然なひなのさんですが、たまに選手たちに向ける毒舌で笑いを誘う一面もあり、あのキレの良さを部日記でも見せて欲しいと思います。よろしくお願いします。