留学報告書の先輩に出願の相談してみよう!と思っているそこの貴方へ | 慶應-ブラウン交換留学日記

慶應-ブラウン交換留学日記

慶應義塾大学から米国のブラウン大学に来ている者です。日常を記録していきます。
お問い合わせはkeio.brown2018@gmail.comまで(アットマークは半角に直してください)。

お久しぶりです、まだアラサーにはなっていないおにおんです。

 

最近全くブログ更新してませんでしたけど、留学終えてから3年以上経ったから許してくだちい。

そしてなんと!その間に修士号取りましたパチパチパチパチ\(^o^)/

しかし社会不適合者なので就活はせずにそのまま博士課程にいます。今んとこ研究たのちい。

 

というわけで学部からもう相当かけ離れた所に行ってしまったわけですが、どういうことか未だによく交換留学に行きたい学部1, 2年生から相談が来ますと。別に俺は文句ないけど、もっと若い人の方が的確なこと言えるんじゃないか…?と毎回一抹の不安を抱いています(但しブラウンに行った理工系の人はここ8年で俺しかいないはずだからそれ目当てなら直ぐに納得いく)。

まあ以上を踏まえて俺でもいいなら(お人好しすぎてすぐに騙されそうと周りに心配されてるような人間なので)喜んで対応しますが。

 

 

んで後輩からの相談メールを受け取って4年目?なおにおんですが、これを使って「どうやって先輩に連絡とればいいの?」っていうある程度需要のありそうな疑問に答えられるんじゃないかと思い久しぶりに記事を書こうと思った次第です。尚今年の出願締め切りは昨日だったらしい。もっと早く書けば閲覧数稼げた役に立てた。来年度出願する人は是非参考にしてくださいってことで。

 

 

ごちゃごちゃ言うよりもまずは模擬メールを書いてみます。自分が受け取っても「対応楽~!」と思えるような構成を意識しました。

 

設定は:

・自分の所属は慶應理工2年生

・自分の志望校はブラウン

・送信先の先輩は慶應在学生或いは卒業生(理工学部とは限らない)

・先輩はブラウンへの留学経験あり

・先輩とは面識なし

 

※おにおんの日本語力は褒められるようなものではないため、以下のメールの言い回しのコピペはお勧めはできません。自分で最適だと思う表現を使ってメールを書いてください。

 

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××様

 

初めまして、慶應理工学部2年生のおにおんと申します。

私は今慶應の交換留学でブラウン大学に出願することを考えています××様がブラウンに留学していたことを留学報告書で拝見し、相談に乗っていただけないかと思い連絡させていただきました。

具体的にはブラウンの校風・学習環境や日常生活、またそれらを考慮した志望理由書の書き方についてお聞きしたいと考えています。

もしメールよりもzoom等でお話しする方が楽でしたら、そちらでも構いません

お忙しいところ突然大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いします。

 

おにおん

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重要な構成要素は以下の4つかと。

 

①自己紹介

初対面の相手にメールを送るわけなので自分が何者なのかは説明しましょう。得体の知れない人に返信するの怖い。

また、先輩に「留学についての相談なら他の人でもええやろ、なんでわざわざ俺なんや」って思われると返信意欲が下がると思われます。特におにおんみたいに留学終了後時間が経っているような人だと尚更。そのため、先輩と共通項がある場合(e.g. 所属学部が同じ、志望校が同じ)はそれを書きましょう。先輩も「あーだから私に連絡してきたのね」と納得いきやすいです。

ちなみに過去には履歴書を送ってくれた後輩もいました。そこまで用意しなくても問題ないはずですが…

 

②先輩の連絡先を知った経緯・連絡を取ったきっかけ

いきなり見ず知らずの相手からメールが来た時「お前俺の個人情報どこで手に入れたんや」ってなるかもしれないので、不審に思われないためにも連絡先の入手方法は説明しましょう。大抵の場合は留学報告書からメールアドレスを見つけているとおもいますが、それでも一言あると安心です。

ここでもやっぱり「何故わざわざ自分がこいつを助けなきゃいけないのか」を納得してもらうために、先輩が自分にとって役立ちそうな理由は明記しましょう。

 

③具体的な相談内容

ただ「助けて」って言われてもこちらはどう対応すればいいのかが全く想像つかないので、ある程度希望を言ってくれると嬉しいです。相談内容によって対応可能かどうかを判断できるケースもあるので。

おにおんがこれまで見てきたケースでは、主に

・初回のメールでは相談内容の概要だけ伝えて、具体的な話は2回目以降にする

・初回のメールで早速具体的な質問をする

の2パターンがありましたが、どっちでもいい気がします。ただ初回から質問が多すぎると場合によっては返信に時間がかかるかもしれない。

そしてしつこいですが、これも誰でも答えられるような内容を書くだけでなく、その先輩に助けを仰ぐ必然性を分かりやすくしましょう。

 

④自分が対応可能な/希望するコミュニケーション形態

メールで連絡をするわけだからデフォルトではメールのやり取りでのコミュニケーションをとることになると思いますが、他の方法でも可能/他の方法がいいなら明記しましょう。先輩にしてもオプションが複数あったところで困らないはずです。

ちなみにおにおんはメールでのやり取りが面倒な人なので、後輩に言われなくても基本的にこちらからzoomを提案しています。

 

 

ちなみにどのくらい丁寧な言葉を使うのが適切なのかは分かりません。僕はほぼタメみたいな文体でも正直気にしませんが、馴れ馴れしすぎると気分を害する人も存在します。まあ丁寧すぎてダメなことはないでしょう、としか。

 

 

そして最後に強調したいのは、先輩から返信が来ないのは当たり前ということです。

 

後輩の相談に乗ったり志願書を添削したところで我々には一銭も金が入らないので、ぶっちゃけ慈善事業です(報酬をくれる人がいたら是非積極的に連絡ください、やる気満々でお手伝いします)。言ってしまえば対応する義務はないわけで。そんな中依頼が来ても、忙しい人は忙しいのでわざわざ返信しない可能性があります。

また、他の外的な理由で返信が来ない例もあります。例えば以前このブログでレストランを紹介しただけで消えたみゆは、留学報告書に載せたメールを確認していなくて俺から言わない限り後輩から連絡が来ても全く気付かないらしい。

 

何が言いたいかというと最低限のエチケットを守ってさえいれば、返信が来なくても気にすることないです。

そして運良く返信が来たら意義のある相談をしてください(当たり前)。