チームダイアリーをご覧の皆様、こんにちは。2年DF永森三四郎からご紹介に与りました、3年GK多田圭之介です。永森の紹介文では私に対するイジリが多すぎるあまり、どこから答えていけば良いのか非常に悩ましいのですが、「面白くない人間」のレッテルを貼られている点に関しては私も大変悔しく感じています。私の話が面白く無くなる原因の一つには、周りの人間の聞く姿勢がよろしくない事が挙げられると考えています。話し始める前から面白くないことを前提に話を聞かれては、いくら面白い話でも面白くなくなってしまいます。私の話を聞く際は是非、そのレッテルを一回取っ払って温かい目 で見守っていただきたいと思います。話は変わりますが、永森の熱いダイアリーを読み、私も頑張らなくてはと思った一方で、彼の頑張りをもっと皆様にお伝えしたいと感じたので少しだけ。この1年間の彼の成長は目を見張るものがあります。普段の気怠そうな態度やネガティブな発言からは想像もつきませんが、裏で制服のままシュート練習に勤しむ姿を何度か目撃しており、彼なりに努力を重ねているのだなと感心しておりました。そんなコソ練の成果が普段の練習でも少しずつ垣間見えるようになってきており、結果が出る日も近いと私は確信しております。彼の努力が実を結び、同期と肩を並べて試合に出場する姿が見れることを楽しみに今後も陰ながら応援していこうと思います。(頑張れ、さんち!)


 だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、本題に入らせていただきます。昨年同様、私の趣味の無さが故に何をテーマにしようか非常に悩んだのですが、今回は私の学業面にフォーカスして掘り下げて参りたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。


 私の学業面を一言で表すならば、「可もなく不可もなく」です。中高と慶應の一貫校で学んだ私は、天才と周りからもてはやされた(私の記憶違いかもしれませんが、、)小学校時代とは打って変わり、中高の成績は5段階評価中3と4が並ぶ The平均学生でした。大学に入学後も単位を落とす事はほぼないものの、GPAと呼ばれる成績評価は5段階中2.3となんとも言えない成績に落ち着いており、常に満点を目指していた小学生は、いつの間にか平均点を越えたことに満足する情けない青年になってしまいました。 ただ、私自身この現状を決して悲観しているわけではありません。元々得意科目と不得意科目の差が激しく、根っからの文系である私は、数学や物理、化学といった理系科目が非常に苦手で、数式を見るだけでアレルギー症状が出るほど体に合いませんでした。高校時代の期末試験で、sincos といった三角関数がどうしても理解できず、テスト前夜に号泣した思い出は非常によく覚えています。そんな理系科目においても最低限の成績を取り続けたことは、自分の中ではある程度評価しているところです。  

 不得意であった理系科目において最低限の成績をとる事ができた要因の一つに同期の存在が挙げられます。特に物理、化学と数学が揃っていた高校2年時のテストでは、3年FWの立島に非常に助けられました。当時、志望学部であった法学部政治学科を目指していた私はなんとしても良い成績をとらなければならず、理系科目においても例外ではありませんでした。同じクラスで数学系が強 かった立島とはテスト前夜何時間にも渡って電話を繋ぎながら一緒に勉強し、わからないところは何度も質問していました。また、立島の勉強量は凄まじく、エナジードリンクを飲みながら言葉通り吐くまで勉強をしていた彼を間近でみていて、これは負けていられないと刺激を受け、何度も挫けそうになりながらもテスト勉強に励みました。他にも、学年トップクラスで成績の良かった小島佑太やなんだかんだ成績の良かった大塚丞が同期にいた事も大きく、なるべく離されないように必死に喰らいついて勉強していました。(同じく同期の郷の成績については諸事情により割愛させていただきます。)  そんな努力がなんとか身を結び、第一志望であった法学部政治学科に滑り込みで進学する事ができ、無事大学では数字を見ることが無くなりました。そして、同学科に進学した立島や3年MG西と共 に一緒の授業をとり、三人揃っていつも授業を受けています。

 また、今年から入った東アジア国際政治を専攻とするゼミの活動内容が、毎週一冊文献を読み、それに対して2000字の書評レポートを提出するというもので、とんでもないゼミに入ってしまったとかなり後悔しているところです。(現在もこのダイアリーを書いてる裏で2000字のレポートの提出が2日後に迫っています。)ただ、途中で投げ出したりする事がとても嫌いな性格なので、「可もなく不可もなく」ですが、なんとか粘って4年の最後の卒論まで書き上げたいと思っています。本当にゼミを辞める事なく卒論を最後まで書き終えたかどうかは、来年度のダイアリーで答え合わせができたらと思います。ご期待ください。 長くなりましたが、今回のダイアリーはこの辺で締させていただきます。最後までお付き合い頂きあり がとうございました。


 次のダイアリーは、1年FWの渡邉祐助です。彼を一言で表すならば、「生意気なクソガキ」でしょう。 彼をこんなにもスッキリと表現できる言葉は他に見当たりません。時折見られる人を舐めたような発 言や態度に対して、皆殺意を抑えるのに必死だと思います。体育会への入部を機に、是非ともその 態度を改め、可愛げのある後輩へと生まれ変わり、我々の出身校である普通部、塾高の教育が間違っていなかったことを証明してください。それでは、渡邉よろしく!